太宰 治 と 3 人 の 女 たち。 映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』感想~意外にも大ヒット!

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」は無料動画をフル視聴できる配信サイト。huluやnetflix、PandoraやDaiymotionで観れる?

太宰 治 と 3 人 の 女 たち

久しぶりに邦画の鑑賞を楽しんできました。 作品タイトルは 『人間失格 太宰治と3人の女たち』。 蜷川実花監督の作品です。 蜷川実花監督が語る、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』 — 家庭画報編集部 KATEIGAHO 蜷川実花監督は、写真家(演出家の故・蜷川幸雄さんの長女です) 原色を使った独特の色彩感覚や五感を刺激する彼女の世界に魅了されてきました。 『さくらん』『ヘルター・スケルター』につづいて今回もチェック。 初日に行ってきました。 天才作家・太宰治と彼を取り巻く3人の女性のスキャンダラスな関係を映画化した今作 『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、構想に7年を費やしたとか。 【四柱推命*自習ブログ】の主です。 当然ながら、事前に太宰治の命式を出して、ざっと目を通してから映画館へ足を運びました。 太宰治の命式の特長は以下のとおり。 頭脳の切れる【庚戌】• 宿命大半会• 主星:印綬• 自星:偏印 Contents• 太宰治の五行バランスを作ってみた 3人の女性たちは、太宰の五行バランスチャートのどの五行を刺激する存在だったのか? これを知りたくなって、帰宅して調べてみました。 以下が、その五行バランスチャートです。 太宰治さん本人の日主は【庚 (かのえ)】。 この太宰治の五行バランスと「3人の女たち」の関わり方を、見事なほどわかりやすく表していたのが、映画館の入口に立てられていた3枚ボード。 こちらです。 まずは3枚をご覧ください。 こちらのパネルは、四柱推命(五行思想)について多少知識があると、かなり味わい深い構図として感じられます。 太宰の五行バランスそのものなのです。 3人の女性、それぞれの命式とともにご覧いただきます。 太田静子さん(沢尻エリカさん) 太宰の 【比劫】を刺激する、いわゆる〝同志〟 太田静子さん(沢尻エリカさん)。 太田静子さんは、大ベストセラー『斜陽』のモチーフになった女性です。 太宰の 【比劫】を刺激する、いわゆる〝同志〟の存在。 ふたりの命式のパワーバランスもほぼ対等。 『斜陽』出版後、静子さんは「自分も名前も載せて共著にしてほしい」と太宰に申し出るほど。 正妻の津島美知子さん(宮沢りえさん) つづいて 正妻の津島美知子さん(宮沢りえさん) 美知子さんの日干支は 【丙午 (ひのえうま) 】 太宰の五行バランスの 【官】を刺激する存在です。 【官】は、秩序、ルール、役割を示す星。 実際、美知子さんは太宰と結婚して、三人の子供を設けました。 ものすごく強い運(エネルギー)を抱えていた女性だったことがわかります。 太宰は、ただただ美知子さんに褒めてもらいたかった人だったようです。 太宰本人が不在の場面で、美知子さんが太宰の才能を子供に向かって褒めて聞かせてるシーンがあります。 彼女の言葉は太宰にはついぞ届きませんでした。 プレッシャー【官】と 褒める【印】のバランス。 これが大切だということを五行バランスがおしえてくれています。 山崎富栄さん(二階堂ふみさん) 太宰の五行バランスで、この「太宰を包む」役割を担っていたのが、太宰の最後の愛人、 山崎富栄さん(二階堂ふみさん)です。 太宰の五行バランスは 【比劫】と 【印】が強いのが特長です。 太宰の五行バランスの 【印】を刺激しているのが二階堂ふみさん演じる山崎富栄さんでした。 【印】は知性の星ですが、これが悪く発揮されると〝妄想に呑み込まれること〟を意味します。 太宰の五行バランスは 【印】が強く、ある種 〝妄想〟のかたまりです(作家ですから) ここに 山崎富栄さんの「土」の五行が刺激して、太宰の〝妄想〟をより強固にしてしまう関係に。 山崎富栄さんは、烈しい〝恋愛妄想〟で、太宰を入水自殺に導いたファム・ファタール(運命の女)。 二階堂ふみさんの、朦朧としながらも太宰との関係に光を見いだそうとする眼差しの演技。 その一途さには、十分過ぎるほど迫力がありました。 三人の女性に共通しているのは? 太宰治さん、津島美知子さん、太田静子さん、山崎富栄さんの三柱で出した命式と、パラメーターを並べてみました。 するとおもしろい発見も! 三人の女性に共通しているのは 【知性の星:印】が無いこと。 三人の女性は、自分の五行に欠けている【印星】を太宰治との関わりのなかで補おうとしていた様子が見て取れます。 山崎富栄さんは、 負けず嫌いの【比肩】が2つ。 プライベートや家庭運を表す日主には責任感と行動力の星 【偏官】。 これを、太宰の最晩年を看取ることになった史実と重ねて読みたくなります。 大運とは、10年周期で巡る社会運のこと。 こちらが、太宰治の大運表です。 三人の女性が登場した時期は、35歳〜45歳の10年。 35歳〜45歳の10年間の太宰の大運の特長は ものすごくパワフルに行動する時期で(偏官)、ミラクルも起こるが、運気の安定感に欠ける(絶)というもの。 実際、この時期は、作品は大ヒットし、太宰治は大作家への道を邁進。 文豪・志賀直哉との対立など、アグレッシブに行動したことでも知られています。 大運干支には、正妻・美知子さんの日主【丙】が入っています。 美知子さんが太宰の大運を支えていた、と読みたいところです。 しかし、二人の女性(愛人)の発覚や、多額の税金が未納だった件など、美知子さんはついに愛想を尽かしました。 この作品を自分なりに解釈すると? ドロドロとした関係が描かれていますが、見終わったあとの爽快感は、蜷川実花監督ならでは! 途中、思わず吹き出しそうになるシーンも2、3ありました。 この作品をわたしなりに解釈すると 〝太宰治〟という一人の男をテコにして、三人三様の妄想(理想世界)を生きぬいて、自己救済、自己解放にいたる女たちの物語 こんなふうに表現できるでしょうか。 もっとも鮮やかだったのは、津島美知子さん役の宮沢りえさんのラストシーン。 澄みきった青空のようなコバルトブルーの着物姿。 洗濯物を干しながら(太宰の死の深層に迫ろうと)自宅に押し寄せたマスコミ陣に笑顔で対応するシーン… 太宰治という巨大な〝闇〟から解放され、自由の身になった晴れやかな姿は圧巻でした。 蜷川実花監督は、全力で生きぬく女性の美しさも醜さをも描いて、アッパレな人生をスクリーンで魅せてくれます。 そして、四柱推命を使った映画鑑賞の楽しみ方も見つけました。 これを書いているくるみさんってどんな人?.

次の

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」は無料動画をフル視聴できる配信サイト。huluやnetflix、PandoraやDaiymotionで観れる?

太宰 治 と 3 人 の 女 たち

解説 小栗旬が文豪・太宰治を演じ、小説「人間失格」の誕生秘話を、太宰を取り巻く3人の女性たちとの関係とともに描いたオリジナル作品。 「ヘルタースケルター」「Diner ダイナー」の蜷川実花がメガホンをとり、脚本を「紙の月」の早船歌江子が手がけた。 1964年、人気作家として活躍していた太宰治は、身重の妻・美知子と2人の子どもがいながら、自分の支持者である静子と関係を持ち、彼女がつけていた日記をもとに「斜陽」を生み出す。 そんなある日、未帰還の夫を待つ身の美容師・富栄と知り合った太宰は、彼女との関係にも溺れていく。 身体は結核に蝕まれ、酒と女に溺れる自堕落な生活を続ける太宰を、妻の美知子は忍耐強く支え、やがて彼女の言葉が太宰を「人間失格」執筆へと駆り立てていく。 太宰を取り巻く3人の女たちを演じるのは、正妻・美知子役の宮沢りえ、静子役の沢尻エリカ、富栄役の二階堂ふみ。 そのほか坂口安吾役の藤原竜也、三島由紀夫役の高良健吾、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史ら豪華キャストが集う。 ビビッドで極彩の色使い、知性よりも感覚に訴えるスキャンダラスな作風は、写真家としてのスキルと女性ならではセンスを十分に活かしたもので、昨今の邦画界において貴重な存在であるのは間違いない。 「さくらん」「ヘルタースケルター」は女性の美や性を扱う漫画が原作、「Diner ダイナー」は平山夢明による原作小説で殺し屋たちの話。 エロスや暴力、狂気の視覚化で持ち味を発揮できたが、今作は太宰治の小説「人間失格」が題材。 蜷川監督は自身の得意のテリトリーに寄せるべく、3人の女性との関わりを軸に作家の創作に迫ろうとしたのだろう。 時代の寵児であり放蕩生活を送った太宰の半生がカラフルに活写された反面、孤独な魂や創作の苦しみに迫る深み、純文学らしい耽美的な味わいという点で弱い。 豪華な俳優陣は健闘したと思うが。 見るにあたり良くない前評判情報が入っていたので あまり期待しないで見たせいか 時代的にここまで細かな装飾・演出はやりすぎで 時代感にそぐわないのではないかと感じました。 しかし太宰治の半生のドラマティックな一面を 主演の小栗旬をはじめ実力派なキャスト陣や なによりその細かなセット刺激的な演出が より過激で刺激的な人生に彩っていた。 偉人の人生を取り扱う作品は難しさがあると感じている。 まずその人の人生がドラマティックであることが必要だ。 あまり取り扱えるネタが少ないと映画として面白くならず、 かと言ってオリジナル脚本だとこの人はこんなことしてないと言われてしまう。 そんな中この作品は太宰治の人生・文学のすべてを 取り扱ってはいないが過激な一麺を切り取り そのストーリーに蜷川美花監督の作風・感性・演出が噛み合った印象でした。 けど太宰治ファンが反感を持ってしまうのは 少しわかります。 個人的にはとても良かったです。 見た甲斐がありました。 天才ベストセラー作家、太宰治。 身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら、恋の噂が絶えず、さらには自殺未遂を繰り返すという破天荒な生活を送っている。 弟子でもある作家志望の静子と、未亡人の富栄。 ふたりの愛人と正妻をめぐるストーリー。 病気を患ってるのにも関わらず酒を飲み、タバコを吸う。 さらに女性と遊んでは子供を作り、家に帰らない。 すべてが緩やかな自殺をしてるかのような行動で、自己破滅的な生き方が描かれる。 それに蜷川実花の極彩色で、花が多様される映像が結びつく。 結果として…正直なところ何も心に残らない。 太宰という人間の弱さや、ダメな部分ががよくわかっただけで、テーマがピンとこない。 蜷川実花独特の表現も必要性を感じない。 邦画にありがちな俳優ボソボソ喋ってればそれっぽく見える感じも気に入らない。 小栗旬が何言ってるかわからない部分が多々あった。 女性陣の中でも宮沢りえがさすが、と感じる。 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. 「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」 C 2018 Danger House Holding Co. , LLC. All rights reserved. 「ANNA アナ」 C 2019 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 「ハリエット」 C 2019 Focus Features LLC.

次の

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』公式サイト

太宰 治 と 3 人 の 女 たち

2019年は、 文豪・太宰治(本名・津島修治)の生誕110周年となる記念すべき年。 本年は、小説『人間失格』をリメイクしたアニメーション映画「HUMAN LOST 人間失格」の全世界公開が決定するなど、太宰治関連の作品も大きな盛り上がりを見せています。 2019年9月13日には、蜷川実花監督による実写映画 「人間失格 太宰治と3人の女たち」も公開予定です。 太宰治役を俳優・小栗旬が務め、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみの豪華女優陣が共演することでも話題を呼んでいます。 今回は、そんな太宰治と恋をした3名の女性たちについて、太宰の生涯を振り返りつつ、さまざまな書籍をヒントに深掘りしていきます。 彼が最初に恋仲になった女性として記録に残っているのは、1927年(18歳)に知り合った故郷・青森の芸妓、 小山 おやま初代です。 当時すでに同人誌『細胞文芸』を立ち上げるなど執筆活動に打ち込んでいた太宰は、故郷で初代との逢瀬を重ね、21歳の頃には小山家と結納も交わしていました。 1935年、『文藝』に発表した小説『逆行』が芥川賞候補になるなど、作家としてのキャリアを順調に進めつつあった太宰。 しかし26歳のとき、腹膜炎により入院したことをきっかけに、鎮痛剤である パビナールの中毒となってしまいます。 多いときには1日に50数本の注射を打つほどの依存状態に陥った太宰は、パビナール中毒の治療のために入院。 入院時、不幸なことに 初代が不貞行為を犯していたことを知ってショックを受けた太宰は、以後、初代と別居状態になります。 そんな中、29歳にして出会ったのが、のちに太宰の正妻となるインテリ女性・ 石原美知子でした。 太宰は師事していた 井伏鱒二の紹介により、山梨で女学校の教師をしていた美知子と見合いをし、結婚を決めます。 初代との破局以前にもバーの女給と心中未遂を図るなど、私生活が乱れに乱れていた太宰。 彼は、美知子との結婚にあたって自らの覚悟が半端なものではないと示すため、当時、井伏鱒二にこんな手紙を送っています。 この前の不手際は、私としても平気で行ったことでは、ございませぬ。 私は、あのときの苦しみ以来、多少、人生というものを知りました。 結婚というものの本義を知りました。 結婚は、家庭は、努力であると思います。 厳粛な、努力であると信じます。 ふたたび私が、破婚を繰りかえしたときには、私を完全の狂人として、棄てて下さい。 井伏鱒二『太宰治』より 井伏鱒二は、この手紙を太宰の生家に取り次いだことがきっかけで、太宰と美知子との結婚がうまくまとまったと随筆『太宰治』の中で語っています。 結局、その後もさまざまな女性との浮名を流した太宰でしたが、美知子との結婚生活は生涯にわたって続きました。 太宰の死後に発見された遺書には、 「美知様 お前を誰よりも愛していました」 という一文が記されていたことが知られています。 『斜陽』のモデルとなった愛人・太田静子 美知子との結婚生活をスタートさせた太宰は、『富嶽百景』、『走れメロス』といった素晴らしい短編作品を多数執筆しました。 小説家としての地位と名声を順調に得つつあった太宰が32歳にして出会った女性が、歌人で作家の 太田静子です。 太田静子には、25歳で弟の同僚からの熱心な求婚を受けて結婚するも、夫を愛することができずわずか1年ほどで離婚したという過去がありました。 女学校時代から口語短歌や詩歌を嗜んでいた静子は、離婚直後にふと読んだ太宰の小説に惹かれ、小説を書きたいので指導してほしい、という内容の手紙を太宰に送ります。 そして太宰と静子はその出会いをきっかけに、恋に落ちてしまったのです。 太宰と静子はそれから、妻・美知子の目を盗んで逢い引きを重ねるようになります。 太宰は静子に送ったラブレターの中に 僕は今日まで、結婚の時にたてた誓いを一所懸命まもって来た。 だけど、もうどうしていいか分からなくなった 一ばんいいひととして、ひっそり命がけで生きてゐて下さい などと記すほど、静子に夢中でした。 第二次世界大戦が終わる頃、すでに大人気作家として多忙な毎日を送っていた太宰は、数年ぶりに静子との再会を果たします。 太宰に依頼されて静子が提供した日記は、小説 『斜陽』のモデルとなります。 太宰とともに心中した愛人・山崎富栄 実は、太宰は静子から日記の提供を受けたのと同じ頃、東京で美容師をしていたある女性と屋台で知り合いになっていました。 その女性こそ、太宰とともに心中した最後の愛人・ 山崎富栄です。 富栄は太宰の著作を読んだことがなかったものの、出会ってすぐに太宰に好感を持ったようで、 愛してしまいました。 先生を愛してしまいました。 と情熱的な日記を綴っています。 そして太宰も、 死ぬ気で恋愛してみないか と持ちかけ、ふたりは恋人同士になったのでした。 非常に情熱的で、嫉妬深い性格だった富栄。 38歳になっていた太宰は『ヴィヨンの妻』発表後から体調を崩し、仕事部屋にこもりがちになっていました。 富栄は美容師を辞めてそんな太宰の世話を甲斐甲斐しく焼く一方で、 部屋に青酸カリを隠していると太宰を脅し、彼を精神的に追い詰めていきます。 富栄は太宰と心中自殺をする直前、静子に宛ててこんな手紙を投函していました。 修治さんはお弱いかたなので 貴女やわたしやその他の人達にまでおつくし出来ないのです わたしは修治さんが、好きなので ご一緒に死にます 太宰が富栄とともに玉川上水で心中したのは、1948年6月13日。 と分析しています。 おわりに 3名の女性たちとの恋を軸に太宰の生涯を振り返るだけでも、彼がいかに 女性の心を虜にした人物だったかが、よくおわかりいただけるのではないでしょうか。 太宰は生前、この3名の女性に限らずさまざまな女性に好意を抱いていたようで、こんな逸話も残っています。 「あたしだったら、太宰さんを死なせなかったでしょうよ。 そんな想像をしてしまうような、非常に太宰らしいエピソードだと言えるのではないでしょうか。 そんな魅力ある3名の女性たちと太宰を描いた名作が、6月13日、より4作品復刊されます。

次の