コロナ 犬鳴 村。 【閲覧注意】最恐の心霊スポット「犬鳴トンネル」へ潜入…『犬鳴村』は実在した<写真36点>

outage.smeco.coop: 犬鳴村 [小説版] (竹書房文庫) eBook: 久田樹生: Kindleストア

コロナ 犬鳴 村

先週の当コラム()がちょうどアップされたタイミング(2月27日夕方)に、新型コロナウイルス感染症対策本部で安倍首相が全国すべての小中高校と特別支援学校の臨時休校を呼びかけたことを受けて、映画興行を取り巻く状況は大きく動いた。 そのコラムでも「成り行きが注目される」として具体的に名前を挙げた『映画ドラえもん のび太の新恐竜』をはじめ、『映画しまじろう「しまじろうと そらとぶふね」』、『2分の1の魔法』、『ムーラン』とアニメーション作品(『ムーラン』は実写作品)を中心とする、観客層に子供が多い作品の公開延期が決定。 また、「緊急事態宣言」が出された北海道内の複数シネコン・チェーンのほか、都内でも岩波ホール、Bunkamura ル・シネマ、早稲田松竹などが休館を決定した。 先週末の全国動員ランキングのトップ3作品は、3週連続1位の『パラサイト 半地下の家族』、2週連続2位の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、初登場3位の『劇場版 SHIROBAKO』。 ただ、いずれも興収は1億円台で、閑散期の2月の終わりとはいえ例年と比べると明らかに数字が伸び悩んでいる。 北海道の一部シネコンが休館中あることを差し引いても、コロナウイルスへの懸念が影響しているのは明らかだ。 そんな中、今年2月から3月にかけて、大健闘を見せている作品が2作品ある。 3月1日までに累計興収は早くも10億円突破。 清水崇作品が日本国内で10億円以上に到達したのは2003年の『呪怨2』以来17年ぶりのこと。 ちなみに、あまり顧みられることがないが、国外において清水崇は『THE JUON/呪怨』(2004年)と『呪怨 パンデミック』(2006年)で2作連続、合わせて3週、全米ボックスオフィス1位に作品を送り込むという、日本では比べる存在がいない偉業を達成した監督。 継続的にアメリカで映画を撮り続けることはなかったが(ブランクが空いて2014年に『Flight 7500』を撮っている)、今回の『犬鳴村』で見事にJホラー・マスターとしてその存在感を示したかたちだ。 今回の『犬鳴村』、一部ではサプライズヒットと見られているようだが、自分は製作発表があった段階からヒットの可能性は高いと思っていた。 というのも、本作の題材となった福岡県の犬鳴峠にある村の都市伝説は、ウマヅラビデオなどのホラー&都市伝説系ユーチューバーを通して、男子小中学生なら知らない子はいないほどホットな題材であることを息子を通して聞いていたからだ。 ホラー映画におけるユーチューバーといえば、日本でも昨年の中田秀夫監督『貞子』でも主要キャラクターの一人として登場したのが記憶に新しいが、アメリカやヨーロッパや韓国の近年のホラー映画でもしばしば取り上げられる題材。 しかし、『犬鳴村』はユーチューバー的なライトなノリは限定的で、あくまでもシリアスなホラー作品として仕上げられている。 そこそこ怖い内容でありながら、レイティングが「G」(一般指定)と年齢制限がつかなかったことで、客層を取りこぼすこともなかった。 配給の東映は、早くも「実録!恐怖の村」シリーズとして作品のシリーズ化を発表。 次の舞台となる土地はまだ明かされていないが、監督は引き続き清水崇が務める。

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『犬鳴村』“恐怖回避ばーじょん”全編版がついに完成 劇場での公開が決定!(クランクイン!)

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今どきのありがちなホラー映画のスタートから匂わせる敷居の低さ 本作の冒頭は奏の兄(坂東龍汰)とその交際相手(大谷凜香)が心霊スポットである犬鳴トンネルからユーチューバー風にカメラを回し、興味本位にその噂の真偽を確かめるという、ここ5年のホラー映画ではよくあるスタートを切る。 『貞子3D』以来、昨今は『貞子』、『としまえん』のようなJホラーから、韓国映画の『コンジアム』などネット動画を普段から視聴している層を意識した演出が当たり前になってきている。 ただ、これらの演出は取ってつけたようなクオリティなのでどこか至らない部分が目立ち、未だに「完璧な」演出が施された作品は観た試しがない(ニコニコ生放送を運営するKADOKAWAが監修に入ってすらそうだ)。 先に挙げた3本の中ではまだ『コンジアム』はプロダクションデザインを作り込んでいたが、機材の用意だけに終止してしまったせいかいまいち作品のテンポが悪すぎたのは否めない。 誤解してほしくないのだが、この演出を否定しているわけではない。 このトレンドに合わせるかのように幽霊たちも写真から動画に活躍の場を移している。 そのため多くの人にとって本作の導入はごく一般的で、説明不要なものとなっているのは評価できる。 逆にこれらの作品をリアルタイムに体験していない若い人たちだと良い感触を抱くだろう。 その中でも特に衝撃を覚えたのが作中である人物が死んでしまった後に行われた葬式のシーン。 通例だと出棺シーンか、全行程が終了したというシーンで済まされることが大半だが、この作品では火葬が行われ、その後に骨を拾うところまで見せてくれる。 こういったシーンはあまり見られないので、僕としては本作を鑑賞した中で最も印象に残るものとなった。 これを恐怖と感じるか否かは人それぞれだろうけど、昨今幽霊や怪奇現象もので恐怖が構成されるホラー映画が多い中、僕に限らず多くの人の心に残るキラーショットではないだろうか。 また、この作品はそうした「幽霊がでてくる」という部分に恐怖の重きを置いている作品ではない。 むしろ「幽霊(または怨霊)が発生する根源」を恐怖のテーマとしているので、今までにみられないようなドラマティックな恐怖体験が待っている。 ただ難点なのが初回の鑑賞中はストーリーとそこに至るまでの設定の理解に頭の大部分を持っていかれるので、多くの人にとって「説明的な映画」と感じてしまうかもしれない。 ストーリーが進んでいくと主人公の奏は自分の近親者を辿りつつ、徐々に犬鳴村がいかにして恐怖の村へと変遷していったのかという謎解きに入っていく。 謎解きが始まるということは、その後に謎解きの「解法」が順を追って描かれ、その最後に「答え」が劇中で描かれるわけだけど、本作はこの謎解きの「解法」が妙にややこしい。 詳しい説明はネタバレになるので控えるが、この映画は最低でも2回観に行かないと面白さが見出だせない作りになっている。 説明不足故に、1回の鑑賞では本作のストーリーとギミックを理解するのがやっとという人が大半かもしれない。 清水崇監督は、本作で一番凝った部分は人物関係と犬鳴村の歴史だと話しており、これになぞって様々な設定や背景を加えていったら膨大なものとなり、ストーリーに落とし込むのに相当な労力がかかったという(劇中には犬鳴村を模したジオラマが作られているがこれも清水崇によるものとのこと)。 結果として最初に出来上がった映像は3時間近いものとなり、これを極限まで削いで標準的な映画の尺の1時間50分にまで収めた。 これが結果として終盤の駆け足な「解法」や「答え合わせ」に繋がることになり、1回の鑑賞で満足しづらいのが実情だ。 ただ、見方を変えると人物一人一人に与えられているドラマが丁寧に作り込まれているゆえに、キャスト陣の熱演が光る作品である事は間違いない。 キャスト陣の熱量が伝わる秀作 そんなキャスト陣で今回一番光っているのが、主人公、奏の父役を演じた高嶋政伸。 高嶋は僕のような特撮好きにはゴジラや仮面ライダーで熱演した印象が強い。 そんな彼は元来清水作品に出るのが一つの目標だったらしく、今回清水崇からオファーした際、高嶋のスケジュールが厳しかったらしいのだが、熱意から調整を行い撮影開始ギリギリのタイミングで本作への出演を受けたという。 それだけの熱意と彼の役に対して入れ込む姿勢もあって終盤の高嶋の役はかなり光っているといえる。 彼は今回頑固で子育てに厳しくも裏である秘密を抱え、それを口に出すことができないまま子どもたちを守る不器用な父親を演じ、劇中で最も印象に残る演技を見せている。 ただ、先も言及したようにこの作品は設定の詰め込みをはじめ、謎解きの解法が複雑かつ駆け足なためどうしても初回の鑑賞では彼の熱演に見入ることが難しくなっていることは否めない。 主演の三吉彩花も清水節の効いた演出に助けられて見事主役を全うしている。 彼女は元々モデル出身ということもあって自分を魅せることに長け、過去に出演したドラマや映画でも明朗快活な女性を演じることが多く、今回のようなある種の影を持つ女性を演じるのは少し珍しい。 怪異現象の謎を追う奏の姿勢は前半と後半では同じキャラクターにも関わらず、キャラクターとして劇中の出来事に向かう姿勢を切り替えてドラマを盛り上げることに一役買っている。 これには清水崇のホラー作品のフィルモグラフィーを振り返っても分かるように「美人を美人に見せない、映さない」という徹底した演出が効いているからこそで、これが結果として三吉のそれまでの作品とは違った女優としての一面を引き立てている。 ホラー作品は基本的に「視覚的に訴える」ことを常に要求され、そこにプラスして如何にドラマを描くことが重要になってくる。 ドラマをより濃厚なものにしようとすると「謎解き」に多くの要素を求められ、それゆえに本作は「謎解き」と「解法」が非常にややこしくなっている。 それは清水崇が心霊スポットの犬鳴村に対して深い念を持ち、現実に存在している以上、丁重に扱わなければならないという信念から生まれた作品だから。 ある種の敬意を払った作品だからこそ、このような内容になったのだと理解できた。 この作品を1度鑑賞して少しでも肩透かしに感じたなら、再度鑑賞するとより楽しめるかもしれない。 万人に受け入れられるオープニング構成作り込まれた作品背景と人物像、そこから作り込まれた濃厚なドラマキャスト陣の熱演 短所• この村の出口は全ての設定と全容が見えた先にあり、キャスト陣の熱演も含めて再鑑賞を覚悟で臨んで欲しい。

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先週の当コラム()がちょうどアップされたタイミング(2月27日夕方)に、新型コロナウイルス感染症対策本部で安倍首相が全国すべての小中高校と特別支援学校の臨時休校を呼びかけたことを受けて、映画興行を取り巻く状況は大きく動いた。 そのコラムでも「成り行きが注目される」として具体的に名前を挙げた『映画ドラえもん のび太の新恐竜』をはじめ、『映画しまじろう「しまじろうと そらとぶふね」』、『2分の1の魔法』、『ムーラン』とアニメーション作品(『ムーラン』は実写作品)を中心とする、観客層に子供が多い作品の公開延期が決定。 また、「緊急事態宣言」が出された北海道内の複数シネコン・チェーンのほか、都内でも岩波ホール、Bunkamura ル・シネマ、早稲田松竹などが休館を決定した。 先週末の全国動員ランキングのトップ3作品は、3週連続1位の『パラサイト 半地下の家族』、2週連続2位の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、初登場3位の『劇場版 SHIROBAKO』。 ただ、いずれも興収は1億円台で、閑散期の2月の終わりとはいえ例年と比べると明らかに数字が伸び悩んでいる。 北海道の一部シネコンが休館中あることを差し引いても、コロナウイルスへの懸念が影響しているのは明らかだ。 そんな中、今年2月から3月にかけて、大健闘を見せている作品が2作品ある。 3月1日までに累計興収は早くも10億円突破。 清水崇作品が日本国内で10億円以上に到達したのは2003年の『呪怨2』以来17年ぶりのこと。 ちなみに、あまり顧みられることがないが、国外において清水崇は『THE JUON/呪怨』(2004年)と『呪怨 パンデミック』(2006年)で2作連続、合わせて3週、全米ボックスオフィス1位に作品を送り込むという、日本では比べる存在がいない偉業を達成した監督。 継続的にアメリカで映画を撮り続けることはなかったが(ブランクが空いて2014年に『Flight 7500』を撮っている)、今回の『犬鳴村』で見事にJホラー・マスターとしてその存在感を示したかたちだ。 今回の『犬鳴村』、一部ではサプライズヒットと見られているようだが、自分は製作発表があった段階からヒットの可能性は高いと思っていた。 というのも、本作の題材となった福岡県の犬鳴峠にある村の都市伝説は、ウマヅラビデオなどのホラー&都市伝説系ユーチューバーを通して、男子小中学生なら知らない子はいないほどホットな題材であることを息子を通して聞いていたからだ。 ホラー映画におけるユーチューバーといえば、日本でも昨年の中田秀夫監督『貞子』でも主要キャラクターの一人として登場したのが記憶に新しいが、アメリカやヨーロッパや韓国の近年のホラー映画でもしばしば取り上げられる題材。 しかし、『犬鳴村』はユーチューバー的なライトなノリは限定的で、あくまでもシリアスなホラー作品として仕上げられている。 そこそこ怖い内容でありながら、レイティングが「G」(一般指定)と年齢制限がつかなかったことで、客層を取りこぼすこともなかった。 配給の東映は、早くも「実録!恐怖の村」シリーズとして作品のシリーズ化を発表。 次の舞台となる土地はまだ明かされていないが、監督は引き続き清水崇が務める。

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