転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?。 漫画「捨てられた皇妃」16話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?

その日も、いつものように自転車で帰路についていた。 日はとうの昔にくれており、ぽつぽつと立つ街灯と自転車のライトだけが行く先を照らす。 夏のころも終わり、秋の冷たい風が吹き抜ける。 体の横を通り抜ける風の冷たさに体を震わせながら、足に力を込めた。 「うぅ……さむい……」 マフラーに顔を埋めて、ハンドルに置いている手を握り込む。 時々、反対から走ってくる車のライトに視界を奪われ、眉間に刻まれるしわが深くなる。 いくら歩道を走っているとはいえ、乗り物を運転している以上視界を一瞬でも奪われるのは辛い。 今はまだ真夜中だからいいけれど、あと数時間早ければ、歩行者がいることもざらにある。 わかるように反射板を身につけていたり懐中電灯などを持ってくれている人もいるが、そうでない人もいる。 自転車を無灯火で走っているやつもいる。 暗闇と同系色の服を着て、ライトも持たず歩く人だっている。 多くの人は寝る頃だから滅多に人に遭遇することはないけれど、それでも可能性が全くないわけではない。 自転車対歩行者で事故が起これば悪いのは自転車だ。 いくら歩行者が夜道で居場所を示すという認識が欠如していたり、飛び出してきたりというのがあったとしても、過失の割合は自転車の方が大きい。 街灯を増やして夜道を照らしてくれたらもっと安心出来るのだが、いかんせん、土地柄なのか交通整備は後回しにされがちだ。 街灯しかり、ガードレールしかり、側溝の蓋しかり。 とある交差点なんか、危険だなと思ってたら死亡事故が起きて、その後もちょくちょく事故が起きてようやく信号機が設置されたくらいだ。 ちょっと整備するだけで安全性や利便性は変わるのだが、恐らく交通整備に駆けられる金は多くないということなのだろう。 理不尽な世の中だ、とぼやきつつ、赤信号を示す横断歩道の前で停止する。 わずかに火照った体をさすって、空を見上げた。 空には丸く大きな衛星がたたずんでいた。 「あぁ、今日は満月か…」 シフト制の仕事ゆえに、日付の感覚も曜日の感覚もない。 帰宅時間はその日によって変わる為、月齢なんてものは気にも留めたことがない。 かろうじて、登下校する児童生徒の姿を見ることで、平日か休日かがわかるくらいだ。 視界の奥で、ちかちかと信号が点滅を起こす。 「はぁ…」 自然とため息がついて出る。 何かがあったわけではないが、なんとなく胸が塞ぎ込んでいる。 たまにあることだ。 心当たりは全くないが気分が塞ぎ込む。 そういう時は好きなことをして過ごすのが一番だと言うことも、経験上知っている。 信号が青に変わったのを確認して、ペダルに足をかけて、力強く踏み出す。 甲高い耳障りな音が響いた。 視界の横から光が差す。 「え?」 最悪の事態が頭をよぎるのと同時に、体を激しい衝撃が襲った。 痛みに一瞬意識が飛ぶ。 けれども、短い浮遊感の後、再三何かにたたきつけられ問答無用で意識を引き戻された。 全身が痛い。 動かそうにも、痛くて痛くて仕方が無い。 いっそあのまま、気を失っていた方が楽だったのに。 そうしたら地面に転げるとか寒い思いをしなくてすんだのに。 どうにもならない痛みと冷たさに呻いていると、そばに人の気配がした。 人の足が目の前にある。 「やべぇ……どうしよう……」 うろたえる声に、どうしようじゃねぇよあほか、と悪態をついた。 瞼が重い。 心臓も早鐘を打っていて頬は暖かいけれど、指先から感覚が消えていく。 ばん、と扉を閉める音がした。 次いで響く、エンジン音。 それにどうしようもない現実を悟り、抗うことをやめた。 きっと、もう自分は助からない。 あぁ、なんて運の悪い。 もっと、やりたいことがあったんだけどな。 もっと、楽しいことをしていたかったんだけどな。 でももう、仕方が無い。 どうしようもない。 閉じた瞼越しに、白い光が届く。 近づくエンジンの音。 何が起こっているのか理解する前に、意識は途切れた。

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[B! マンガ] 転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?

転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?

この記事では、 転生したら悠々自適の皇妃ライフ27話のネタバレをご紹介していきますね。 転生したら悠々自適の皇妃ライフは、ピッコマで毎週土曜日に新作がUPされています。 そして、陛下はレアナに「新年のパーティーを一緒に行ってほしい」とお願いしていました。 積極的なシヴァ ポールはシヴァの店に訪れ、デザートを選んでいました。 一生懸命遠まわしにポールのことをパーティに誘いますが・・・ ポール「パーティは別にパートナーが居なくても大丈夫。 」 と鈍感すぎるコメントを返す始末・・。 あまりの鈍感さにシヴァもお怒りモード半ば焼けになっています。 ) 陛下、リアナをお誘いする 一方陛下はリアナを新年のパーティにお誘いしていました。 陛下「僕と一緒に新年のパーティに参加してくれないか?パーティの間はずっとそばに居てほしいんだ。 」 と真剣でちょっと切ない表情です。 リアナ「えっ」 リアナは陛下のお誘いにとても驚いていましたが、こんなに懇願する陛下の表情をみて、断るわけにはいきません。 少し、照れたような、うれしそうな表情をして 「はい」 と答えるのでした。

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転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?|ネタバレ!4話から最新話・結末までの感想も!|漫画Plus!

転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?

Contents• 転生したら悠々自適の王妃ライフ4話ネタバレ 転生したら悠々自適の王妃ライフ4~リアナが気になる皇帝 人々の間でリアナの功績が認められはじめ、リアナと顔を合わせようともしない皇帝に「男として失格」と噂話をするものまで現れました。 それを聞いてたのは皇帝本人! 王宮内での自身の悪口に怒りモードの皇帝。 しかし、そんな皇帝の態度にも「あながちまちがいでもないですよ」と軽く答える家臣たち。 リアナの功績に国民は認め始めているのに、皇帝は「ご苦労だった」の一言もない、と笑顔で嫌味を言われてしまう始末です。 と、皇帝とリアナのことについて話し合っていると、皇帝は窓からポールとリアナが一緒に楽しそうに話しているのを見かけます。 転生したら悠々自適の王妃ライフ4~リアナのケーキ~ 自身の態度に思うところがあったのか、皇帝はリアナを自身の部屋へ呼び出しました。 そこへ、メイドさんがケーキを持ってきますが、皇帝は不思議そうな顔。 リアナが皇帝のことを思って、町で準備してくれたようです。 (皇帝のために、甘さ控えめのものを選んでいたみたい) ニコリ、そのことを伝え、優しく笑うリアナに、皇帝もなんだかびっくりしたような、嬉しそうな表情を浮かべます。 自分のことを思って買ってくれたケーキにお礼を言おうとしますが、家臣たちから茶化されるんじゃないか・・・と想像がよぎります。 でも、やはりお礼は言っておこうと口を開いた瞬間 「余は条件のとおり、一切の愛情を与えぬつもりだ」 となぜか思ってもいないことを口走ってしまい・・・。 しまったと顔をするのですが、リアナは 「ご心配には及びませんわ」 と、皇帝の愛情は望まないし、リアナ自身も、愛情はないときっぱり笑顔で答えるのでした・・・。 転生したら悠々自適の王妃ライフ4~反省する皇帝~ リアナが部屋を出て行ってしまったあと、「やってしまった・・・」と言う顔で反省した様子です。 そして、リアナがせっかく持ってきてくれたケーキを眺めて家臣に促されてようやく口にします。 想像以上の美味しさに、思わず表情も明るくなるのです。 そして、家臣に「皇妃がもってきケーキはもうないのか?」とお代わりをねだるほど。 ポールが持ってきたケーキならあると答える家臣に対して、 「それはいらん」 と断り、 同じものを準備します。 と言われても 「いや・・・何か気にらぬ」 と・・・。 難しい様子皇帝に家臣は 「妃殿下が直接お持ちになられたケーキをお望みですか?」 と聞かれ、はっとした表情を浮かべるのでした!.

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