肺気腫 芸能人。 <COPD記録>肺気腫と診断されて1年。ここまでの闘病記事をまとめてみた

肺気腫:呼吸器外科・呼吸器内科|(大阪市東淀川区)医療法人医誠会 医誠会病院

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つまり取り込んだ空気がそのまま吐き出されず、肺が知事まらない状態になるという事です。 言うまでもなく原因は、常日頃から喫煙を繰り返していた事であるのは言うまでもないことです。 あくまで統計上のものですが、 20~30年以上の長期間にわたり喫煙を続けた場合、症状の程度はあれ 約10%が発病するという事です! そして、喫煙をし続けた患者で肺気腫の疑いがあるのは40代で20%、50代で69%、60歳以上で97%となっています。 私もここは肺気腫になった方が一番気になるであろう内容と思い、ネットなど隅々まで調べてみたのですが・・・ 残念ながら、肺気腫になった場合の寿命(余命)はどこにもデータはありませんでした。 あくまで私が調べた限りですが。 恐らく、肺気腫と言っても人それぞれで症状に個人差があるので寿命(余命)は断定できない問う事でしょう。 例えば、年齢が若ければ、まだ何年も生きられるかもしれませんし、既に年を取っていれば・・・ ただ一つ言えるのは、喫煙を続ければ少なからず寿命が短くなるのは間違いないでしょう。 稀にヘビースモーカーでも健康という方もいますが、全体の統計を見れば寿命が短くなるのは明らかです。 肺気腫の初期症状って?診断方法ってあるの? では、肺気腫の初期症状って、どうやって判断すれば良いのとなるはずです。 勿論、喫煙していない事が一番なのですが、 40歳以上で10年以上の喫煙歴がある方は、以下の症状があるか確認してみて下さい!• 坂道などで呼吸困難になる• 3週間以上続く咳や痰• ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音がする• 風邪を引く機会が多い 肺気腫になる方は自覚症状としては、慢性の咳や痰、労作時の呼吸困難が現れ始める様です。 肺気腫の90%以上は喫煙が原因ですから、少しでも思い当たる方はすぐにでも病院で検査される事をおすすめします。 因みにですが、自覚症状がなくても先ほども触れたように、肺気腫予備軍になっている方もかなり多くいる様です。 確かに、元通りの健康な体になるのは難しいかもしれません。 ですが、肺気腫の進行を抑え、呼吸をする力をある程度は維持できるはずです。 禁煙: 肺気腫治療の基本中の基本です• ワクチン接種:悪性の腫瘍を防ぎます• 薬物療法:息切れを和らげ運動能力を向上します• 呼吸リハビリテーションを取り入れる (理学療法:息苦しさをやわらげます) (運動療法:呼吸に関係する筋肉を鍛えます) (栄養管理:体重減少を防ぎます)• 在宅酸素療法:COPDが進行し、低酸素血症になったときに導入します こんな感じですが、やはり当たり前の事ですが、肺気腫、もしくは肺気腫の疑いがある患者さんは禁煙が鉄則でしょうね。 偶に仕事が忙しいから、禁煙外来に行けないという方がいますが、私がそんな人たちに思わず言いたくなるのが、「命と仕事、どっちが大切何ですか??」という事です。 命を削って仕事というのは、さすがに・・・。 禁煙外来でタバコを断つというのもありでしょうが、私が知る限り大抵の方は タバコがないとイライラしたり、テンションが低下しているケースが殆どです。 また、タバコを吸いたいという衝動が抑えられずに禁煙失敗というケースもよくあるといいます。 ですから、私的にも徐々に禁煙していくのが良いのではと思います。 【THE Frienbr SHOP ザ・フレンバー・ショップ】が取扱販売をしているフレンバーは、リキッドを蒸発させ、水蒸気のフレーバー 香り とテイスト 風味 を楽しむ雑貨アイテムです。 タール・ニコチンフリーで、リキッドは安心の国内製造・生産です。 シャレでファッションアイテムとしての要素も持っています。 豊富な品揃えで新商品も随時展開中との事です。 肺気腫の末期症状は?自宅酸素療法の末路・・・ 少し酷な話ですが、肺気腫の末期症状は在宅酸素療法でずっと暮らす事になるでしょう。 中内は夫婦で酸素チューブを鼻に通しているという話も聞いたことがあります。 (つまり奥さんは受動喫煙等やつですね。 ) 海外ではその状態を「死より酷い状態」と表現する事もあるそうです。 現在、タバコを吸っているという方は参考にしてもらえればと思います。

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肺気腫と診断された全ての患者は必ず進行して(5~10~15年かけて)息...

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1.慢性肺気腫と慢性閉塞性肺疾患 下のポスターはGOLDという団体のホームページ()よりお借りしました。 「GOLD(Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease)は、WHO(世界保健機構)とNHLBI(米国心臓、肺、血液研究所)の共同プロジェクトに、世界中の医療専門家が協力する形で始まった世界的な活動です。 (ホームページ記載より)」 gold-jac. jpホームページより許可を得て転載 Q: 慢性閉塞性肺疾患 ( C hronic O bstructive P ulmonary D isease ; COPD )という病名を聞きました。 慢性肺気腫 とどう違うのですか? A:喫煙や有害な粉塵を長年月、吸入し続けると、次第に肺や気管支が弱っていきます。 主に肺のどの場所が痛むかによって、 慢性肺気腫(息切れが主な症状)が発症したり、 慢性気管支炎(慢性的な咳や痰が主な症状)が発症したりします。 これらの病気で共通しているのは、有害な粉塵を吸い続けた結果で発症していることと、大なり小なり 息をはきだす力が衰えているという状態になっていることです。 息をはきだしにくいという症状を 閉塞性という言葉で表し、これらの病気を併せて 慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ぶようになりました。 だから、 肺気腫はCOPDに含まれるのです。 これらの病気では気管支の強度が低下しています。 このため、息をはきだすときに空気が 通過する気管支が潰れやすいのです。 気管支が潰れると、濁った息を吐き出す力が弱まります。 濁った息を吐き出しにくいということは、体を動かしている間に体内の空気がどんどん濁っていくということです。 重症になればなるほど、気管支は潰れやすく、体を動かした時の体内の空気も濁りやすくなります。 このように息を吐き出しにくいことを、 気流制限と表現しています。 気流制限のことを 閉塞性換気障害と呼ぶこともあります。 Q:COPDでは肺はどんな状態になっているのですか? A:下の肺の標本のように、緻密な肺の構造が失われ、肺全体のしなやかさも失われています。 タバコや埃により、肺の一部が黒く変色し、肺の広い範囲に穴があくようにブラという肺の破壊された変化が多数認められます。 これだけの変化があっても、まだ、COPDとしてはまだ軽症から中等症くらいのレベルです。 肺の一部を拡大しています。 大きな写真に示される大小の小さな穴がブラです。 病状が悪化するとブラが更に大きく、融合していきます。 肺のち密な構造が破壊されるため、肺は弾力を失い、せっかく吸いこんだ息をスムースに吐き出すことができなくなります。 Q:COPDはどのように診断するのですか? A: 気流制限(閉塞性換気障害)があるかどうかで診断します。 また、その気流制限がどの程度かによって、重症度を決定します。 気流制限は息のはきだしやすさで判断しますが、具体的には1秒間でどれくらい息をはきだせるかを調べます。 この量を 1秒量といい、これを調べる検査を スパイロメトリーといいます。 Q:COPDの重症度はどのようにして判断するのですか? A:COPDの診断、病状評価、治療について、2種類のガイドラインがあります。 1つは日本呼吸器学会の定めるガイドラインであり、もう1つは国際的ガイドライン(通称GOLD)です。 多少の違いはありますが、基本的な考え方は変わりません。 いずれかのガイドラインに照らし合わせて判断します。 下は日本呼吸器学会のガイドラインに基づく重症度判定です。 (日本呼吸器学会 COPD 慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドラインより許可を得て転載 Predictedとは年齢、身長、体重から予測される理想的な1秒量(FEV1. 0)のことです Q:治療法を教えてください。 A:喫煙者の場合、最優先は禁煙することです。 COPD(慢性肺気腫)は有害成分の吸入による肺の破壊と老化であるとも考えられます。 タバコはこの破壊と老化を毎日コツコツと行っているのです。 薬に頼る前に、禁煙の努力をすることを何よりもお勧めします。 禁煙が最も安価で、最も確実にCOPD(慢性肺気腫)の進行を食い止める手段なのです。 その上で、次のような治療を行うと効果的です。 (日本呼吸器学会 COPD 慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドラインより許可を得て転載 Q:治療方針の説明をしてください。 日本呼吸器学会のガイドラインでは、まだスパイロメトリーが正常な段階から治療をお勧めするべきと考え、積極的に禁煙を求めています。 COPDで最も重要なのは、COPDの発症を予防することです。 既にある程度、COPDが進行した方はやむをえませんが、まだ0期の段階の方は、禁煙によってCOPDを予防することが可能です。 既に気流制限(閉塞性換気障害)が出現し、スパイロメトリーの値が低下している場合は既に肺の破壊と老化がある程度進んでしまっています。 ある程度進行したCOPDを完全に治すことは不可能です。 まだ肺を若返らせる技術はありません。 しかし、それでも、禁煙によって病気の悪化を防ぐことが可能です。 気管支の潰れやすさを和らげる薬です。 程度に応じて気管支拡張剤の使用を増やしていきます。 COPDでまず用いられるのは 抗コリン剤という種類の気管支拡張剤です。 長時間作用型のチオトロピウム(スピリーバ)が息切れの改善に有効であることが多く、頻用されるようになりました。 ただし、抗コリン剤には前立腺肥大症状や、緑内障での眼圧上昇を悪化させることがあるため、使用できない方もおられます。 また キサンチン誘導体(ネオフィリン製剤)もよく使用されます。 投薬で息切れがよくなったかどうか、副作用はどうかをみながら、これらの気管支拡張剤を組み合わせていきます。 中等症以上になると、気流制限が高度になり、服薬しても息切れがまだまだ辛いということが珍しくありません。 そのような場合は呼吸リハビリテーションを行います。 これは腹式呼吸などを練習し、 残された肺の機能を上手に使うコツを覚える治療です。 COPDが進行してくると、息苦しさのために気持が焦り始め、浅く、換気効率の悪い息の仕方になりがちです。 深く、換気効率のよい呼吸の仕方を覚えるのが呼吸リハビリテーションです。 重症になった場合、喘息で用いる吸入ステロイドを併用すると、息切れや咳や痰の症状が和らぐというデータがあります。 慢性的に低酸素状態になった場合、在宅酸素療法の適応となります。 別に項目を設けておりますので、ご参照ください。 在宅酸素療法をお勧めすると、やはり外見の問題を気にされ、消極的になる方もおられます。 しかし、たとえ息苦しさがあまり強くなくても、低酸素血症が進行すると心臓にも大きな負担がかかっていきます。 そして、呼吸不全のみではなく心不全も起こしやすくなります。 持病が更に増えてしまうのです。 低酸素状態が進行した方は、在宅酸素療法をすることによって、寿命も改善することをご理解ください。 Q:COPDの急性増悪とはなんですか? 肺気腫が一気に悪くなるのですか? A:COPDの急性増悪とは、悪いなりに安定していた息切れや咳、痰の症状が、カゼやインフルエンザ、あるいは喘息の併発などをきっかけにして悪化することです。 ある程度、進行したCOPDの肺は、そうでない人の肺よりも基礎体力がありません。 同じカゼをひいても、肺炎にまで悪化しやすかったり、息切れが悪化することもあります。 もしも肺炎を起こしたりすると、肺炎のせいで一気に肺の基礎体力が悪化することありえます。 インフルエンザワクチンを接種するなどして、こうした症状の急な悪化を防ぐことも、COPDの治療では重要です。 Q:COPD(慢性肺気腫)では、酸素がかえって毒になると聞いたことがありますが、本当ですか? A:人間は酸素を吸入し、二酸化炭素を排気ガスとしてはきだしています。 COPD 慢性肺気腫 が最重症化してしまうと、この二酸化炭素をはきだす換気能力が著しく低下してしまいます。 そして、血液中の二酸化炭素の量が上昇してきます。 そのような場合、無意識に呼吸回数を増やして二酸化炭素を減らそうとします。 こうした最重症のCOPDの人が大量の酸素を吸うとどうなるか? 当初は体内の酸素量が増えるため、息苦しさはやわらぎます。 ところが、息苦しさが和らぐと無意識にがんばっていた呼吸回数が減ってしまいます。 酸素は吸入によって十分に補給できているのですが、排気ガスである二酸化炭素の排出がおろそかになり、血液は二酸化炭素で濁っていきます。 血液中の二酸化炭素の量があまりに多いと、意識障害を起こし、更に呼吸が弱くなるという悪循環に陥ります。 これを医学用語で CO2ナルコーシスといいます。 あくまで 最重症のCOPDの方で起こる症状ですが、COPDの方に酸素を投与する場合、 CO2ナルコーシスが起こりえることを想定して行います。 Q: CO2ナルコーシス は何が危険なのですか? A:先ず、意識状態がもうろうとしてきます。 中には昏睡状態になる場合もあります。 そうなると、呼吸が更に弱くなり、そして二酸化炭素が更に上昇する、これにより CO2ナルコーシスが更に悪化するという悪循環に陥ります。 最悪、昏睡から呼吸が止まってしまうこともあります。 次に、 CO2ナルコーシスでは血液が極端な酸性になってしまうことがあります。 人間の体内では無数の化学反応が行われて生命を維持していますが、この化学反応が行われるには適正な環境が必要です。 極端な酸性化が進むと、命に必要な化学反応が正常に行われなくなり、臓器障害をきたしてしまいます。 これも生命に危機をもたらすのです。 Q: CO2ナルコーシス が起こったら、助からないのですか? A:確かに CO2ナルコーシスはCOPDの最重症の方に発症します。 肺の基礎体力が最も乏しい人に生じる病態ですので、命に関わってきます。 機械による補助的換気を行い、呼吸を助けることによって回復を試みます。 補助的換気にはマスク式人工呼吸療法と、挿管式人工呼吸療法の2種類があります。 Q:COPDに対する人工呼吸療法があるのですか? A:現在、普及している治療法に マスク式人工呼吸器があります。 この治療法は気管切開をせずに行えますし、自宅でも容易に行えます。 方法は専用のマスクで鼻(および口)を密封し、このマスクを介して風圧をかけた酸素を送り込みます。 人の呼吸に連動するように風圧をかけることもできます。 風圧をかけると気管支が潰れにくくなります。 このため、換気能力が改善します。 送り込まれる酸素と、肺からはきだされる息が入れかわり続け、体内の二酸化炭素の蓄積を食い止めることができます。 使用する機械も非常にコンパクトになっており、簡単に持ち運びができるようになりました。 当院でも使用されておられる方がいらっしゃいます。 CO2ナルコーシスを起こした場合、また起こしそうな場合、この治療法を導入することによって、病状の改善が期待できます。 ただし、限界もあります。 特に高齢者の方ではマスクの圧迫感が生理的に受け入れられなかったり、また治療法の意義を理解できないために、マスクを装着してくださらないこともよくあります。 マスク式人工呼吸は患者さんご本人の協力がなければできない治療です。 また、いわゆる挿管式人工呼吸に比べると換気効率がよくないので、せっかく治療を行っても効果が得られない場合もあります。 挿管式人工呼吸は口や鼻から挿管チューブを気管に直接挿入し、この管を介して換気を行う、従来の人工呼吸器です。 安定した呼吸管理ができますが、患者さんが声が出せない、人工呼吸器に常時つながれているため、行動範囲も非常に限られている、人工呼吸の期間が長引けば(約10日以上)気管切開をしなければならない・・・・などの難点があります。 また、一度挿管式人工呼吸を始めた場合は、病状がよくならない限り、これを中止することはできません。 CO2ナルコーシスを発症した方が挿管式人工呼吸を行った場合、病気の回復が順調にいかず、長期人工呼吸になる可能性は高いため、人工呼吸を行うかどうかは慎重に考える必要があります。

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肺気腫とは? 原因や症状・治療について

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とは、肺の組織が壊れた状態をいいます。 主な原因はといわれており、喫煙習慣がある方が肺気腫になることがほとんどです。 肺気腫はゆっくりと進行していき、一度壊れた肺の組織が元に戻ることはありません。 しかし、によって肺気腫の進行を遅くしたり、治療によって症状を和らげたりすることができます。 今回は、聖マリアンナ医科大学病院 呼吸器内科の峯下 昌道先生に、肺気腫の原因や症状、治療についてお話しいただきました。 肺気腫とは? 肺気腫の概要 とは、タバコの煙など有害物質が原因で、肺の組織が壊れた状態のことをいいます。 40歳以上の男性が肺気腫になることが多く、特に60歳以上の男性が多いといわれています。 鼻や口から吸い込まれた空気は、気道を通り左右の肺に送られます。 肺の内部には気管支があり、気管支が枝分かれを繰り返した先には「肺胞」と呼ばれる小さな袋状の組織が集まっています。 この肺胞が機能しているおかげで、私たちはスムーズに呼吸することができます。 しかし、肺気腫になると、肺胞の壁が壊れてしまうことで隣の肺胞と合わさり、大きな袋のようになってしまうのです。 大きな袋のようになった部分は伸びきった風船のようになり、弾力性がなくなります。 その結果、呼吸機能が低下し、息切れなどの症状が現れるようになります。 壊れた肺は元には戻せないが進行を抑えることはできる 肺気腫はゆっくりと進行していきます。 隣の肺胞と合わさり大きくなった部分は、周囲の肺胞を壊しながら徐々に広がっていきます。 現状では、壊れた肺胞の壁を元に戻すことはできません(2018年7月時点)。 しかし、後ほど治療の項で詳しくお話ししますが、治療によって肺気腫の広がりを抑えたり、症状を和らげたりすることができます。 肺気腫と慢性閉塞性肺疾患(COPD)の関係 肺気腫と慢性閉塞性肺疾患(COPD)ってどう違うの? は、病気の名前というより「肺の組織が壊れた状態」を指します。 一方、(:chronic obstructive pulmonary disease)は、タバコの煙などを長期に吸い込むことにより気管支や肺に病変が生じ、スムーズに息を吐きにくくなる症状(気流閉塞)が現れる病気のことです。 もともとタバコを吸う方に、 咳 せき や 痰 たん が出続けるや肺気腫が多く認められていましたが、これを「息が吐きにくくなる(気流制限がある)」という診断基準でまとめたものが慢性閉塞性肺疾患(COPD)といえます。 しかし、肺気腫の方が必ずしも慢性閉塞性肺疾患(COPD)を発症するわけではありません。 反対に、慢性閉塞性肺疾患を発症しながらも肺気腫があまり進行していないケースもあります。 肺気腫の原因 肺気腫の主な原因は喫煙 の主な原因は、です。 喫煙習慣のある方が肺気腫を生じる可能性が高いと考えられています。 長期にわたり吸い込んだタバコの煙が原因で、徐々に肺の中の肺胞が壊されていくといわれています。 40歳以上の男性が肺気腫になることが多いのも、喫煙率と関係しています。 男性は喫煙習慣のある方が多いため、肺気腫の患者さんが多いと考えられているのです。 また、肺気腫はある一定の喫煙期間によって生じます。 そのため、中高年から高齢にかけて肺気腫になることが多いと考えられます。 たとえば、20歳代で喫煙を始めた方が40歳代や50歳代になって肺気腫になるイメージです。 受動喫煙や大気汚染で肺気腫になる可能性 受動喫煙や大気汚染などが原因で肺気腫を生じる可能性もあるといわれています。 また、単一遺伝子の異常によって肺気腫を生じることもありますが、日本では非常にまれです。 肺気腫の症状 主な症状は咳・痰・息切れ で症状が現れる方は、()を発症しているケースが多いです。 そのため、現れる症状は、慢性閉塞性肺疾患の症状とほぼ同じであると考えられます。 主に以下のような症状が現れることが多いです。 咳が続く• 痰がからむ• 息切れする(特に動いた時) 空気の通り道である気管支に炎症が起こるために、咳や痰がでるようになります。 また、痰がつまることによって呼吸が苦しくなることもあるでしょう。 さらに、肺の組織が壊れてしまうために呼吸が難しくなり、息切れするようになります。 特に、動いたときに呼吸が苦しくなることが多いです。 たとえば、坂道を登ったり、階段を上ったりすると息切れすることがあるでしょう。 栄養不良や筋肉減少が現れることも また、肺気腫の方には、や筋肉減少が現れることがあります。 肺気腫が進行すると、呼吸に大きなエネルギーを使うために痩せやすくなります。 さらに、動くと息が切れてしまうためにあまり動かなくなると、筋肉が減少してしまうこともあります。 また、進行すると食事をするときにも息切れを伴い、食べる量が減少する傾向にあるといわれています。 食事の量が減り十分な栄養がとれなくなると、栄養不良になることがあります。 症状から肺気腫に気づくことはできる? 症状は徐々に現れることが多い お話ししたような症状からに気づく方は少ないかもしれません。 症状は徐々に現れることが多く、初期には気づかないケースが多いでしょう。 肺気腫であっても進行していなければ症状が現れない場合もありますし、症状が軽い場合もあります。 特に高齢の方であると、息切れなどの症状があっても加齢によるものだと考え、肺気腫の可能性に気づかないケースもあるかもしれません。 しかし、習慣があり息切れや長引く咳などの症状があるようなら、肺気腫の可能性について一度考えてみてもよいでしょう。 肺気腫・COPDの検査 レントゲン検査・CT検査 は、画像診断によって、肺の組織が壊れた状態を確認できる場合があります。 そのため、肺気腫では、胸部レントゲン検査やCT検査などによる画像診断が行われることが多いです。 レントゲン検査でも、肺気腫に特徴的な所見を確認できる場合があります。 しかし、肺気腫が進行していない段階であると、レントゲン検査ではみつからないケースもあります。 特に、初期の肺気腫であるとCT検査が有効な場合が多いでしょう。 CT検査によって肺気腫の程度の確認や、ぜんそくなど症状が似ている病気との鑑別が可能になります。 呼吸機能検査 呼吸機能検査は、()の診断に必須です。 主に肺活量と1秒率を調べます。 肺活量を調べるためには、ゆっくり呼吸をしてもらい、息をたくさん吸ってもらったときと吐ききったときの空気の量を測定します。 また、1秒率を調べるためには、息を思いきり吐き出してもらい、最初の1秒で吐き出せる量(1秒量)を測定します。 そして、思いきり吐き出した肺活量のうち1秒量が占める割合をだします。 この1秒率が低いほど、息を吐き出しにくい状態であるということができます。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、1秒率の割合が70%を切っているかどうかがひとつの目安になります。 肺気腫・COPDの治療 禁煙の指導 の治療では、の指導が行われます。 肺気腫がある方がを続けると、重症化するリスクが高くなってしまいます。 肺気腫が進行していない段階で喫煙をやめれば、それだけ進行を遅くすることができます。 このような気流制限を生じる()の薬物療法として、主に気管支を広げる効果のある気管支拡張薬を使用し、呼吸しやすくする治療が行われます。 どちらか片方の薬を使用するケースもありますし、2つの薬を組み合わせて使用するケースもあります。 重症化している場合や、ぜん息を合併している場合には、吸入のステロイドによる治療が行われることもあります。 霧状にした薬を口から吸い込むこと 呼吸リハビリテーション 薬物療法以外には、呼吸訓練や運動療法、栄養療法(呼吸リハビリテーション)も有効です。 呼吸訓練では、楽な呼吸の方法について指導が行われます。 また、運動療法では、適度な運動によって筋肉の減少を防ぎます。 さらに、栄養療法では、食事内容や食事回数の指導によってを防ぎます。 重症なケースでは、入院してもらい集中して呼吸リハビリテーションや薬剤の吸入方法の確認などを行い、治療の最適化をはかることもあります。 在宅酸素療法 肺気腫が進行し重症化すると、十分な酸素を体に取り入れることが難しくなります。 そのようなケースでは、在宅酸素療法による治療が行われることがあります。 在宅酸素療法では、酸素供給装置からチューブを通して酸素を吸入します。 さらに気流閉塞が進行すると自力で呼吸することが難しくなるケースがあり、マスクで呼吸を助ける在宅人工呼吸も導入されることがあります。 また、日本ではまれなケースではありますが、肺気腫の部分を切除する外科手術が行われることがあります。 肺気腫の方に心がけてほしいこと 必ず禁煙をする 治療の項でもお話ししましたが、がみつかったら、なるべく早くをしていただきたいと思います。 をやめれば、それだけ肺気腫の進行を遅くすることができます。 風邪や感染症を予防する 肺気腫の方が風邪をひくと、より呼吸が苦しくなってしまうことが多いです。 さらに、風邪からに進行すると重症化してしまう可能性があります。 そのため、日頃からマスクを着用するなど風邪を予防することが大切です。 また、が流行する季節には予防接種を受けるなど、感染症の予防も有効でしょう。 栄養をとり適度な運動を行う 肺気腫の方には、栄養をとることと、適度な運動を心がけてほしいと思います。 しっかりと食事をとり、特に痩せ気味の方は体重を落とさないことが大切です。 一度にたくさん食べられないという方は、食事回数を増やすことも検討してほしいと思います。 運動はウォーキングなど日常的に取り組むことができるものがおすすめです。 長年取り組んできたスポーツを続けたいと希望する場合には、医師と相談のうえ、無理をしない範囲で続けてほしいと思います。 肺気腫治療後に後遺症はあるの? 後遺症ではなく副作用が起こることがある の治療では、薬の副作用が現れることがあります。 たとえば、吸入の抗コリン薬による治療を行うことで、尿が出にくくなることがあります。 先生からのメッセージ 禁煙や薬物治療に取り組み重症化を防いでほしい 習慣があり息切れや長引く咳などの症状が現れるようなら、一度病院で検査を受けてほしいと思います。 もしもがみつかった場合には、が非常に大切です。 たとえ肺気腫であったとしても症状が進行していない段階で禁煙を行えば、進行を抑えることができます。 禁煙をしながら、必要があれば薬物治療などに取り組み、できるだけ重症化を防いでほしいと思います。

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