わた モテ 映画。 『わたモテ』喪160:モテないし謹慎最終日 いい最終回だった…(感動)

『わたモテ』喪171 あらすじとネタバレ感想~ドキっ!?女子高生だらけの夏合宿(主に勉強)

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[スポンサーリンク] 喪171【モテないし夏合宿】 智子の母に送ってもらい、集合場所へと辿り着いた智子、琴美、優の三人。 そこには既に見知った顔がある程度集まっていました。 視界に入ったゆりの近くに真子が見当たらず、 ゆりに来なかったんだと確認する智子。 その横で琴美と優はいつも勉強会をしている光に声を掛けます。 優の様子に心配する光。 彼女は明るく答えますが明らかにダメそうだ。 『わたモテ』喪171より 以前顔見知りになったゆりも続いて優に挨拶をしますが、 その異様さに疑問しか浮かびません。 その様子を見ながらやって来たのは笑美莉。 いつか見た、髪型の似ている優の参加に驚きを禁じ得ない。 『わたモテ』喪171より そして参加者全員が揃い、点呼。 案内役に導かれるままバスに乗り込み移動となりました。 バスに乗ってしおりを受け取る。 修学旅行みたいだと少しテンションの上がる智子でしたが、 その内容はそんな旅行とはかけ離れていて。 『わたモテ』喪171より しかし過酷ではあるが少し楽しみでもある。 何故ならマンガの合宿と言えば学力アップイベント、 自分もそれにあやかろうと考える智子なのでした。 会場に着くと、部屋に荷物を置いてまた集合するように指示。 その通りに各自部屋に向かう。 『わたモテ』喪171より 優、ゆり、明日香、笑美莉とも違う部屋となった智子は 渡されたカードキーを自分の部屋に通す。 隣の部屋に入る琴美と光を横目に部屋に入ると、 そこには明日香の友人である風夏と美保の二人。 『わたモテ』喪171より 前回の勉強会で面識はありながらも、 胸好きで智子を覚えている美保。 苦笑いで答える智子に対し、 風夏は胸だけではないと心中ツッコミを入れます。 部屋の人間が全員来たので、ベッドをどうするか話をする美保。 そんな中智子は彼女の太ももと、 その先の見えそうで見えない所が気になって仕方ない。 と、その目線に気づいた美保は その下は下着ではないとめくって見せつけます。 『わたモテ』喪171より 驚いて挙動不審になる智子。 そのリアクションが面白く、美保は智子をあだ名で呼ぶ程に気に入った様子。 『わたモテ』喪171より しかしこうやってネタにしてくれるのはありがたい。 こんな風にノリが良いからオタクもギャルに勘違いするのだろうと、 智子は一人考えます。 『わたモテ』喪171より で、集合する為部屋の外へ。 大体の部屋の割り振りが見えてきました。 『わたモテ』喪171より しかしバスが数台あったが何人が参加しているのか。 着いた開会式会場には数えきれないほどの人の数。 前方で説明が続く中、余りの人の多さに落ち着かない智子。 『わたモテ』喪171より 事前の志望大学アンケートと学力テストによって行われたクラス分けに従いまた移動。 向かった先、私大文系Cクラスには智子の他、 優と風夏、美保がいました。 Cクラスでは基礎学力をとにかく上げる授業を行う。 そんな事を言う講師の話を他所に、 智子は優と同じクラスであることのショックを隠し切れません。 『わたモテ』喪171より そして、逆に智子と同じクラスで喜びに満ち溢れる優。 何とかいつもの自分に戻ることが出来たようです。 『わたモテ』喪171より 2日目の最後に実力テストを行い、 問題がなければBクラスにランクアップ。 スポーツ漫画の部活のようなシステムに辟易するも、 とにかくゆりや笑美莉のいるランクアップを目指すことに。 それもそうとして、智子が気になったのは風夏。 またも失礼な想像を脳内で巡らせます。 『わたモテ』喪171より 本人も本人でCクラスというのは堪えている様で、 明日香がAクラスという事もあり気合は十分に入っている様子。 最近の勉強不足を智子の所為と考えている彼女は、 同室という事もありしっかり探ろうと心に決めるのでした。 『わたモテ』喪171より 授業中はとにかくうるさい講師の授業を聞き勉強。 ランクを上げる為、まじめに勉強をするしかありません。 『わたモテ』喪171より そして休憩時間、用意されたドリンクやケータリングをつまむ女子たち。 智子がゆりに授業がどうだったか尋ねると、同じように講師が煩かったようで。 ゆりからすれば何故Cに行っているのか理解出来ない。 智子としてもわざとじゃないしすぐに上がると返しますが、 笑美莉はそれが待ち遠しくて仕方ない。 『わたモテ』喪171より 智子と同じクラスになれたことでやる気が出た優。 明日香にその気持ちを伝えると更なる課題を出されそうな展開に。 『わたモテ』喪171より そこへ、美保と風夏がやってきました。 智子繋がりだと説明する中、風夏は優の胸が気になる様子。 この子も揉ませているのだろうかといらぬ想像を掻き立て、 明日香や優がその目線に気づいている事も分らぬほどに集中してしまうのでした。 『わたモテ』喪171より そしてまた授業へ。 各々自習時間の予定を考えたりしながら真面目に授業を受けます。 『わたモテ』喪171より その中で、一人黙々とペンを取るゆり。 真子もおらず、茉咲は来る訳もなく、智子もいない。 陽菜はいなくてもいいが、これなら家で勉強していれば良かったかもしれない。 そんな事を考える彼女に声をかけてきたのは、 笑美莉の友人・凪。 部屋のお風呂ではなく温泉に一緒に行こうという彼女のお誘いに少し驚きますが、 特に断る理由もなく了承するのでした。 『わたモテ』喪171より そしてその頃、私大文系Aクラスを受ける明日香。 その手元には智子の課題の見直しを考えるメモが。 『わたモテ』喪171より 彼女からしても智子のCクラスは予想外だった様で、 早急の改善が望まれる。 『わたモテ』喪171より 皆様々に考える中、合宿初日の夜は更けていくのでした。 感想 3週ぶりの『わたモテ』、 遂に合宿編がスタートです。 誘い誘われ何だかんだ知ってる顔も多くなった合宿。 智子と 加藤さん、 ゆり、 優ちゃんに こみさんに 伊藤さん、 加藤さんの友人繋がりで 夏帆と 風夏と 美保、 うっちーから 宮崎さんと かよ、 凪が参加。 凪は今回初めて名前が出たかな? 智子と気が合いそうなちょっとオタク気質な予感がするこの子です。 『わたモテ』喪152より 前回のラストで 智子からすれば 衝撃の事実を口走った 優ちゃん。 魂の抜けた白くなった姿でそのまま集合場所に登場。 誰が見てもおかしいのは明らか。 それでも明るく振る舞う彼女なのに、 加藤さん登場で小さく悲鳴を上げてるのが良いわ 笑 数日でどれだけ詰め込めばこうなってこうリアクションされるのやら。 優に対してジェネリック私っていう うっちーもなかなか。 正しく言うと貴女がジェネリック優なのよ。 というかジェネリックでもないけど。 バスに乗って合宿へ。 知った顔も多く皆でバスに乗って移動となると確かに修学旅行を思い出すのも分かる。 何事も友達と行動すると楽しいしね。 でも向かう先は地獄の合宿なんですよね。 こういうの行ったことないから具体的に分からないけども 「日に30時間の勉強という矛盾」みたいなイメージしかないわ。 『わたモテ』喪164より 塾やらでは1対1とか個人授業みたいな押しが多いのに、 こういう時にはそういうの無視なんでしょうね。 実際 智子たちのみたいに200やら300やら来たら講師足る訳ないし。 まぁこういう合宿はついてこれないやつが悪いっていう基準になるだろうから そういう考えは無いか。 で、そんな地獄へ足を踏み入れた 智子を待っていたのは、 まさかの 風夏と美保が同室という展開。 挨拶するや否や太ももを凝視する 智子さんたるやもう。 そこ突っ込まれて良い風に茶化されるなんて 美保さんもいい子ですよ。 いつもちょっと調子乗りすぎなところもありますけど、 皆に好かれてそうな子ですしね。 『わたモテ』喪166より しかしながらそれを見ている ゲス乙女こと 風夏さんの拗らせ振りがやばい。 こんな悶々としている女子高生、色んな意味でヤバいやろ。 案の定 加藤さんにも冷ややかな目で見られてるし。 むしろ 風夏さんがそういう女子だと思われていきそうな流れですな。 それはそれでウエルカムですが。 そしてついに幕が開けた合宿。 加藤さんも 智子も 優も、恐らく うっちーも同じ大学を目指す身ですから、 同じ私立文系に配属。 されましたがクラス分けに差が。 Aクラスに 加藤さん、 Bクラスに ゆりと うっちー、そして うっちーの友人たち。 Cクラスに 風夏と 美保、 優、我らが主人公・ 黒木智子。 『わたモテ』喪171より その下が有るかは分かりませんが、基礎を叩き込む!って事は恐らく最下層なんだろうな。 優ちゃんが同じクラスまで上がっているのではなく、 智子が一番下に属されたんだろうな。 風夏と 美保も。 そりゃ 智子からすればショックでしょうよ。 高校受験の時にも難易度の高さに魂が抜けていた彼女が、 今自分と同じ高さにいるんだもの。 優ちゃんからすれば嬉しいのも分かるわ。 親友と同じというのも、ランクが同じというのも。 高み Bクラス で待つ友人たちの元へ早く駆けつける事が出来るのか。 でも 智子だけ上がっちゃうとまた 優ちゃんに対する 加藤さんの課題が山盛りになって トラウマ再発な気もする。 『わたモテ』喪170より こみさんの考える事をスラスラと読んでしまう 伊藤さんや 智子のいない状態で楽しくないゆりなども描かれましたが、 そのゆりに声をかけた 凪さん、まさかのお風呂のお誘い。 これは次回温泉回待ったなしですか?そうなんですか? うっちーと 智子の件の時にも何やらそういう理解がありそうな節が有った彼女。 智子がやりたくても出来なかったであろう お風呂でのスキンシップを平然とやってしまうのかしら、 やってくれるのかしら。 そんな男子諸君の心が躍りまくりそうな展開が予想されます。 『わたモテ』喪152より というピンク色な展開になるのかと思いきや、 Aクラスにおわす 加藤さんは暗い表情。 そりゃあれだけフォローした 智子さんがCクラスとあっちゃあそうなるのも仕方ない。 前から気を抜かせてはいけないと分かってはいたけれど、 この対応で足りないなら本当に「日に30時間の勉強という矛盾」を 課せないといけないのかしらとか思ってそう。 様々な思惑が交差する?中、夜は更けていきます。 次回更新は2月20日。 男子諸君お楽しみの温泉回となるか、 それとも 加藤さんの個人授業が始まるのか、 字面だけ見るとどちらも楽しそうですが後者は地獄以上の地獄な予感 笑.

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『死因:わたモテ 喪157』〜谷川ニコに魂を持っていかれたとき〜

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あなた。 呼吸、できていますか。 できていませんよね、可哀想ですね。 人生、味わえていますか。 味わえていないですよね、哀れですね。 私にはその理由がわかります。 あなたは、喪157を読んでしまったから、ですね。 本当にこの度は残念なことでした。 現実はもう諦めなさい。 とっとと裏の世界に来て、私とお友達になりましょう。 私は物語を取り込んで代謝して生きておる、醜くも必死な生き物であるわけだが、とりわけ"わたモテ"という永遠の黄金郷を見出してからは、現世の無価値感にほとほと呆れて過ごしておる。 きっとお前らもそうだろうと想像する。 なぁ、社会ってなんなんだろうな? なぁ、映画でも小説でも漫画でも、何でもいい。 優れて新しい物語に触れたときに、"持っていかれる"という、『鋼の錬金術師』ばりに、魂や肉体を奪い取られる体験をしたことがあるのではないか、あなたは? 私はある。 というか、私はそのために物語を貪り食っていると言っても過言では無いだろう。 しかし、そんな体験は稀である。 どれだけ大金を積んだとしても、等価交換できる代物ではない。 運命と根気の問題なのだ。 そして、そんな体験を得られたとき、自分が本当に生きていると、実感できたとき、それこそが、幸せ、なのではないか? そう思うだろう? お前は。 私は、この木曜日正午に、わたモテに"持っていかれた"。 魂を連れて行かれた。 それは幸福な体験だった。 お前も? 本当に私は今週のわたモテに感動した。 本当に感動したのだ。 そうもちろん、純粋にプロットが優れていたというのもあるが、それだけではないのである。 根本的には、作者である谷川ニコの姿勢・心意気・態度に心を動かされたからこそ、感動したのである。 これを私は講じたい。 小一時間、他ならぬお前の周囲に影分身して取り囲み、気持ちよくなる物質 合法 を押し付けながら講じ倒したい、そう思いながら私は、「祝喪157更新打ち上げ」後の二日酔いのフラフラの頭でこの記事を書こうと思い立ったわけである。 お前は真剣にわたモテに向き合っているか? 私は命を賭けている。 喪157「モテないし謹慎するってよ」。 もちろん、『桐島、部活やめるってよ』の軽いオマージュである。 中心人物の不在の錯綜・混乱と、そのあさっての収束を描いた、かの有名作を意識した作劇であったわけである。 まぁ今回の話では収束までは描かれていないので、あくまで軽いオマージュと思われるが。 で、この展開、つまり、「もこっちの不在」が作劇されるであろうことは、前回の話のオチから、まぁまぁ予想されていたらしい。 聞いているか。 私はお前らのことを言っている。 敬虔なワタモティストであるお前らは、まずまずこの展開を大雑把ながらも予想していたはずだ。 ・・・が、しかし。 ここまでと思っていたか?お前らは。 「もこっちの不在」から引き出された、これまでに溜まりに溜まった位置エネルギーの爆発性を、予想していたのか?と問いたい、お前らに。 修学旅行以降、もこっちを中心に錯綜に錯綜を重ねた群像が、とてつもないパワーをしこたま溜め込んでいたことを気付かせる、この作劇の偉大さを、予想していたのか?お前らは。 私は、私は、予想していなかッたッッ。 射程の外から致命的な攻撃を受けたッッ。 脳味噌は生搾りグレープフルーツのごとく、グチャグチャに搾り取られたッッッ。 5月23日午前11時35分、脳汁を撒き散らしたッッ、職場の、床に。。。 アーメン。 死因:喪157 さて、もこっちの不在の話はこれまで全く無かった。 わたモテという作品は、近頃群像劇が描かれるようになっていたとは言え、あくまで、もこっちが主人公であり、もこっちという愛すべきキャラクターが執拗に描かれ続けていた物語だったわけである。 ところが今回は、徹底的にもこっちが排除され、もこっち以外のキャラクターが右往左往している。 本当に右往左往している。 その、彼女の不在の大きさが、哀しいほどに伝わるくらい、右往左往している・・・ゆりちゃん、ネモ、加藤さん、うっちー・・・。 私が言いたいことなぞ、賢明なお前らは分かりきっていると思うが、それでも言わせて欲しい。 もこっちの巨大なる不在の表現こそが、逆説的に、もこっちの存在の巨大さを示しているのである、と。 もこっちは、いつの間にか、巨大なる存在になっていたのだと。。。 もこっちの不在という、わたモテ史上、前代未聞の作劇が、これ以上なく効果的で、かつこれ以外の演出が想像できない、すなわち唯一にして最大なる表現方法であり、まるで巨人の小さな小さな急所に、キリキリに研ぎ澄まされたレイピアで致命の刺撃を貫くような・・・そんな究極のワザマエを、目の前で、この令和の始まりに、まざまざと見せつけられた、その甚大なる感動を! 私は味わったのである! 何回でも同じことを言いたい。 今回繰り出された、このアクロバティックな手法は、実際受けてみると、まさにこれ以外の手法は存在し得ないと思わされるわけである。 決して正攻法では無いと思われたのに、実際には裏返って、正攻法としか思えなくなってしまった。 その点に本当に私は感動した。 考えてみて欲しい。 昨今のわたモテは、第二次ブームが明らかに到来している。 最新刊のkindleのランキングも 1位を獲得していた。 某掲示板の勢いも日に日に増しているという。 twitterで わたモテと検索をかけてみれば、いついかなる時も、お前らの魂の叫びが迸っている。 原画展も大盛況だった。 凡百の漫画であれば、かように人気を博した時、どのような行動を取るだろうか? そう、凡百の漫画であれば、"守る"。 時に本能的に、時に戦略的に、人間は、その勢いを失わせないために、"守る"・・・。 その正しさを我々は否定することはできない・・・。 しかし、見よ。 わたモテを。 谷川ニコを。 今回の誠に勇敢なる作劇を。 わたモテは、谷川ニコは、完全に""攻め""ているッッッ!!! そしてそれは完全なる成功を収めているッッッ!!! 谷川ニコの、この攻めの姿勢と、その手法の完璧なる成功に、私は猛烈に感動した。 だから私は、向こう側に持っていかれた。 このことを伝えたかった。 今回は細かい考察は特に書かない。 twitterで わたモテを追えば、アノニマスなお前らの粒ぞろいの考察がバンバン出てくる。 それで十分だろう。 今後のわたモテの展開は、きっとますます凄いことになるだろう。 私が見る限り、3-5の登場人物に、のっぺらぼうのモブキャラは一人もいない。 これはもしかすると、最終的にはクラスメイト全員の群像劇を描くという、途方もないことに、谷川ニコが挑戦しようとしている、その意志の表れなのではないか、とも思っている。 次にわたモテはどこに私を"持っていって"くれるのか? 今後も生存を続けるのが楽しみでしょうがない今日この頃である。 --------------------------------------------------------- ところで、先日のわたモテ原画展に、敬虔なるワタモティストたるお前らは、無論参加したであろうことを、私は知っている。 もちろん私もキンキチホからエンヤコラ参戦した。 「ブックマーク浅草橋」で目にしたのは奇跡であった。 谷川ニコという、純粋で真摯な作家の魂の息吹を、確かに私は感じた。 1コマ1コマに、情念が宿っていた。 この作家は、本当に真面目なのだろうと思った。 サイン本の絵を見ても、ここまで丁寧に描くか? と思えるくらいに、サービス精神に満ち溢れた、ひとつひとつ時間をかけたのであろう、美しいイラストだった 私は当選していないので、ネットに上がっていた写真を見ただけだが。 雑な仕事はしない。 谷川ニコもまた、作品に魂を注いでいるのであろうことを強く感じた。 我々は谷川ニコを、守護らねばならない。

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漫画の話~『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』喪177(後編)の感想~#わたもて #わたモテ #私モテ:ニーサンの○○について語ってみよう!

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あなた。 呼吸、できていますか。 できていませんよね、可哀想ですね。 人生、味わえていますか。 味わえていないですよね、哀れですね。 私にはその理由がわかります。 あなたは、喪157を読んでしまったから、ですね。 本当にこの度は残念なことでした。 現実はもう諦めなさい。 とっとと裏の世界に来て、私とお友達になりましょう。 私は物語を取り込んで代謝して生きておる、醜くも必死な生き物であるわけだが、とりわけ"わたモテ"という永遠の黄金郷を見出してからは、現世の無価値感にほとほと呆れて過ごしておる。 きっとお前らもそうだろうと想像する。 なぁ、社会ってなんなんだろうな? なぁ、映画でも小説でも漫画でも、何でもいい。 優れて新しい物語に触れたときに、"持っていかれる"という、『鋼の錬金術師』ばりに、魂や肉体を奪い取られる体験をしたことがあるのではないか、あなたは? 私はある。 というか、私はそのために物語を貪り食っていると言っても過言では無いだろう。 しかし、そんな体験は稀である。 どれだけ大金を積んだとしても、等価交換できる代物ではない。 運命と根気の問題なのだ。 そして、そんな体験を得られたとき、自分が本当に生きていると、実感できたとき、それこそが、幸せ、なのではないか? そう思うだろう? お前は。 私は、この木曜日正午に、わたモテに"持っていかれた"。 魂を連れて行かれた。 それは幸福な体験だった。 お前も? 本当に私は今週のわたモテに感動した。 本当に感動したのだ。 そうもちろん、純粋にプロットが優れていたというのもあるが、それだけではないのである。 根本的には、作者である谷川ニコの姿勢・心意気・態度に心を動かされたからこそ、感動したのである。 これを私は講じたい。 小一時間、他ならぬお前の周囲に影分身して取り囲み、気持ちよくなる物質 合法 を押し付けながら講じ倒したい、そう思いながら私は、「祝喪157更新打ち上げ」後の二日酔いのフラフラの頭でこの記事を書こうと思い立ったわけである。 お前は真剣にわたモテに向き合っているか? 私は命を賭けている。 喪157「モテないし謹慎するってよ」。 もちろん、『桐島、部活やめるってよ』の軽いオマージュである。 中心人物の不在の錯綜・混乱と、そのあさっての収束を描いた、かの有名作を意識した作劇であったわけである。 まぁ今回の話では収束までは描かれていないので、あくまで軽いオマージュと思われるが。 で、この展開、つまり、「もこっちの不在」が作劇されるであろうことは、前回の話のオチから、まぁまぁ予想されていたらしい。 聞いているか。 私はお前らのことを言っている。 敬虔なワタモティストであるお前らは、まずまずこの展開を大雑把ながらも予想していたはずだ。 ・・・が、しかし。 ここまでと思っていたか?お前らは。 「もこっちの不在」から引き出された、これまでに溜まりに溜まった位置エネルギーの爆発性を、予想していたのか?と問いたい、お前らに。 修学旅行以降、もこっちを中心に錯綜に錯綜を重ねた群像が、とてつもないパワーをしこたま溜め込んでいたことを気付かせる、この作劇の偉大さを、予想していたのか?お前らは。 私は、私は、予想していなかッたッッ。 射程の外から致命的な攻撃を受けたッッ。 脳味噌は生搾りグレープフルーツのごとく、グチャグチャに搾り取られたッッッ。 5月23日午前11時35分、脳汁を撒き散らしたッッ、職場の、床に。。。 アーメン。 死因:喪157 さて、もこっちの不在の話はこれまで全く無かった。 わたモテという作品は、近頃群像劇が描かれるようになっていたとは言え、あくまで、もこっちが主人公であり、もこっちという愛すべきキャラクターが執拗に描かれ続けていた物語だったわけである。 ところが今回は、徹底的にもこっちが排除され、もこっち以外のキャラクターが右往左往している。 本当に右往左往している。 その、彼女の不在の大きさが、哀しいほどに伝わるくらい、右往左往している・・・ゆりちゃん、ネモ、加藤さん、うっちー・・・。 私が言いたいことなぞ、賢明なお前らは分かりきっていると思うが、それでも言わせて欲しい。 もこっちの巨大なる不在の表現こそが、逆説的に、もこっちの存在の巨大さを示しているのである、と。 もこっちは、いつの間にか、巨大なる存在になっていたのだと。。。 もこっちの不在という、わたモテ史上、前代未聞の作劇が、これ以上なく効果的で、かつこれ以外の演出が想像できない、すなわち唯一にして最大なる表現方法であり、まるで巨人の小さな小さな急所に、キリキリに研ぎ澄まされたレイピアで致命の刺撃を貫くような・・・そんな究極のワザマエを、目の前で、この令和の始まりに、まざまざと見せつけられた、その甚大なる感動を! 私は味わったのである! 何回でも同じことを言いたい。 今回繰り出された、このアクロバティックな手法は、実際受けてみると、まさにこれ以外の手法は存在し得ないと思わされるわけである。 決して正攻法では無いと思われたのに、実際には裏返って、正攻法としか思えなくなってしまった。 その点に本当に私は感動した。 考えてみて欲しい。 昨今のわたモテは、第二次ブームが明らかに到来している。 最新刊のkindleのランキングも 1位を獲得していた。 某掲示板の勢いも日に日に増しているという。 twitterで わたモテと検索をかけてみれば、いついかなる時も、お前らの魂の叫びが迸っている。 原画展も大盛況だった。 凡百の漫画であれば、かように人気を博した時、どのような行動を取るだろうか? そう、凡百の漫画であれば、"守る"。 時に本能的に、時に戦略的に、人間は、その勢いを失わせないために、"守る"・・・。 その正しさを我々は否定することはできない・・・。 しかし、見よ。 わたモテを。 谷川ニコを。 今回の誠に勇敢なる作劇を。 わたモテは、谷川ニコは、完全に""攻め""ているッッッ!!! そしてそれは完全なる成功を収めているッッッ!!! 谷川ニコの、この攻めの姿勢と、その手法の完璧なる成功に、私は猛烈に感動した。 だから私は、向こう側に持っていかれた。 このことを伝えたかった。 今回は細かい考察は特に書かない。 twitterで わたモテを追えば、アノニマスなお前らの粒ぞろいの考察がバンバン出てくる。 それで十分だろう。 今後のわたモテの展開は、きっとますます凄いことになるだろう。 私が見る限り、3-5の登場人物に、のっぺらぼうのモブキャラは一人もいない。 これはもしかすると、最終的にはクラスメイト全員の群像劇を描くという、途方もないことに、谷川ニコが挑戦しようとしている、その意志の表れなのではないか、とも思っている。 次にわたモテはどこに私を"持っていって"くれるのか? 今後も生存を続けるのが楽しみでしょうがない今日この頃である。 --------------------------------------------------------- ところで、先日のわたモテ原画展に、敬虔なるワタモティストたるお前らは、無論参加したであろうことを、私は知っている。 もちろん私もキンキチホからエンヤコラ参戦した。 「ブックマーク浅草橋」で目にしたのは奇跡であった。 谷川ニコという、純粋で真摯な作家の魂の息吹を、確かに私は感じた。 1コマ1コマに、情念が宿っていた。 この作家は、本当に真面目なのだろうと思った。 サイン本の絵を見ても、ここまで丁寧に描くか? と思えるくらいに、サービス精神に満ち溢れた、ひとつひとつ時間をかけたのであろう、美しいイラストだった 私は当選していないので、ネットに上がっていた写真を見ただけだが。 雑な仕事はしない。 谷川ニコもまた、作品に魂を注いでいるのであろうことを強く感じた。 我々は谷川ニコを、守護らねばならない。

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