前立腺 癌 tnm。 [医師監修・作成]前立腺がんのステージ:ステージやリスク分類、グリソンスコアなどの解説

前立腺がんのステージ(病期)分類

前立腺 癌 tnm

前立腺癌のTNM分類についての備忘録です。 2018年2月現在出版されている泌尿器領域の癌取扱い規約においてはこの前立腺癌取扱い規約 第4版 を含めてUICCのTNM分類第7版が採用されています。 T1 実際的にはTUR-P・HoLEP・TUEBの場合にT1a, T1bがつきます。 と定義されています。 前立腺内に切り込んで切除され、その断端に癌が露出している場合に用います。 その際、RM1, EPExとなります。 おまけ、、前立腺のTNMはかなり特殊 前立腺という臓器の特殊性なのかはたまた歴史的な意味があるためかは知りませんが、とにかく前立腺の分類は「特殊」です。 理由は以下の通りです。 理由は「充分な組織学的検討がおこなわれないので」ということです。 つまりT1は臨床的な分類ですよ。 病理学的な分類ではないですよということです。 そう決められているので仕方がありません。 しかし、臨床的にTカテゴリーって評価できるんですか? 臨床的なT1aかT1bは病理医なしにどうやって分類するんでしょうか? T1cは針生検で癌があれば臨床医がT分類できますが 生検の診断は病理だとしても 、、 臨床医には臨床的T分類が評価できず、病理医が臨床的T分類を行わなければならない。 ちょっと変だと思いませんか。 T1aもT1bも同様です。 診断の根拠となるモダリティがTURだったらT1で全摘ならT2になる。 これはステージングとして特殊過ぎませんか? そしてT1a, T1b, T1c と進むにつれて病期がすすむのが普通ですが、このT分類はまったく病期の程度を表していません。 T1bでも局所浸潤性の進行癌かもしれませんし、T1aでも精嚢浸潤があるかもしれません。 さらには「現状ではTカテゴリー決定の際、生検病理所見は考慮しないという解釈が一般的である」とまで書いてあります。 しかし、どう考えても「組織学的検索」が必須であるという矛盾を内包します。 上記に挙げたT分類を行うのはほぼ病理医の仕事でしょう。 臨床的T分類は治療前T分類という言葉に改変して、大まかにT2・T3・T4と分けるに留めておいた方がわかりやすいのではないでしょうか。 " と記載されており「最高のpT分類を評価するために適切 adequate な検体が必要」とされています。 前立腺に切り込んでRM1となった時点で、pT分類は不可能でしょう。 理由は「充分な組織学的検討がおこなわれないので」ということです。 pT1がないのと同じ理屈が当てはまります。 単発の前立腺癌はほとんどないですよね。 大部分の症例が多発例です。 例えば5mm大の癌が多発していて、10個の癌が両葉にあるとします。 普通はpT2cでいいと思いますが、一つ一つの癌巣はpT2a相当だとしたらどうでしょうか。 おそらくGeneral rules の5番 UICC, p9 を採用するとこの場合は, pT2a 10 とか pT2a m という記載が適当だと思われます。 しかし、実際にはこの辺が明確に規定されていません。 こうしてみると、やはり特殊というか、奇妙というか、しっくりこないというか、そんな印象が強いです。 とりあえず定義することに意味があるというのが分類ですし、今後また改訂されていくのだと思います。 改良されてわかりやすいものに変わってほしい。 期待したいです。 参考書籍です.

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前立腺がんの分類|What's前立腺がん

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身体診察:直腸診など 身体診察とはお医者さんが患者さんの身体を直接くまなく調べる診察のことを指します。 診察方法にはさまざまなものがありますが、前立腺がんが疑われる人には直腸診という方法が重要です。 直腸診によって前立腺の形や大きさを調べることができます。 直腸診の主な目的は次の2つです。 前立腺がんとを見分ける( 鑑別)• 前立腺がんが疑われた場合、どの程度進展しているかの目安をつける がんの有無を判断するには前立腺の表面の状態がポイントになります。 表面が硬くゴツゴツしている場合は進行した前立腺がんが疑われます。 直腸診の結果を参考にして、画像検査や前立腺生検が行われます。 血液検査:PSAなど 血液検査では血液に含まれている成分を調べることができます。 前立腺がんが疑われる人ではPSAという血液検査項目が重要になります。 PSAは前立腺にしかない物質で、前立腺特異抗原(Prostate specific antigen)の略語です。 前立腺がんではない男性の血液中にもPSAは存在しますが、前立腺がんの人ではPSA値が上昇していることが多いです。 PSAは前立腺がんの早期発見にも利用されており、PSA検査(基準値: 0. 誤解されやすいのが、PSA値が基準値を超えていても、 必ずしも前立腺がんが存在するとは限らないということです。 他の原因でもPSAが上昇することがあり、前立腺がん以外には次の原因があります。 前立腺への刺激(膀胱鏡や直腸診) また、年齢を重ねるほどPSAが上昇しやすくなることも知られているので、年齢を考慮してPSAの基準値を定めることをもあります。 50歳から64歳:0. 65歳から69歳:0. 70歳以上:0. MRI検査 MRI検査は磁気を利用して身体の中を画像化する検査です。 前立腺の観察には CT検査よりMRI検査のほうが向いていると考えられるので、前立腺生検の前にMRI検査を行うことが多いです。 MRI検査は放射線を使わないので、被曝の心配はありません。 一方で、強力な磁気を利用するため、金属製品( ペースメーカーなど)が身体の中に入っている人には行えないことがあります。 CT検査 前立腺の様子はMRI検査のほうがよくわかりますが、がんの 転移の有無を調べる目的にはCT検査の方が向いています。 CT検査はMRI検査とは異なり放射線を用いて撮影するので被曝します。 施設によっては被曝による影響を少なくするため前立腺がんと診断された人にだけCT検査が行われることもあります。 骨シンチグラフィー 前立腺がんは骨に転移しやすいので、骨転移の可能性がある人には 骨シンチグラフィー( 骨シンチ)が行われます。 CT検査やMRI検査で骨転移を指摘することもできますが、骨シンチグラフィーの方が転移を見つけやすいと考えられています。 骨シンチグラフィーは骨転移に集まりやすい放射性物質を体内に入れて行う検査です。 放射性物質を使うので放射線被曝があります。 骨転移があれば、放射性物質が集まっている様子を黒い点々として画面で確認できます。 前立腺がんでも特に転移のリスクが高いと考えられる人には骨シンチグラフィーが必須です。 逆にリスクの低い前立腺がんの人では骨シンチグラフィーを省略することもあります。 経直腸式前立腺生検 経直腸式はお産のような格好(砕石位)で行う場合と、横向きに寝た姿勢( 側臥位)で場合があります。 痛みを感じないように麻酔をかけて、肛門からエコーのプローブと一緒に針を直腸の中に入れます。 エコーで前立腺の位置を確かめながら直腸越しに針を刺します。 一回の検査で10箇所以上に針を刺して組織を取ることが一般的です。 一般的には 全身麻酔では行われません。 患者さんの意識がある状態で検査が行われます。 基本的に前立腺の中に細菌はいませんが、直腸には多くの細菌がいます。 直腸越しに針を刺すと、直腸の細菌が前立腺に入り込んでしまう場合があり、そのまま前立腺に定着して増殖すると急性が起こります。 急性が起きた場合は、治療のため入院期間が延びます。 また、直腸越しに針を刺した影響で、直腸の血管から出血し、 内視鏡での止血が必要になる場合があります。 その他合併症として次のものあります。 :尿が出なくなる• :精液に血が混じる• これらの症状は生検直後から1週間程度続くことがありますが、そのほとんどが時間の経過とともに回復します。 前立腺生検でがんが検出されたときに説明されるグリソンスコア(グリーソンスコア)とは? 前立腺がんの悪性度を表す方法にはグリソンスコアというものがあります。 グリソンスコアは2-10の間で判定されます。 数字が大きいほど悪性度が高いという意味です。 前立腺がんのほとんどはグリソンスコアが6-9の間で判定されます。 グリソンスコアが6である場合は悪性度は低いです。 一方で、グリソンスコアが9の場合は悪性度が高いと考えられます。 グリソンスコアは前立腺がんの性格を捉えた優れた評価方法であるため、半世紀に渡って使用されてきました。 しかしながら、現代の治療と合わない部分も見られるようになったので、2014年の国際会議で前立腺がんの悪性度を5段階に分けて表記するような取り決めが行われました。 病理検査の結果を主治医から聞く際には、グリソンスコアなのか新しい評価方法によるものなのかについて確認しておくと、自分の前立腺がんの悪性度を正確に理解しやすくなります。 グリソンスコアについてさらに詳しく グリソンスコアは、1966年にアメリカの医師のドナルド・グリソン(Donald Gleason)により提唱されました。 以来、前立腺がんの悪性度を評価するために半世紀に渡り用いられてきました。 スコアは顕微鏡で前立腺がんの形状を見て決められます。 正常の前立腺組織と比較的似通っていれば低い点数がつけられ、前立腺組織と大きく違う形状の場合は高い点数がつきます。 前立腺がんは一様ではありません。 切り取った組織の中の一部に悪性度が高い部分があったとしても、ほかの部分はそれほどでもないこともあります。 さまざまな悪性度が入り混じっている様子を表現するために、観察した組織を占める面積が大きい上位2つの状態を点数化して合計値を出します。 状態は1から5の5段階で評価され、2つの状態を合計した点数をグリソンスコアと呼びます。 例外がいくつかありますが、煩雑になりすぎますので割愛します。 PSA検査を受けるときの注意点は? 前立腺がんのPSA検査は年齢を考慮せずにやりすぎると利益が少なくなります。 前立腺がんはゆっくりと進行するので、命に関わらないことも少なくありません。 死後の解剖により初めて発見されたがんをラテント 癌(潜伏癌)と言い、一生治療しなくても症状を現すことがなかったがんという見方ができます。 高齢者の前立腺がんには治療をしなくても命に影響を及ぼさないものがあると考えられるので、治療を検討するときには、前立腺がんを治療したほうが余命が伸びるのかどうかを十分考えなければなりません。 治療しなくてよい人が多く存在する事実を考えに入れると、ある年齢以上は検査をして探さなくてもよいという判断もありえます。 PSA検査を受ける際には、その後の検査や治療について十分に理解したうえで受けることが重要です。 前立腺がんの検査をする施設の選び方 前立腺がんが見つかる状況で多いのが、 腫瘍マーカーであるPSAが基準値を上回ったときです。 病院選びは「PSAが高い」と言われたときから始まります。 PSAが基準値を超えたときは前立腺がんの可能性があります。 しかし、PSAだけでは前立腺がんと確定できません。 そこで泌尿器科医を見つけて診察を受けることになります。 最初にどこの泌尿器科に行くかで治療までの進み方が変わります。 最初に診察を受ける病院を選ぶには、以下に注目するのがお勧めです。 仮にがんが見つかった場合、その施設では どのような治療が可能なのか• どのような施設と提携しているのか それぞれの施設でできる治療と提携先の施設について問い合わせたうえで診察を受けに行くことが望ましいでしょう。 この2点が大切な理由を説明します。 前立腺がんには手術、 放射線治療、 ホルモン療法、 抗がん剤とさまざまな治療法があります。 治療法によって 予後(余命)が大きく異なる可能性もあります。 しかし、ひとつの施設ですべての治療法が可能とは限らず、手術療法が得意な施設もあれば放射線治療が得意な施設もあります。 それは当然のこととはいえ、手術しか勧めない施設や放射線治療ばかり勧める施設は少しバランスを欠いています。 一人ひとりに合った治療法がその施設で行えない時は、ほかの施設に紹介してもらえるとスムーズです。 提携先の施設と合わせて主な治療法をすべてカバーできている施設なら、治療する場所が決まらず困ることは少ないと期待できます。

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前立腺癌が再発しやすい箇所や5年後生存率を調査

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前立腺がんの分類(病期と悪性度) 前立腺がんの病期分類(TNM分類) 前立腺がんの治療方針を決定するときには、がんの進行の程度や悪性度を評価するための分類が用いられます。 病期は、がんの広がりの程度(進行度)や前立腺以外の組織への転移の有無などに基づき決定され、その分類法にはいくつか種類がありますが、ここでは一般的によく用いられる「TNM分類」をご紹介します。 TNM分類は、前立腺がんを「T:がんの広がり」、「N:所属リンパ節への転移の有無」、「M:遠隔転移の有無」の3つの要素で評価します( 表1)。 所属リンパ節とは、前立腺からのリンパ液が流れている前立腺周囲のリンパ節のことです。 また、遠隔転移とは、前立腺から離れた組織(骨、肺、肝臓など)やリンパ節へがんが転移していることを意味します。 を参考に作成 例えば、前立腺の被膜をこえてがんが広がっているが、リンパ節転移・遠隔転移がない場合は、「T3N0M0」と表記されます。 転移しているがん 前立腺癌取扱い規約 第4版, 金原出版, 2010. を参考に作成 組織学的分類(グリーソンスコア) 組織学的分類は、がん細胞の特徴からがんの悪性度を表した分類のことです。 悪性度とは、がん細胞の増殖、転移、再発のしやすさの程度を表したもので、前立腺がんでは「グリーソンスコア」が広く使用されています。 グリーソンスコアは、2から10までの9段階で、数字が大きいほど悪性度が高いことを示します。 グリーソンスコアを判定するためには、顕微鏡で前立腺がん細胞の構造パターンを観察します。 前立腺がん細胞の構造は一様ではないため、正常な前立腺細胞の構造に近いパターンは1点、悪性度が最も高いパターンは5点として、がん細胞全体を5段階で評価していきます( 図)。 そして、観察したがん細胞のパターンのうち、占める面積が最も大きいものと2番目に大きいものの2つの点数を合計します。 この合計スコアがグリーソンスコアです。 図 グリーソンスコア リスク分類 転移のない前立腺がんは、治療開始後の「再発のしやすさ」を考慮して治療方針が決められます。 そのときに用いられるのがリスク分類です。 リスクとは「再発のしやすさ」のことで、例えば低リスクに分類された前立腺がんであれば、治療で根治する可能性が高いことを意味します。

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