タナトス の 誘惑 解釈。 小説「タナトスの誘惑」自殺願望を描いた衝撃の結末。「夜に駆ける」との関係性は? みんなのレビュー

タナトスの誘惑誰かネタバレお願いします

タナトス の 誘惑 解釈

以下、全ての文章は私の目というフィルターを通して出てきたものである。 あしからず。 『タナトスの誘惑』を読んだので、感想を残しておくことにする。 introduction YOASOBIさんの『夜に駆ける』という曲をSNSで拝聴。 その後、この小説が元となっていると知り、読んでみるに至った。 about 『突然理想の人が現れたら、ご注意を。 』という書き出しで始まる。 短編小説である。 ある1組の男女の恋愛観と死生観について書いた作品。 この辺りの噛み合わなさも物語の展開を予想させるようで惹き込まれる。 夏のまとわりつく蒸し暑い空気と街の焦燥感。 それに自分の密度の薄さ(小ささ)や寂しさを対比させ、死生観とパラレルな構造を成しているのだろう。 いや、細部の読み進めを行うことによってメタ構造が俯瞰できるようになり、理解が深まるという点でその他の小説と類似しているにもかかわらず、その時間スケールがあまりにも小さかったために、同時に起こったと認識してしまっただけなのかもしれない。 どちらにしろ、この感覚を味わえたことが幸せであった。 このような読後感を味わえる作品に出会えたことを幸運に思うと同時に、今回の読書感想文を締めさせていただきたい。 では、次の機会に。

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【YOASOBI/夜に駆ける】歌詞の意味を解釈!「タナトスの誘惑」の世界に寄り添ったナンバーを解説。

タナトス の 誘惑 解釈

この二人の関係性は少々異質的ですが、一般的なカップルの日常に置き換えても主人公の気持ちは共感できるのではないでしょうか。 カッとなって心にもないことをつい言ってしまうことってありますよね。 ただここからの展開が驚きで 君は初めて笑みをこぼします。 今までどんなに励ましても、うんともすんとも言わなかった君が、主人公が「終わりにしたい」と言った瞬間、なぜか笑ったのです。 ラストサビ 騒がしい日々に笑えなくなっていた 僕の目に映る君は綺麗だ 明けない夜に溢れた涙も 君の笑顔に溶けていく 不可解な君の笑みでしたが、はじめて見る君の笑顔に、今まで君を想い通りにできなかった煩わしさはスッと消えていく。 それもそのはず、そもそも主人公は君の望みを叶えてあげたかっただけに過ぎなかったから。 必死に明るい未来を描こうとしていたのも君がそれを願っていると解釈していたからに過ぎません。 君の笑顔こそが主人公にとっての絶対正義なのです。 変わらない日々に泣いていた僕を 君は優しく終わりへと誘う 沈むように溶けてゆくように 染み付いた霧が晴れる 忘れてしまいたくて閉じ込めた日々に 差し伸べてくれた君の手を取る 涼しい風が空を泳ぐように今吹き抜けていく 繋いだ手を離さないでよ 二人今、夜に駆け出していく 君の笑顔により、飛び降りるときにわざわざ連絡をくれていた意図を理解することになる。 原作であったように、君は主人公に引き止めて欲しかったのではなく、 一緒に飛び降りたかっただけだったのです。 タナトスに支配されている人間には死神が見えると紹介しましたが、実は 主人公もタナトスであり君の存在そのものが死神だったのでしょう。 死神はその人の最高の理想像を映す。 だから主人公は君に有無を言わさず惚れてしまった。 理想のゆえに、言い換えれば愛情の深さゆえに君の願いを拒むことができず、二人は 「夜に駆ける」のです。 個人的に、飛び降りてから地面に着くまでの 僅かな時間でも笑顔の君と重なり合いたかったのかなと解釈しています。 だからこそMVのラストは二人が唇を重ねるシーンで美しく締められている。 感想 あまりに原作の再現度が高く、「考察」というよりは完全に原作をなぞるような形の「解説」になってしまいましたが、気づけば私自身この楽曲ひいては小説の世界観に引きずり込まれていました。 「生死」を扱うものがテーマになっているため、題材としては重いはずなのに「愛の美しさ」がそれを中和させている。 切なくて悲しいラストのはずなのに、胸の中に残ったのは「温かさ」でした。 この絶妙なバランス感が私の心を奪っていった要因なのかなと自己解釈しています。 ちなみに上は小説のリンク。 時間がある方は是非お読み下さい。 YOASOBIの他楽曲を好きなとき、好きな場所で聴きたい方はこちら。 YOASOBIはサブスクを解禁しているので、Apple Musicなどの定額性音楽サービスで、既存の楽曲もこれから出てくる新曲も聴き放題です。 私も利用しています。

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『タナトスの誘惑』を俯瞰|あめんぼ|note

タナトス の 誘惑 解釈

この二人の関係性は少々異質的ですが、一般的なカップルの日常に置き換えても主人公の気持ちは共感できるのではないでしょうか。 カッとなって心にもないことをつい言ってしまうことってありますよね。 ただここからの展開が驚きで 君は初めて笑みをこぼします。 今までどんなに励ましても、うんともすんとも言わなかった君が、主人公が「終わりにしたい」と言った瞬間、なぜか笑ったのです。 ラストサビ 騒がしい日々に笑えなくなっていた 僕の目に映る君は綺麗だ 明けない夜に溢れた涙も 君の笑顔に溶けていく 不可解な君の笑みでしたが、はじめて見る君の笑顔に、今まで君を想い通りにできなかった煩わしさはスッと消えていく。 それもそのはず、そもそも主人公は君の望みを叶えてあげたかっただけに過ぎなかったから。 必死に明るい未来を描こうとしていたのも君がそれを願っていると解釈していたからに過ぎません。 君の笑顔こそが主人公にとっての絶対正義なのです。 変わらない日々に泣いていた僕を 君は優しく終わりへと誘う 沈むように溶けてゆくように 染み付いた霧が晴れる 忘れてしまいたくて閉じ込めた日々に 差し伸べてくれた君の手を取る 涼しい風が空を泳ぐように今吹き抜けていく 繋いだ手を離さないでよ 二人今、夜に駆け出していく 君の笑顔により、飛び降りるときにわざわざ連絡をくれていた意図を理解することになる。 原作であったように、君は主人公に引き止めて欲しかったのではなく、 一緒に飛び降りたかっただけだったのです。 タナトスに支配されている人間には死神が見えると紹介しましたが、実は 主人公もタナトスであり君の存在そのものが死神だったのでしょう。 死神はその人の最高の理想像を映す。 だから主人公は君に有無を言わさず惚れてしまった。 理想のゆえに、言い換えれば愛情の深さゆえに君の願いを拒むことができず、二人は 「夜に駆ける」のです。 個人的に、飛び降りてから地面に着くまでの 僅かな時間でも笑顔の君と重なり合いたかったのかなと解釈しています。 だからこそMVのラストは二人が唇を重ねるシーンで美しく締められている。 感想 あまりに原作の再現度が高く、「考察」というよりは完全に原作をなぞるような形の「解説」になってしまいましたが、気づけば私自身この楽曲ひいては小説の世界観に引きずり込まれていました。 「生死」を扱うものがテーマになっているため、題材としては重いはずなのに「愛の美しさ」がそれを中和させている。 切なくて悲しいラストのはずなのに、胸の中に残ったのは「温かさ」でした。 この絶妙なバランス感が私の心を奪っていった要因なのかなと自己解釈しています。 ちなみに上は小説のリンク。 時間がある方は是非お読み下さい。 YOASOBIの他楽曲を好きなとき、好きな場所で聴きたい方はこちら。 YOASOBIはサブスクを解禁しているので、Apple Musicなどの定額性音楽サービスで、既存の楽曲もこれから出てくる新曲も聴き放題です。 私も利用しています。

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