天気なんて狂ったままでいいんだ。 【天気の子】「青空よりも、俺は陽菜がいい!」は英語で?

映画天気の子を観た方へ質問 主人公が最後らへんで「天気なんて狂った

天気なんて狂ったままでいいんだ

「天気の子」の興行収入は60億円突破の見込み 映画『天気の子』が、公開から2019年8月5日までの18日間で、観客動員440万人、興行収入60億円を突破する見込みであることがわかった。 (中略) 幅広い世代が劇場に殺到し、初日からわずか3日間で興行収入16. 4億を突破し、『君の名は。 』対比128. 6%を記録する大ヒットスタートを切った。 引用: 「天気の子」は「新海誠」監督の前作品「君の名は。 」と初日動員対比で上回る勢いとなっています。 ちなみに 「君の名は。 」は観客動員は1900万人、 興行収入は250. 3億円と歴代邦画の第2位という、 すばらしい記録を樹立しています。 まずはこの感想記事に書くにあたりネットで調べてみると、 実際に観た人からは賛否両論のある感想が上がっていることが分かりました。 物語はファンタジーの王道を押さえつつ、「予定調和」を排し、あえて観客の反発を受けそうな展開も意識的に盛り込んだ。 物語のクライマックスにおける主人公の少年帆高(ほだか)の決断とせりふについては特に、観客の賛否が大きく分かれ、ネット上でけんけんごうごうたる議論が巻き起こっている。 引用: 「あ。 微妙な感想になったのは私だけじゃ無かったんや」と思い少しほっとしました。 正直、私として「天気の子」を観て微妙だと感じた理由としては下記の2点です。 主人公(穂高)が独りよがりな思考で人によっては幸せではない結末• 各人物ごとの設定を掘り下げるエピソードの描写が無くわからない 主人公(穂高)が独りよがりな思考で人によっては幸せではない結末 「あの光の中に、行ってみたかった」 高1の夏。 離島から家出し、東京にやってきた帆高。 しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、 怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。 彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。 そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。 ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。 彼女には、不思議な能力があった。 引用: とある病室にて眠っている母親の隣でヒロインである「陽菜」は、 降りしきる雨の中で唯一、雨雲の合間から光が差し込んでいる場所を発見します。 そこは廃ビルの屋上で鳥居がぽつん。 と立っているへんぴなところで、 その鳥居をくぐったことで彼女は雨を止み晴れさせる不思議な能力を得るのです。 そして主人公である「穂高」と「陽菜」は雨が続く東京を天気(晴れ)にさせるビジネスを立ち上げ、 最初は依頼が1件2件だったものでしたが、やがて殺到するようになり忙しくなります。 やがて「大いなる力には大いなる責任が伴う」という名言があるように、 「陽菜」の天気にさせる能力乱用の代償により東京の天気がどんどん荒れていくんです。 局地的な大雨(ゲリラ豪雨)が降ったり、降りやまぬ雨により道路が冠水してしまったり、 さらに併発して真夏なのにも関わらず雪が降るほど気温の低下といった異常気象にまで発展します。 この異常気象を止めるには 天気の巫女である「陽菜」自身が人柱となれば、 元の晴れた東京の天気に戻るとのことで 「陽菜」の犠牲によりいったん事態は収束します。 「やったー!晴れた、晴れたよ!」と喜ぶ人達の声とは裏腹に「穂高」は浮かない顔です。 そりゃそうです。 「陽菜」に対する恋心を自覚し誕生日プレゼントを渡した直後に、 友達以上恋人未満から彼女へと昇格した一番嬉しいタイミングで「陽菜」が姿を消すんですから。 この時点で物語の主人公とは思えぬ発言で「お?」と違和感を感じさせます。 「陽菜さんの犠牲によってこの天気を得ていることを分かっていない!」 そしてここから「穂高」の独りよがりと思える行動へと繋がっていくのです。 警察に一時的に保護されていた「穂高」でしたが、 「陽菜」に再び会いたい強い一心から脱走し逃走するのです。 「天気なんて狂ったままでいいんだ!」とまたも狂気とも思える発言しつつ、 「陽菜」が不思議な能力を得た廃ビルの屋上で鳥居をくぐり「陽菜」を連れ戻すことに成功します。 するとさっきまで快晴だった天気から一変、 再び雨が降り続く天候へと逆戻りしてしまいます。 そこから 3年もの間、雨が降り続くことになり東京の一部の地域は水没してしまいます。 そして「穂高」は保護観察処分から解かれ再び上京し、 雨が降りしきる中、「陽菜」と再会するところで物語は終幕します。 賛否両論の感想が分かれるのはまさにここだと思います。 2人がこれから愛を育むことができそうで、そのあとの狂った天気は問題ない。 2人は幸せかもしれないけど、他の大多数の人々の生活はどうするんだ。 私は残念ながらどうしても現実的な問題を考えてしまうと 後者の感想でして、 2人は再会して幸せだろうけど、他の人々の生活はどうでもいいの? そんな 人々の不幸を踏み台にして本当に幸せになれるの?と老婆心ながら思ってしまいます。 なぜなら劇中で 2人が再会する直前に雨の中で「陽菜」が両手を合わせているシーンがあることから、 間違いなくこの雨が止むことを祈っているのです。 これは 負い目を感じていると私は感じました。 天気の巫女として選ばれてしまった「陽菜」ではあるものの、 「陽菜」自身の尊い犠牲によりようやく回復した快晴を、 「穂高」の独りよがりな意思でまた悪天候に戻してしまった。 自分が「陽菜」だったらこう思うんじゃないでしょうか。 自分1人の犠牲によって大勢の人々が助かったはずのに、 悪天候の逆戻りで「私のせいでみんなを不幸にしてしまっている。 」と負い目を感じませんか? 私が「陽菜」の立場だったらそんな負荷に耐えながら今まで通り生活なんてとてもできません。 「穂高」が冒頭で雨の中で唐突に涙しているシーンを映し、 鑑賞者には「いきなりどうした?」と思わせておいて、 いっそのこと「陽菜」が犠牲になったままの方がしっくり来ると思うんですよね。 各人物ごとの設定を掘り下げるエピソードの描写が無くわからない 映画内を観ていて設定を掘り下げる、下記のエピソードは描かれるものと思っていました。 「穂高」はなんで離島から家出してきたのか?家に戻りたくない理由は?• 「陽菜」はどうやって賃貸を借りているのか?(母親名義?)• 「陽菜」の父親が劇中で一切登場しないけど行方は?(母子家庭?) 本編公開のギリギリまで制作していたと、 「新海誠」監督の言葉から察するに尺の都合なのか描かれていませんでした。 その為、鑑賞後に「あれ?そういえばそもそも穂高はなんで家出したんや?」と疑問が浮かんだのです。 この辺りは映画ではなく小説で補完してください。 ということでしょうか。 「天気の子」のここがすばらしいと感じた2点 さて前述の通り現実的な感想を書いてしまいましたが、 駄作だった!金返せ!とは微塵も思ていません。 やはりこの作品は作品で以下の2点がすばらしいと感じた為です。 「 君の名は。 」の主要キャラがゲスト出演している• 雨と音楽の融合がまったく違和感を感じさせない 「君の名は。 」の主要キャラがゲスト出演している 「穂高」と「陽菜」が雨が続く東京を天気(晴れ)にさせるビジネス中、 一軒家に住む老婆が依頼をし孫として 「君の名。 」の主人公「瀧」が登場し、 「穂高」が「陽菜」への誕生日プレゼントを買った際に、 「君の名は。 」のヒロイン「三葉」が登場しています。 「君の名は。 」を観ている人にとっては思わずニヤリとしてしまう瞬間でしたw また私は確認できなかったのですが他にも「四葉」「テッシ」「サヤちん」も登場しているようです。 しかし実際見ているとその部分だけ切り取るとそういった意識になりがちですが、 全編見る頃には全く気にならないくらい物語に没頭していました。 そこで私は他人の感情によって変化し行動してしまう姿にウルっときてしまいましたね。 恐らく「君の名は。 」には観客動員数&収益には及ばないと思います。 しかしこういった全員が全員、「良かった」「感動した」といった統一感ある感想ではなく、 人によって意見が分かれる映画も面白いと感じましたね。 あと観終わったなんかデジャブ感を感じるなぁ~と思ったら、 ドラクエ映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」と一緒でしたw 「天気の子」の終わり方ってなんかモヤモヤするのデジャヴやなぁ。

次の

【映画レビュー】天気の子はつまらない?モヤモヤしたところを挙げてみる。※ネタバレあり

天気なんて狂ったままでいいんだ

そして、今思えばめちゃくちゃ恥ずかしいような暴走気味な恋を割と多くしてきたと思っている僕にとってそれは全然他人事じゃなく、「あるある」でもあり「強烈な共感」であったりもします。 多分、僕はちょっとズレた共感の仕方しちゃってるのかも知れませんが、とにかく新海監督の作品を観る度に毎回過去を思い出したりして恥ずかしくなったり、悶々としたり、切なくなったりしちゃいます。 というわけで今回は『天気の子』のストーリーを追いつつ、僕のどこにどんなシーンが刺さりまくったのか書き殴る記事です。 よくわからんが家出して東京に来ちゃった森嶋穂高 映画ではまず森嶋穂高という少年が理由はわかりませんが(後半で明かされました)神津島の家を飛び出し、東京へ向かうところから始まります。 神津島って伊豆諸島なので一応東京都ではあるのですがそれは置いておいて……。 ただし神津島村については2行しか書いていませんでしたすみません。 なんで東京なんか目指すわけ? 何がしたくて行くの? とか、冷静に考えれば色々と疑問点が浮かんでくるわけですが、僕は中学生ぐらいからひねくれた性格になってしまいまして、度々家出を繰り返しました。 ちょっと友達の家に泊めてもらって帰らない、とかそういうものではなくて、本気でどこか新しい場所で暮らそう、と自分なりに決意して家出していたのです。 一番ひどかったのが、パスポート持ってないのにアメリカに行こうと空港まで行った時。 パスポート無きゃ行けないことすら知らなかったので、 とりあえずありったけのお金を持って、なぜかエアガンをリュックに詰めて空港まで行ったのです。 結局空港の職員さんにめちゃくちゃ怒られて諭されて帰りました。 とにかくあの日々の両親には申し訳ない思いばかりです。 何が言いたいかというと、 若い時のエネルギーというのは本当に無謀で、そして強いということです。 結婚もして、日々の仕事でくたびれている今、そもそも空港に行くことすら億劫だったりします。 家出をした理由というのも、学校で特別嫌なことがあったとかそういう事ではなく、なんとなく思い立っただけなのです。 なぜ? 動機は? 何があったの? と聞かれても、「いや別に……」としか答えられないぐらいに曖昧な動機。 そのような若い時の無謀なエネルギーを自分と重ね合わせて感じてしまったので、冒頭から刺さるという奇跡を起こしてしまったのです。 東京での暮らし、天野陽菜との出会い 東京こえぇ、とぼやきながらも小栗旬と本田翼という羨まし過ぎる2大スターのいる職場(中の人の話です)でなんとか暮らしを始めることになる穂高少年。 家出して東京来るだけあって生命力は高めの穂高少年。 行きつけのマックで拳銃拾っちゃったり、可愛いバイトの女の子(天野陽菜)にハンバーガーもらったりするちょっと夢かよ、な展開は続きますが、ハンバーガーくれた可愛い女の子が怪しいお兄さんとラブホテルらしき建物に連れていかれそうになる時、助けに入ります。 割とベタな展開かと思いきや、なんとその女の子陽菜ちゃんは怪しいお兄さんと同意した上でホテルに入ろうとしていた事が判明。 それでも「それじゃダメだ」な若い暴論で拳銃まで取り出して陽菜ちゃんを救い出します。 ここで僕は連続2刺さり。 陽菜ちゃん同意してた問題 まずは陽菜ちゃんはお金がどうしても欲しくて、同意の上でホテルに入ろうとしていたところ。 これは絶対荒れポイントだな、と観ていても思いました。 ヒロインが身体を売ろうとしていた、という描写のリスクは計り知れません。 東京の怖さを描いたのか、ただ現実を描いたのか。 とにかく、 一気に夢物語が生々しさを帯びた瞬間でもありました。 なぜ僕に刺さったかと言うと、僕の妻が昔あまり大声では言えない仕事をしていたから。 人には色々あるのです。 もちろん僕は妻とはそれを知った上で結婚しました。 家庭環境、金銭的問題、適正の問題、様々な理由で人は時に一般的にイメージの良くない仕事をする事だってあります。 だから嫌いだとか、だから良くない人間だ、なんてことがあるはずがなく、実際僕の妻はかなりの頼れるパワフル鬼妻になっています。 若さというのは時に向こう見ずで様々な方向へ向かうエネルギーを生み出します。 暴走とも言えるような事も含めて。 このシーンで強引に止めた穂高もまた若さが暴走していると言える気がします。 「ああ、合意の上ででしたか。 これはこれは失礼しました」 とか言っちゃったら映画が成り立たなくなるというのもありますが。 穂高少年銃ぶっ放しちゃった問題 銃らしきものを拾って警察に届けなかったことも問題だと思いますが、そもそも本物だと思っていなかった可能性もあります。 ただ、撃っちゃマズイよ穂高少年。 普通銃のレプリカ持ってても脅しに使ったらダメでしょ? そもそも持ってちゃいけないんだから。 上の項で書いたように、 僕も家出した時にエアガン持っていきましたので。 形もなんだか映画に出てきたマカロフに似てる感じのハンドガンでした。 これが、僕にこのシーンが刺さった2つ目の理由。 銃を拾わせた理由、理由を撃たせた理由というのは相当色々とあるのだと思います。 ルール違反の武器。 殺傷能力のある武器。 日本では一般の人は絶対に持っていない武器。 これだけでも無数の意味を持たせることが出来ます。 ただ僕は、銃を持って新たな世界へ向かう、というちょっと似た経験をしましたから、違う解釈をしています。 それは、 お守りのようでもあり、自分は強いんだという暗示でもあった気がします。 僕が家出をした時に持っていたエアガンは当たり前ですがBB弾しか出ません。 それでも、「銃」という本来凶悪である武器を隠し持っていることがなぜか自信になったのです。 それは同時に弱さでもあると思います。 臆病で、怖くて怖くてしょうがないから、隠した武器を持っている。 映画では穂高少年が撃っちゃいますが、自分でも驚いてますし、撃って人を殺めるつもりは毛頭なかったのはわかります。 そして、撃っちゃった後のシーンではすぐに銃を投げ捨てています。 撃てちゃった銃、というのは自分の心の為に所持していた銃とは全く別物になってしまうので、穂高少年ももういらなくなったのでしょう。 本末転倒のように見えて、エアガン家出マンな僕には凄くよくわかる描写でした(新海監督の真意とはかけ離れているのだとは思いますが)。 陽菜ちゃん晴れ女として覚醒、幸せな日々 物語中盤、陽菜ちゃんの「晴れるよ!」パワーは覚醒し、多くの仕事を穂高少年と陽菜ちゃんの弟凪くんとこなす日々。 楽し気で幸せになる描写と音楽。 都市も雨ばかりの描写から一転、陽菜ちゃんの力で太陽の溢れる明るい世界が描かれます。 映画って緩急が凄く大切ですから、こういうハッピーな日々描写が楽し気であればあるほど後半が引き立つというものです。 RADWIMPSと三浦透子の曲の数々が非常に良いアクセントとなって盛り上げてくれます。 そういえば『天気の子』には『君の名は。 』の2人も出てきましたね。 ニオワセですよこれは。 次回作期待しちゃいますよ? さてこれは明るく3人で稼ぎまくるシーンだけではないのですが、少し前に新宿の隣駅に住んでいたことがありまして、新宿にはかなり頻繁に行きました。 ので、 そういう意味では全編背景だけでも刺さりまくりです。 現実の新宿はもちろんもっと薄汚い感じですが、新海誠監督のちょっと明るくしたタッチで描かれる新宿というのはとても美しいです。 雨の描写も美しいですし、だからこそ尚更晴れ間が覗いた時の陽光の美しさも格別。 新海誠監督の『言の葉の庭』では新宿御苑と雨の組み合わせが美しく描かれていましたが、更にそれを新宿と東京に広げ、雨もグレードアップした感じ。 中盤にかけて雨粒がウニョウニョと動くような描写が増えてくるのですが、僕はその段階で 「あ、これ最後ウニョウニョのボスと戦う感じの展開?」と全然違う方向に期待しちゃったのですが裏切られました。 穂高少年追われ、陽菜ちゃんも人柱に 銃ブッパしちゃったし家出もしちゃってるしで警察に捜索されることとなる穂高少年。 さらに陽菜ちゃんも児童相談所の職員に怪しまれ、子供2人だけの生活は問題がある、と介入されそうに。 小栗旬と本田翼コンビの事務所も、穂高少年が警察に追われている事がわかり退職金を渡し「もう来ないでくれ」と決別。 日本の天気も、陽菜ちゃんが晴れ女パワー使い過ぎたせいなのか夏なのに雪が降ったりする超異常気象。 あのしんしんと降る雪の描写は、押井守監督の『パトレイバー2』を思い出しました。 都市の異常事態と、ただひたすらに静かに降る雪というのは凄く合います。 不気味さ、神々しさ、美しさ。 『天気の子』でも雪を見ることになるとは思いませんでしたが、キレイでした。 そして、物語もクライマックスへと向かいます。 幸せだった3人での生活から一転、住むところも失い、逃避行を始める穂高少年、陽菜ちゃん、凪くん。 逃げる途中で警察の職質に遭い、なんとか穂高を助けようと陽菜ちゃんが渾身の祈り、そして雷召喚。 逃げ切った3人が泊まる事にしたラブホテルの一室で、陽菜ちゃんが穂高少年にこう聞きます。 「穂高はさ、この雨が止んで欲しいって思う?」 それにうん、と答える穂高少年。 そして晴れの巫女として雨を止める為なのか、陽菜ちゃんはその夜消えてしまうのです。 新海誠監督はかなりのSF好きだと思うので、(過去作でもゴリゴリのSFなの多いので)むしろもっとぶっ飛んだ展開になるかと思いきやそこまで脱線はせず。 『君の名は。 』に引き続き神社がキーになっていたり、巫女というワードだったり、和風な要素が良い具合にアクセントになっています。 それはさておき、 くたくたになって逃げている3人がラブホテルで休息する描写、あそこがまたまた刺さりました。 ラブホテルは普通に利用する分にはスポーティーな発散場所だと思うのですが、夜を明かす為に仕方なく入った経験をしたことがある人にとっては全然違う印象を持っていると思うのです。 僕も若い時に、性の発散ではなくただ単にどこも泊まるところが無く入った経験が数回あって、その時のラブホテルへの印象って普通に利用するのとは全く別の、超非日常感とでも言いますか、特別な感じだったのです。 基本的には窓が開けられず、閉鎖的でありながら一通りの物はそろっている不思議な空間。 その空間そのものが夢の中のようで、『天気の子』劇中でも3人がカラオケしたりご飯食べたりとラブホテルの不思議な空間で楽しそうにしている様子が描かれています。 大人ではなく、少年少女だったからこそラブホテルのイメージはエロティックでではあったも、実際はよくわからない空間だと思うのです。 そんなラブホテルで、逃避行中とは言え最高に楽しい時間を過ごす3人。 そしてその夜、陽菜ちゃんが消えてしまうことになります。 ただ君に会いたいンだァッ! 陽菜ちゃんが人柱となったことで、東京にもいつも通りの晴れた空が戻って来ます。 穂高少年もお縄になり、凪くんも保護。 一人の少女が犠牲となり日本の天気も元に戻った。 めでたしめでたし。 『秒速5センチメートル』では切なさたっぷりのモヤモヤ感で終わりましたが、あれもクライマックスでは大いに盛り上げてくれました。 主に曲で。 そう、 諦められない男の暴走がまだ描かれていないじゃありませんか。 賛否両論の理由がわかる、陽菜ちゃんに会いたいだけの穂高少年 ここからは怒涛の穂高少年の大暴走の大爆走。 線路を走り、本田のバイクに跨り爆走。 若い恋と愛のエネルギーは、陽菜ちゃんに会いたいという想いのみの為に穂高少年を突き動かします。 そりゃもう賛否あるでしょう。 スーパー自己中。 ただし、 僕には刺さりまくり。 そして警察に囲まれながらもやっぱりカッコよくキメてくれる小栗旬兄さんに助けられ、陽菜ちゃんを救うべく天空の世界へ! 天空の世界で穂高少年は龍のような雲に飲み込まれたり、透明な魚を見かけたりと不思議体験をしますが、ふと見渡すと雲の上の穏やかな雰囲気の草原には陽菜ちゃんが。 陽菜ちゃんを発見し、地上に連れ戻すべく手を取りあう2人。 でも、巫女であり天候を通常へと戻す為に人柱になった陽菜ちゃんを地上に戻してしまってはまた雨の降り続く世界になってしまう。 どうすんの穂高少年! 陽菜ちゃん不思議パワーで全部丸っと収めてくれないの? そうハラハラしながら見守っていると、穂高少年が高らかに叫びます。 「青空よりも、俺は陽菜がいい! 天気なんて、狂ったままでいいんだ!」 おお、自己中ここに極まれり。 そうして東京は水没しました この展開にはびっくりしました。 なるほど、穂高少年と陽菜ちゃんの決断によって、天候は再び悪化し、止むことのない雨は東京の姿までも変えてしまった。 それを知っているのは穂高少年と陽菜ちゃんの2人のみ。 世界を変えてしまった2人だけの秘密……。 怒る人だっているでしょう。 感動する人もいるでしょう。 では僕はどうだったか? やったぜ穂高! とガッツポーズでした。 ここがまさに一番刺さったポイント。 僕、昔から恋すると大暴走しちゃう性格でして、恋するととんでもなくのめり込んじゃうのです。 あらゆる物が手に付かなくなり、その人の事しか考えられなくなる。 「世界がぶっ壊れて2人だけの世界にならないかなぁ」 なんてよく想像したものです。 それこそ恋に溺れてしまった状態というのは、死にたくなる程に狂おしく好きになりますし、他の事なんてどうでも良くなる。 それは社会的に見ればとても迷惑な話。 僕も経験上、恋に溺れ、世界がどうてもよくなっている時というのは周りの人間にはかなりの迷惑をかけているのです。 自分さえ良ければ、の典型ですからね。 ただ、誰もが「自分さえ良ければそれでいい」という思いはどこかに持っていると思うのです。 それを地でやったら批判されるのは判り切った話で。 そんな根源的な願望を、壮大なスケールでぶちかましてくれたのがまさにこの穂高少年と陽菜ちゃんなわけです。 世界なんてどうでもいい!天気なんてもっとどうでもいい。 そんなもの、君がいなければ何の意味もないじゃないか。 君といられるのなら 、 天気なんて狂ったままでいいんだァァァァァッッッ! と、僕の中ではしっかりセリフ増し増しで補完されて再生されてました。 最高です。 穂高少年と陽菜ちゃんが空を落ちながら手を取りあうシーンではグランドエスケープという曲が流れますが、あれがまた最高に盛り上げてくれます。 僕に刺さりまくった『天気の子』ですが、熱弁してきたように超自己中な恋する破壊的パワーが世界のあり様までも変えてしまったというラストのなかなか凄まじい物語でした。 僕的には「やってくれたぜ!」という清々しさを感じたのですが、「いやいやダメでしょ」という意見があるのも同時に納得です。 新海監督の真意とは一体何だったのか? と僕なりに考えてみましたが、 全然わかりませんでした。 ただ、たぶん僕が新海誠監督作品を大好きな理由というのが、新海誠という人に何か僕と似ている部分を感じてしまうからだと『天気の子』を見て思いました。 偉そうに言うな、って感じですが、でもそれって映画を最大限楽しむ上では大いにプラスになります。 大人になっちゃったらもう共感しづらくなるような、ウブで凄まじい恋の力。 愛の力。 暴走しまくる謎の力。 常にそういった恥ずかしくて隠したくてダサくてカッコ悪いナニカが新海誠監督の作品には潜んでいて、それがやっぱり僕には刺さるのです。 この記事も、そんな若い時の恋のエネルギーを思い出しつつ勢いだけで書きましたので長文大変失礼しました。 結論:『天気の子』最高です新海誠監督ありがとうございます(語彙力ゼロ)。

次の

映画天気の子を観た方へ質問 主人公が最後らへんで「天気なんて狂った

天気なんて狂ったままでいいんだ

『天気の子』登場人物の名言ベスト13 ! 森嶋帆高(醍醐虎汰朗)の名言3選 神様、お願いです。 これ以上僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください。 ラブホテルで、陽菜と凪と雨宿りしながら、帆高が言った言葉。 これがで、一番突き刺さった言葉です。 こんな幸せがいつまでも続くわけはないと自分でもわかってはいるけれど、夢のように充足したひと時。 帆高のようにそう思える、そんな満ち足りた瞬間が、自分の人生にはなかったから。 新海監督が 新海監督「好きな子との雨宿りほどロマンティックではないにしても、誰の人生にもそういう一瞬があるはずです。 その先の人生を長い間温めてくれるような特別な一瞬。 そういう瞬間を帆高に、そして観客に経験してほしくて、あのホテルの夜を描きました」 と語るシーン。 最強です。 僕の16年の人生で間違いなくだんとつで一番美味しい夕食だった マクドナルドで3日連続、ポタージュスープ一杯で空腹をしのいでいた帆高に、陽菜がくれたビッグマック。 でパンケーキを食べて喜んでいた三葉に比べて、の帆高も陽菜も貧しくて、でもジャンクフードにそう思えるってすごいことだなーと。 「安くてそこそこ」としか思えない、ダメな大人には刺さります・・・。 スポンサーリンク 帆高「 天気なんて狂ったままでいいんだ!」 須賀の「大事なものの順番を入れ替えられなくなる」の対極にある言葉ですね。 高井刑事たち警察を敵に回し、 陽菜を取り戻すためなら天気なんて狂ったままでいいと叫ぶ。 これはある意味、帆高が狂っています。 社会の常識や最大多数の幸福、社会全体を捨ててでも、陽菜を取り戻したいという帆高。 天野陽菜(森七菜)の名言 陽菜「私、好きだな。 この仕事。 晴れ女の仕事。 私ね、自分の役割みたいなものが、やっとわかった」 陽菜は貧しいんだけど、 母親を亡くして弟と二人生きていくために年齢を偽ってまでバイト三昧で、 でもそんな状況でも見知らぬ帆高にビッグマックをあげたり、 本当に優しい女の子です。 自分の体がどんどん透明になっていくのがわかっていて、それでもなお人々に晴れと笑顔を届ける。 陽菜の優しさがギュッと詰まった言葉だと思います。 スポンサーリンク 須賀圭介(小栗旬)の名言2選 須賀「人間年取るとさあ、 大事なものの順番を入れ替えられなくなるんだよな」 娘の萌花(もか)を守るため、帆高を追い出さずを得なくなり、しかし帆高を追い出したことに悩む須賀。 奥さんと死別していたり、42歳相応に、須賀の生きてきた人生の重さが刺さります。 須賀「 人柱一人で狂った天気が元に戻るんなら、俺は大歓迎だけどね。 俺だけじゃない、本当はお前だってそうだろ?ていうか、皆そうなんだよ」 ホントけいちゃん素敵。 アウトローに見えて、実はすげー常識人。 名家で育って、財務官僚になった優秀な兄がいて、でも自分はそうはなれなかった、屈折した須賀の人生が凝縮されてる。 私の役割はここまでだ。 本当は飛び込む前からわかっていたのだ。 映画にはないんですが、 ですげー刺さった夏美の言葉です。 本田翼の演技は全力で忘れてください。 だとめっちゃいい子なんですよ。 付き合う前はなんでもはっきり言って、付き合った後は曖昧にいくのが基本だろ?」 なぎくん最強やん。 そりゃ今カノ・元カノ協力して児童相談所から脱出させてくれるわ・・・。 帆高も「センパイ」呼びしたくなるわ・・・。 私だったら、すごく嬉しいと思う」 相変わらず三葉めっちゃかわいい&やさしい・・・!! スポンサーリンク 佐倉アヤネ(佐倉綾音)の名言 彼は誰よりも苦労人なくせに、誰よりも優しくて、そして誰よりも頭が良い。 それを一番良く知っているのは、私だ。 これも映画にはない、 オリジナルなんですが、すごく刺さった言葉です。 まだ小学5年生なのに、母親を亡くして姉と二人暮らしで、でもまだ自分がお金を稼げない「ガキ」だとわかっている。 そんな凪を、わかって協力してくれてるっていうのがもう・・・。 しかもアヤネちゃん元カノなのに・・・! 安井刑事(平泉成)の名言 平井刑事「彼はまさにいま人生を棒に振っちゃってるわけでして、そこまでして会いたい子がいるってのは、私なんかにゃ、なんだか羨ましい気もしますな」 平泉成の声で脳内再生して。 メチャクチャ染みて泣けるから。 スポンサーリンク 神主(柴田秀勝)の名言 神主「だいたい観測史上初とか、世間はすぐそんなことを言う。 オロオロとみっともない限りだ。 観測だと?史上初だと?そりゃいったいいつからの観測だ?」 「せいぜい百年」とぶった切る神主さん。 最近の過剰報道のあり方は本当に、どうかなーと思います。 占い師(野沢雅子)の名言 占い師「自然を左右する行為には、必ず重い代償が伴います」 野沢雅子(悟空だよ)の声で言われるとブスッ!とくる一言。 帆高と陽菜のお天気ビジネスが上手くいけばいくほど、二人が幸せであればあるほど、その後訪れるしっぺ返しの大きさを予感させる言葉でした。

次の