磯崎 憲一郎。 『日本蒙昧前史』磯崎憲一郎:著

『赤の他人の瓜二つ』(磯崎 憲一郎)|講談社BOOK倶楽部

のち『金太郎飴 磯﨑憲一郎 エッセイ・対談・評論・インタビュー 2007-2019』に再録• 第156回 「」• 小説はそうやって再生産され続けていくのだと思います。 そこから行くのって感じだが、この文体はある意味、この磯崎憲一郎なる小説家は、意識して当然持ってきたもので、長回しの半長文系であるが、実は読みやすいというもので、実験的発見でもある。

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【ザ・インタビュー】切実な昭和の手触り 緻密に 磯崎憲一郎著『日本蒙昧前史』

世界をレンズで覗きこんでいるような…レンズ越しの景色ゆえの隔絶感・非現実感がある作品なのに、描かれる物語自体は妻や母や娘に囲まれた普通のサラリーマンである主人公の平凡な人生(の一部)で、「大事件があったわけではない人生」が独特の重量を伴って描かれ、「終の住処」というやけに重たい響きの言葉へ集束していくのが小説として面白い。 これ、選評を読んで初めて気付いたのですが、ガルシア=マルケスの世界でした。 それが、本書の基本認識である。

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磯﨑憲一郎

万博だって国民全員が熱狂したわけではない。 米俵のことを書いた時点では、社長は高台の町の宅地開発に関わっていたからだと思っていて、隠し子があの学校に通っているなんて、まったく考えていなかったので。

『赤の他人の瓜二つ』(磯崎 憲一郎)|講談社BOOK倶楽部

著者の磯崎さんの経歴は新聞等で知っていたから、こんな華やかな経歴(高学歴で大企業の商社マン、いわゆる勝ち組)を持ち、しかも顔もそこそこイケメンな彼が、50過ぎの男の無味乾燥な半生をどう描いているのか、そこにも興味がありました。

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『終の住処』(磯崎憲一郎)_書評という名の読書感想文

電車を使わざるを得ない場所に、居住地が作られているんです。

【ザ・インタビュー】切実な昭和の手触り 緻密に 磯崎憲一郎著『日本蒙昧前史』

わたしはこの「千葉県の少年」というのは作者の磯崎氏なのではないかと思ったのだが、この少年はたしか7歳という設定で、作者の磯崎氏は万博の年にはまだ5歳なのだから合致することではない。 鳥獣戯画:P. その時の心地よさが最後まで保ってくれたので、全体としていい印象を持てました。