決まり手 極め出し。 相撲の技一覧!珍しい決まり手や種類はどんな技なのか紹介します!|相撲道

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決まり手 極め出し

極め出し 極め出しは、まわしをとろうとした相手力士の差し手肘の関節を外側から固定します。 その際、腕を外から巻き付けるようにして関節を固定し動かないようにします。 そのまま固定して体を寄せながら土俵外へ押し出します。 かなり関節への負荷が大きくケガの危険を伴う特殊技でもあります。 比較的大きめの懐の深い力士が、自分より小さめの力士に行うことが多いとも言われています。 しかし残念ながら、極め出しで勝ち星をあげても、まわしを両差しされてしまう状態というのは、非常に相撲的に見れば脇が甘いとして、あまり評価が高い決まり手ではないようです。 こちらのYouTubeは、2015年3月大阪場所12日目で照ノ富士が豊ノ島を極め出しで下し、まだ照ノ富士が2敗で優勝争いに踏みとどまっている状況です。 この照ノ富士は非常にスピード出世してきたモンゴル力士の一人ですが、近年はケガなどに苦しんでいる状況が続いているようです。 SPOSHIRUおすすめ情報! こちらではSPOSHIRU編集部がおすすめする お得な情報をご紹介します! ストレスフリーの超快適マスク! すぐ乾くからムレにくい スポーツメーカーの高い基準を合格した速乾性マスク。 ムレを防ぎ、通勤・移動の道のりを快適にします。 何度も洗えるから臭わない 毎日洗濯できるから、においを気にせず使い続けられます。 2ヶ月使えば1日33円。 もう使い捨てマスクを買う必要はありません。 整骨院院長も推奨のインソール!足元から日々の疲労を軽減 崩れた足型を整え、悩みZEROの体ヘ TENTIAL INSOLEは、従来の『土踏まずを持ち上げる』インソールとは異なり、足の外側にある 『立方骨』に着目! 立方骨を支えることで、足の骨格を修正。 直立姿勢での身体のバランスを整え、歩行時の推進力や俊敏性を実現したインソールです。 また、全面に『ポロン素材』を使用。 衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備ているので、疲労を軽減することができます。 足に悩みのある方や疲労の蓄積を抑えたい方にオススメです!.

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相撲の技一覧!珍しい決まり手や種類はどんな技なのか紹介します!|相撲道

決まり手 極め出し

大相撲の決まり手一覧(八十二手・五非技) 大相撲の決まり手の一覧(大相撲八十二手・五非技)です。 大相撲の決まり手は、その昔は投げ手・掛け手・反り手・捻り手の合計 48手(いわゆる四十八手)だったそうですが、1955年に 70手(+非技2手)に、2000年に現在の 82手(+非技5手)となりました。 ネットで探しても決まり手をシンプルに一覧表にしたものがほとんど無かったので、作ってみました。 決まり手図解イラストは、いっぱいあったのですが... 下表の通し番号は勝手に付けたものであり、「何番目の決まり手」とかがあるわけではありません。 また、決まり手のレア度(右欄)は主観で決めています。 反り手技が全般的にレアですね。 (珍しいのでほとんど見たことがないです) セルを結合していないので、Excelにコピペして50音順やABC順にソートすることも可能です。 適宜活用して下さい。 決まり手 「もろだし」などと書かれているものもありますが、決まり手82手には含まれず、記録上は単なる反則負けになります。

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大相撲の決まり手「吊り出し」で、吊られた関取が、最近、足をばたつかせな...

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決まり手概説 決まり手概説 平成10年 3月より 弊サイトに掲載している「当場所取組結果」において、決まり手は筆者が公式発表に拘らずに採ってきており、 13年頃からは傾向が一定してきたものと思われたので、17年 2月に一度メモという形でまとめた。 しかし、決まり手そのものの内容についてはまとまったものが載っていないことから、 ここで改めて20年 9月の時点でまとめ直す。 見出しは現在公式に採用されている82手に準拠する。 黒字の部分は見出しに対応する解説で、 青字の部分は82手以外のもので採用するものとその解説である。 赤字で記された見出しは採用しない決まり手を示し、代わるものを 青字の部分で解説する。 解説中の 赤字の決まり手についても採用しない。 なお、「古今相撲大全 宝暦13年 」「相撲の私記 寛政 3年・「片玉集」所収 」「相撲隠雲解 寛政 5年・「VANVAN相撲界」昭和58年秋季号所収 」「古今相撲大要 明治18年 」「日本体育叢書第八巻・相撲 大正12年 」「角觝画談 昭和 5年・昭和60年復刻 」「相撲四十八手 昭和14年・「日本の相撲」平成 7年刊所収 」を参照したが、 同一名称であっても技の内容が異なる場合があり、これについては私意により選択している。 参考資料として江戸時代以来の各書に見られる四十八手を、名のみではあるがまとめてとして掲載しておいた。 基本技 突き出し【つきだし】 突っ張ってそのまま相手を土俵の外へ出してしまう。 横綱太刀山、千代の山、曙らの得意とするところである。 突っ張って、ポーンと一突き、相手が弾け飛んでしまったとき、68手制定以前には「突き出し」と区別して「 突き放し【つきはなし】」とされた。 突き倒し【つきたおし】 突っ張って相手を土俵内外で倒す。 張り手によって土俵内に倒されても突き倒しを適用する。 押し出し【おしだし】 掌や腕などで相手を押し立てて土俵の外に出す。 本来は前廻しを引いて押し上げるものも含むはずだが、この場合、公式にはほとんど例外なく「寄り切り」が採られる。 押していって、相手が土俵際で堪えるのをもう一押し、土俵外に出したときには、「 押し切り【おしきり】」として区別された。 押し倒し【おしたおし】 相手が押しを堪え切れずに土俵内外で倒れたときの決まり手。 寄り切り【よりきり】 四つ身に渡るか、さなくとも差して寄り進み、堪える相手を土俵外に出す。 寄るときは差し手の方に寄るのが鉄則、上手側に寄ると逆転技を喰いやすい。 相手に堪える暇を与えないで土俵外に出した場合には、「 寄り出し【よりだし】」とされた。 寄り倒し【よりたおし】 寄られた相手が堪え切れずに土俵内外で倒れた場合の決まり手である。 浴びせ倒し【あびせたおし】 四つに組み、寄りを堪えようとした相手が反り身になったとき、のしかかって上から覆い被さり相手を倒す。 不安定な恰好ながら相手に体を預け、靠れかかって倒した場合には「 靠れ込み【もたれこみ】」といった。 投げ手 上手投げ【うわてなげ】 四つに組んで上手を引き、腰を入れて投げを打つ。 差し手の方は、相手の胴を巻くか、あるいは下手から捻ると決まる。 但し、首を巻いての上手投げや、相手が二本入っているときの上手投げは、ともすると出足を誘いかねず危険である。 また、深い上手から投げると切り返されることが多い。 上手から相手を振る技で「 瓢廻し【ひさごまわし】」というのがある。 「古今相撲大要」に「相手より足を取らんとする際に其首を押へ廻シを引上げて廻すをいふ」とあり、つまり足を取られたときに上手を取って体を廻しながら引き据えるものである。 「古今相撲大全」には「ひざこまハし」とある。 下手投げ【したてなげ】 四つに組んで下手を引き、敵の虚に乗じて腰を入れて投げを打つ。 片手は相手の肘を殺すか、膝を払うとよい。 横綱輪島の十八番。 小手投げ【こてなげ】 相手が差して一杯に出てきたとき、敵を呼び込んで相手の差し手を上手側から褌を取らずに巻き込んで打つ。 横綱男女ノ川、大関大内山がよくやった。 掬い投げ【すくいなげ】 差した腕で下手を取らずに腕を返しながら腰を入れて投げる技であるが、上手くなると腕を返すだけで相手が崩れる。 相手が不用意にただ差して寄ってきたり、外から抱えられて寄られた時に掬い上げるように打つ技である。 残る一方の手は、上手の時は相手の差し手を抱え、差している時は胴を巻く。 横綱大鵬の得意手。 上手出し投げ【うわてだしなげ】 腰を入れるのではなく、肘を締めて体を開き上手から相手を地に這わせるように投げる。 体の開きが足らないと決まらず、逆に寄られる。 顎で相手の肩を締め、肘で相手の肘を極めるのがコツとされる。 横綱栃錦、横綱栃ノ海、大関霧島、大関栃東の得意技。 昭和30年に68手の決まり手が制定された当時は、上手下手の別なく「出し投げ」とされていたが、 35年に70手とされた際に分離された。 下手出し投げ【したてだしなげ】 腰は入れず、肘を締めて体を開き下手から相手を地に這わせるように投げる。 体の開きが不十分だと浴びせられる可能性大。 顎で相手の肩を締め、肘を締めて相手を真下に引き摺り落とす。 腰投げ【こしなげ】 上手でも下手でもよいし、廻しを取っていなくともよい。 腰を深く入れ、相手を自分の腰に完全に乗せて前へ大きく投げ飛ばす大技である。 潮錦が見せた後は滅多に見かけない。 首投げ【くびなげ】 相手に差されて寄られた時に一発逆転を狙う捨て身技である。 片腕を首に巻いて投げるが、もう一方の腕は相手の肘を抱えるか、腕を返すかしないと決まらない。 「古今相撲大全」には「そくびなげ」として出る。 一本背負い【いっぽんぜおい】 立ち合いか、突っ張り合い、または押し合いに際し、敵が出端に出してくる利き腕を、素早く引っ張り込んで肩に担ぐようにして前へ投げる技である。 明治末期の両國が鶴渡や太刀山をぶん投げたことで知られる。 昭和末期には十枚目の魄龍が多く決めた。 「古今相撲大全」や「古今相撲大要」には「おひなげ」「負投」として出る。 二丁投げ【にちょうなげ】 廻しを引く引かぬの如何を問わず、片足を敵の両足の前に引っ掛けてぐいと大きく投げを打つ。 よほど足と腰が強くないと決まらない。 大関鏡岩がこの手で奇勝を博したことが数番ある。 「角觝画談」には、二丁投げの別名として「二丁掛」が挙げられている。 ここでは、二丁投げの形に足を掛けたら相手が倒れたという場合に限り、「 二丁掛け【にちょうがけ】」を採る。 櫓投げ【やぐらなげ】 上手、下手の両廻しを引き、投げる方の膝または腿を相手の内股に入れて吊り上げ気味に思い切り良く振り廻して投げ捨てる。 実に華やかな技である。 腰などの力がないととても決まるものではない。 横綱常ノ花や関脇羽嶋山が得意とした。 上手から投げたか下手から投げたかによって「 上手櫓【うわてやぐら】」「 下手櫓【したてやぐら】」に分かれる。 「相撲隠雲解」には「四ツ身ニテ上手廻シヲ取テ同上手ノ足ヲ相手ノ内股 江蹴込心ニテ下手ノ方 江廻ツテ落ス是ヲ上手矢倉ト云下手ヨリ釣上ケ廻リナガラ合手ノ膝ヲ我上手ニテ払フ是ヲ下手矢倉ト云」とある。 また、櫓に吊り上げざま大きく振り廻すのを「 矢柄投げ【やがらなげ】」といい、「古今相撲大要」に「相手の廻シを取り矢倉の如く振まハして投るをいふ」とある。 相手を腹に乗せることを「腹櫓にかける」というが、明治の横綱境川の得意と伝わるもので、左右で抱えながら腹に乗せて振り、これで決めた場合を「 腹櫓【はらやぐら】」とする。 掛け投げ【かけなげ】 敵の差し手を小手に巻いて、あるいは首に巻いて足を内掛けに搦んで小手投げを打つのが元来の掛け投げ。 しかし現在は組み手に関わらず内掛けから足を上げて投げると全て掛け投げとしているし、「古今相撲大全」の挿図は肩越しの上手からの投げである。 他方、「角觝画談」には、掛け投げについて「小手投げの要領と同じ案配に打つのである」とし、搦み投げは「差手で敵の褌を引き」とある。 結局はっきりとはしないが、小手の場合のみを「掛け投げ」とし、 掬いの場合は「 裏掛け【うらがけ】」、上手の場合は「 上手搦み投げ【うわてからみなげ】」、 下手の場合を「 下手搦み投げ【したてからみなげ】」として区別することとする。 但し「裏掛け」についての根拠は不明確、「相撲強弱理合書」に「裏繋」とあるが、実際にどのような技であったかは分からない。 掴み投げ【つかみなげ】 上手であろうと下手であろうと一本廻しを掴み、相手を真上にエイと吊り上げ、右廻しからなら右へ、左廻しからなら左へ振り飛ばすか、 または、ブンと掴み上げざま廻しを放して相手を俯せに落とす強引な技。 掛け手 内掛け【うちがけ】 両褌を自分の方に引きつけて、自分の足を敵の真ん前の方の足の内側へ引っ掛ける技。 敵の足の下の方、できるならば足首に掛けるのが良く、掛けたあとは力を抜いて靠れ込む。 足を掛けたあとは力を抜いて靠れ込む方が決まりやすい。 大関の琴ヶ濱、増位山父子、霧島、関脇新海、綾昇などが得意とした。 外掛け【そとがけ】 両褌を自分の方に引きつけて、自分の足を敵の真ん前の方の足の外側へ掛けて倒すか土俵から出す技。 横綱北の富士、二代若乃花の得意手。 掛けを両足で同時にやるのを「 二足掛け【にそくがけ】」という。 「古今相撲大要」に「相手に釣上けられたるとき我か両足を相手の両足へ掛るをいふ」とある。 足を掛けて体を預けて倒すのを「 掛け靠れ【かけもたれ】」というが、足の恰好の区別がつかないことから、採らない。 手斧掛け【ちょんがけ】 片方の足先を曲げて、対角線側にある相手の足に内側から掛け、寄るなり突くなり捻るなりして倒す技。 切り返し【切り返し】 最もよく見られるのは、片足を相手の足の後ろ外側に踏み込んで相手を仰向けに倒す形。 投げの防ぎ手として、また内掛けの返し手としてもよく使われる。 但し、本来は相手が投げまたは掛けにきた時にその反対側に相手の体を後ろざまに捻り捨てる技であるから、 相手が外掛けまたは切り返しにきた時に内搦みに倒しても切り返しとなるべきである。 河津掛け【かわづがけ】 いずれかの足を相手に内掛けに搦め、自分の体を後ろに倒すようにしながら掛けた足をはね上げ、相手が自分の下になるように捻じり倒す荒技。 関脇陸奥嵐、大関貴ノ浪の得意技である。 相手の首を巻いて掛けることが多いが、小手に巻いて掛けることもある。 もともとは恰好が蛙の足に似るので「蛙掛け」と言った。 その後「曾我物語」に書かれている「河津三郎と俣野五郎の勝負」にこじつけて「河津掛け」となったが、この勝負には河津掛けは出てこない。 「古今相撲大全」には「此手ハ上古より有て蛙がけといふ然るに河津俣野すまふのとき此手出来りし故に混雑せりといへり」云々とある。 なお、協会の星取表には現在「かわずがけ」と書かれている。 蹴返し【けかえし】 四つに組むか、押し合い突き合いにおいて、単に足を内側から蹴って倒すか、蹴って引き落とす技。 蹴手繰り【けたぐり】 立ち合いざまに足を飛ばして手繰り落としたり、突っ張り合い、押し合いで蹴って手繰る。 現在は叩く場合も含む。 海乃山が大鵬などを続々と血祭りに上げ、横綱吉葉山も見せた。 三所攻め【みところぜめ】 下手を深く差して喰い下がり、機を見て差した方の足を内掛けに搦め、反対のほうの手で内枠でも外枠でもよいから渡し込み、頭で相手の胸乃至腹を押して倒すのが基本型。 舞の海のはこの形である。 かつて那智ノ山が得意にしたが、那智ノ山のは外掛け、大股、押しの組み合わせだった。 明治の名関脇玉椿の得意としたところのものである。 「古今相撲大全」には「みところづめ」とあるが、いつしか「三所攻め」になった。 「相撲四十八手」の笠置山の解説によれば、「三木愛花氏の著『角力通』などに「三所攻め」と書かれたためであろうが」という。 渡し込み【わたしこみ】 押し合い寄り合いのときに、腕を突きつけるとともにもう一方の手で敵の足を引っ張り込んで倒す技である。 足は内からでも外からでも取って良い。 内側から取るのを「内枠」、外側からなら「外枠」という。 引っ張り込むといっても持ち上げるほどではなく、これを支点にしながら腕を突きつけて倒すものである。 突きつける腕が上手になり、相手を浴びせるような形になった場合は「 大渡し【おおわたし】」とする。 「日本体育叢書第八巻・相撲」では「渡込を靠込とすれば、大渡は浴倒に比すべきである」としている。 二枚蹴り【にまいげり】 基本型は、四つに組んで下手を引きつけ、上手から吊るようにして自体を反らしながら差し手側の足を外から飛ばして足首のあたりを蹴り払うもの。 上手下手が反対でもできるが下手側の足を飛ばした方が効果が高い。 決まると実に鮮やかである。 栃錦、若乃花の両横綱が得意とし、また関脇藤ノ川や横綱双葉山も見せた。 小股掬い【こまたすくい】 出し投げを打つかして相手の横につき、相手がハッとして反り身になり、重心が後ろに傾いたときに、自分に近い側の相手の内腿を掬い上げて倒す。 昭和初期に関脇幡瀬川が得意とし、いつ足を取られたか分からないというほどの神業であった。 戦後は大関旭國のが有名である。 外小股【そとこまた】 出し投げを打つかして相手の横につき、相手がハッとして反り身になって重心が後ろに傾いたときに、自分に近い側の相手の内腿ではなく外腿を掬い上げて倒す。 大股【おおまた】 出し投げを打たれた相手が小股掬いを恐れて反対の足、即ち自分から見て遠い方の足を踏み込んできたときにその足を内側から掬って倒す。 那智ノ山が得意とした。 褄取り【つまどり】 平成23年 1月以降不採用とする 相手の足首より先を取って倒す。 相手を出し投げで泳がせるか、脇へ抜けて前にのめらせ、後ろについて相手の片足の甲もしくは踝を取って引き上げ倒す。 「褄」の字は明治以来のものといわれる。 幕末の両國が得意にした「爪取り伝説」が残り、 そのため、平成12年末決まり手追加で小褄取りを復活させた際、爪先を取って倒す場合のみを「褄取り」として定義し直した。 現在では偶然の産物としてしか出ないが、まさに「はずみ」で平成12年 3月に横綱曙が決めてしまった。 なお、「角觝画談」には「爪取り」として「足首を取り上げて敵を尻餅つかせ、又は四ツ這ひにさせる手口」とあり、以下に出る「小褄取り」と「裾取り」をもすべて包含するものと考えられ、 これらを細分化すると却って分かりにくくなると思われることから、 平成23年 1月以降は協会による「褄取り」「小褄取り」「裾取り」全てについてを「 爪取り【つまとり】」とする。 小褄取り【こづまとり】 平成23年 1月以降不採用とする 突き合い中や立ち合いに低く入って相手の足首から踵を正面から取って大きく持ち上げ倒すか、 相手の後ろから足首を引き上げて前に這わせるか土俵から追い出す技。 即ち、前または後ろから足首を取って引き上げる。 平成12年末の決まり手追加により復活。 横から取ると裾取りに入れられることになる。 足取り【あしとり】 片手で相手の腿を外側から、 もう一方の手では内側から足首辺りを取り、自分の頭は取った足の腿につけて靠れ込み、こうして倒すか押し出すもの。 但し現在は、足を取る決め手のうち、渡し込み、小股掬い、外小股、大股、褄取り、裾取りのどれにも入らない場合は総て足取りを採る。 若葉山が足取り名人と言われた。 片手で真ん前の足を内側から掬い上げて倒すのを「 叉股【さまた】」という。 「古今相撲大全」に「此手ハ何れの時にか有けん唐土より大さまたといふ者日本に来り数多の相撲を取けるが此大さまた手合するとひとしく右の手にて多くの人をなげころせしより此手はじまる」とある。 外側から掬い上げた場合は「 外叉股【そとさまた】」とする。 相手が自分の後ろについた際に、自分の股の間から相手の足を取って倒すのを「 鋪小股【しきこまた】」といい、 「古今相撲大全」や「古今相撲大要」に出る。 片手で相手の足を外側から取って押し出すのを「 外足【とあし】」といい、これも「古今相撲大全」や「古今相撲大要」に載る。 裾取り【すそとり】 平成23年 1月以降不採用とする 相手が打った投げを堪えながら、 つまり相手の横についている状態で 腕を伸ばして相手の足首を外側から取り、渡し込むように倒す技。 相手の真正面または真後ろから足首を取ると、小褄取り。 裾払い【すそはらい】 相手の横に喰いついて、自分の近くにある相手の足の踵を後ろから蹴って仰向けに倒す。 栃赤城が得意にした。 ただ、「払い」の語には違和感があることから、「古今相撲大全」の「手砕八十六」にある「裾返」を借りて「 裾返し【すそがえし】」とする。 反り手 居反り【いぞり】 相手の脇の下に頭を入れて喰い下がり、相手が寄ってくるのに対し腰を落として反り返って倒すか土俵外に出す。 撞木反り【しゅもくぞり】 相手の差し手の肘を抱え込み、その腕の下に潜りながら、一方の手で相手の内腿を取って完全に肩に担ぎ上げ、反り倒す。 丁字形に重なり倒れるその形が撞木に似ているところからついた名前。 肩に担ぎ上げた恰好で土俵外に歩み出たり、土俵に相手を落としたりした場合を「 衣被き【きぬかずき】」という。 「古今相撲大要」には「相手の手を取り脇の下へ首を入れ又其足の間に手を差込み横にかつぐをいふ」とある。 掛け反り【かけぞり】 現在は足を搦ませて反れば掛け反りを取ることになっているが、 本来は、頭を相手の脇の下に入れ、頭と反対の方の足を外掛け、内掛け 河津掛け 、切り返しのどれかの形にして反る技。 反りの中では最も易しいとされるが、とんと見ない。 頭と同じ側の足を掛けて反ったものを「 擬宝珠反り【ぎぼしぞり】」といい、 「日本体育叢書第八巻・相撲」では「右四つ両手に褌を引き、頭を敵の左脇下に入れ、右足を外掛けに行き、右手で乙体を押へ、左手で乙体を上げる様にして後に反りかへるのである」としている。 襷反り【たすきぞり】 相手の差し手の肘を抱え込み、その腕の下に潜りながら、一方の手で相手の内腿を取って、 襷を斜めにかけたように敵の体を背負ったようになって後ろに反って倒す技。 外襷反り【そとたすきぞり】 相手の差し手の肘を掴み 相手の差し手が左なら右で掴む 、もう片手 前記の体勢ならば左 を相手の差し手の上から廻して相手の足 前記の体勢のときは左足 の内側に当てて反るようにする。 相手は差し手の肩が極まって手 この体勢では右手 を着くことになる。 大正時代に出た書物では「外襷」とのみ記されることから、 ここでも「 外襷【そとだすき】」とする。 伝え反り【つたえぞり】 相手の差し手の手首あたりを取り、その下つまり相手の脇を潜り抜けながら体を反らせて相手を倒す技。 平成12年末に追加された。 捻り手 突き落とし【つきおとし】 相手の腋の下に外側から親指を入れ、他の指を揃えて肩に当て、捻りながら相手の体を突きつけるようにして落とすのが正しい突き落とし。 上手でも下手でもよい。 相手が突進してくるのを体を開いてかわすのを「去なす」といい、多くの場合手を添えて行うが、突き落としとまでは言えない場合がある。 これで勝負がついてしまった場合については「 去なし【いなし】」とする。 また、去なす際に手で強く相手を撥くことを「掻っ撥く」といい、 これで決まったならば「 掻っ撥き【かっぱじき】」とする。 巻き落とし【まきおとし】 差して一杯に押してきたとき、相手の上体が伸びて上手側の足が流れたとき、或は投げにいって相手が外掛けにきたときなど、 咄嗟に相手の体を下手に押さえ、上手側は小手に巻くか突き落とすかして、差した方に巻いて落とす。 大関五ッ嶋の得意技であった。 なお、両差しで廻しを取らず、両腕で胴を抱えて捻り捨てる技については、「掬い投げ」とも「巻き落とし」とも異なることから、 「古今相撲大全」の「手扱八十二」にある「 胴捻り【どうひねり】」を名称として採る。 勿論、「古今相撲大全」の「胴捻」がこの技であるかどうかは明らかではない。 とったり【とったり】 立ち上がりざま、突き合い押し合い、小手投げ崩れのいずれかで、相手が差しにくる腕 以下括弧内の左右は、相手の右を取った時のもの を取る場合、 一方の手 右 で相手の手首 右 を掴み、もう一方の手 左 では取った腕の肘 右 を下から抱え込むようにして相手の横 右 に並ぶようにして自分の肩を入れ、曳き廻すようにして捻り捨てる技である。 大関旭國が、右差しにくる相手にやって成功させていた。 「古今相撲大全」では「ひきまハし」とされている。 「角觝画談」には「実際芝居のトツタリから起つたもので、これを引かれて倒れる者が、正しくトツタリ 捕手役 がトンボ返りをうつやうに倒れるからであつた」とその由来を説く。 逆とったり【さかとったり】 返し技の逆とったりは、相手がとったりを打ってきた時に、取られた腕を抜くようにして、 反対の手で抱えている相手の手首を持って腰を捻じるようにして振る。 返し技でない逆とったりは、一本差して、相手がその腕を取ろうとする時に相手に背を向けて取られた腕を引っ張って振ると、 先にとったりを引いたことになって相手がのめる。 戦前では金湊、戦後では栃赤城が有名である。 肩透かし【かたすかし】 浅く四つに組んで、差し手を相手の腋の下に引っ掛けるようにして前に引くと同時に、 一方の手で相手の肩のあたりを叩くか首根っこを掻くようにして曳き廻して倒すのをいう。 決まれば相手は四つん這いになるのが普通。 体を開くことが肝腎である。 押すと見せて引き、差し手を抜きざま他方の手で相手の腕のつけ根を引っ張って透かし落とすのを「 上手透かし【うわてすかし】」という。 また、肩越しに上手を取って真ん前に透かし落とすものも「上手透かし」とする。 外無双【そとむそう】 下手に入った腕を逆に返して、対角線上にある敵の外腿に当てながら、もう一方の腕では相手の差し手を殺して巻き込み、捻り廻して落とす技である。 上から潰される危険性が高く、難易度は極めて高いが、決まると誠に鮮やかである。 戦前は関脇出羽湊、戦後は小結二子岳が得意とした。 当てる手が腿の高い位置である場合、「 高無双【たかむそう】」という。 「角觝画談」に「あてる腿が高腿であるだけの相違である」とある。 明治大正期の千年川が大得意とし、その大胆な気質と相俟って立ち合い一閃の見事な斬れ味を見せた。 内無双【うちむそう】 自分の上手側の手を内転させて相手の差し手の方の内腿に当てて払うようにしながら、 自分の差し手で巻くような恰好で体を捻ると相手の差し手は肩から極まって倒れるというもの。 「無双の名人」といわれた二子岳が外無双とともに華麗に決めていた。 最近はよく出るものの、あまり綺麗なものがない。 頭捻り【ずぶねり】 頭を相手の肩か胸に当てておく、或は相手の腋の下に入れてもよい。 そして頭を軸にして捻り倒すのをいう。 肘を掴んで捻るのが最も多いが、前褌を取って捻ってもよい。 但し廻しを取って捻った場合、正式発表においては上手捻りや下手捻りを採られている。 上手捻り【うわてひねり】 四つに組んで、上手からグイと捻って相手を制圧する。 腕力自慢の力士がよく使い、横綱の吉葉山や隆の里が得意とした。 迂闊にやると出足を誘うので注意を要する。 下手捻り【したてひねり】 下手廻しを取って真下に捻る。 相手の足が流れているときに捻るとコロリと転がる。 網打ち【あみうち】 主として土俵際での捨て身技。 相手の差した腕のつけ根辺りを両腕で抱えて極め、右腕を抱え込んだなら自分の右方向に捻り倒す。 抱える手の形は、相手の右腕を抱えているなら、左腕は外から、右腕は内から抱える。 投網を打つ様子に似ていることから出た名。 北の洋が逆転技として用いた。 相手の腕を両手で抱える際、両手とも外側から抱えた場合については「 外網打ち【そとあみうち】」とする。 鯖折り【さばおり】 廻しを引いて相手の体を引きつけながら、上からのしかかるようにして膝を着かせる力技。 上背、体重ともにないと難しい。 長身の力士が両上手で行うことが多い。 関脇出羽ヶ嶽や小結大起が得意とした。 「腰挫き」ともいい、「古今相撲大全」にも「こしくぢき」で出ており、また「古今相撲大要」によれば、「腰折キ」の項に「俗に「サバヲリ」ともいふ」とされている。 波離間投げ【はりまなげ】 「投げ」となっているが捻り技である。 相手が低く腰に喰いついて寄ってきた時、片手は普通の上手の取り方で、もう一方の手では相手の肩越しに、元々取っていた上手と拳を並べるようにして上手を掴み、打っ棄るように振り捨てる。 関脇明武谷が時々見せた。 一方の上手だけで行う場合、例えば自分の左後方に振り捨てる場合であれば左上手から振り捨てるような場合は「 片手波離間投げ【かたてはりまなげ】」とする。 大逆手【おおさかて】 上手から引きつけ、相手が出てくるところ、腰のバネを利かせて上手から吊るようにしつつ上手方向に振り倒すか、土俵外に振り飛ばす技。 平成12年末の決まり手追加により復活。 同様に下手から行った場合については、公式の決まり手には特に何もないが、ここでは「 小逆手【こさかて】」とする。 腕捻り【かいなひねり】 相手の片手を両手で取って撓める形から外側に捻り倒す。 相手が寄り返す端を捻ることが多い。 怪力型の力士がやるが、この技を得意技にした力士は殆ど大成しない。 相手の片手を取る際に、 通常であれば片手は外側にし、他方の手を内側にするが、苦し紛れで両手とも外側から相手の腕を捻る場合がある。 これを「 外腕捻り【そとかいなひねり】」とする。 似た手で押し合いの最中に相手の力がかかってきた側の腕を取って外側前に引き倒すものを「 腕廻し【かいなまわし】」という。 「相撲の私記」には「龍か鼻と西の香取山とたかひに二のうてをとりあひ頭を肩に付をしあひたるか龍か鼻のつよくをしける肩の身をはつし腕をとり前へ引たふし香取山かいな廻しのかちと定む」とある。 合掌捻り【がっしょうひねり】 四つに組んで、相手の差し手を抱えられなかったとき、下手と上手を相手の背で合掌に組んで、上手の方で相手の肩を押さえ込むようにして引き据える技である。 明治の関脇海山 横綱玉錦の師匠 が得意とし、常陸山をも揺さぶって遂に倒した。 徳利投げ【とっくりなげ】 相手が両筈か浅い両差しで押して出てきた時に、両手で相手の首を挟み、左右いずれかに捻るようにして投げる技で、首捻りの一種。 徳利の首を両手で押さえて転がすように見えるのでこの名がある。 立ち合いいきなりやることもある。 明治の大関大達が大得意にし、横綱三代西ノ海が、強力と長身を利して小兵を退治したことも数回あったと伝わる。 平成12年末の決まり手追加により復活した。 首捻り【くびひねり】 片腕で相手の首を巻き、もう片腕は相手の腕を小手に巻いて、いずれかの方向に直角に捻り落とす技。 首側へ捻るのは割合にたやすいが、小手側へ捻るのは至難といえる。 昭和以降、どちら側に捻るのか解釈が揺れたが、相手の首を攻めて捻っておればどちらでもよい。 首を抱えて自分の腹に乗せ、抱えた側に振り捨てるのを「 首櫓【くびやぐら】」といい、 「角觝画談」に「敵の首を抱きかゝへ、自分の体をよせて、腹へ乗せるが早いか、吊るやうにして振り廻しながら、大きく半円を描いて、抱へた手の方へ投げ棄てるのがある」と記されている。 小手捻り【こてひねり】 四つに組んで上手を取らず、小手に巻いてその側に捻り倒す。 但し、小手側に捻っても、相手の首を押しつけて捻り倒せば、首捻りに入れられる。 特殊技 引き落とし【ひきおとし】 相手の腕を取って引く、または前褌を取って真っ直ぐに引き、相手を這わせるか膝を着かせる。 相手に触れないで自分が下がって相手を這わせてもよい。 相手の両手を取って捻り倒すのを「 両手捻り【もろてひねり】」といい、昭和19年 1月14日目に相模川が佐賀ノ花を破って優勝争いを混乱させた。 引っ掛け【ひっかけ】 立ち上がりか、突っ張られたときかに自分の体を躱し、出端の相手の利き腕を自分の手に引っ掛けて前に捻り倒すか土俵外に飛び出させる技である。 相手の右腕を取ったなら自分の右側前に捻る。 あまり褒められた技ではない、というよりも邪道に近い。 引っ掛けて相手が土俵を飛び出した場合を「 手繰り出し【たぐりだし】」、倒れた場合を「 手繰り込み【たぐりこみ】」というが、 ここでは引っ掛けを数回続けた場合について「手繰り出し」「手繰り込み」を採る。 叩き込み【はたきこみ】 相手が低く出てくるのに対し、体を開いて相手の首、肩、背を両手または片手で叩いて這わせる技である。 そのうち、首を叩いて落とすものを「 首叩き【くびたたき】」という。 また、相手に攻められたときに、右前に飛び違ったならば、逃れざま左手で背後を叩く技を「 飛び違い【とびちがい】」といい、「古今相撲大全」にある。 素首落とし【そくびおとし】 立ち合いざまか、突き合っているときに、相手の出端を去なし、首を掻くようにして前に引き落とす技。 平成12年末の決まり手追加により復活。 吊り出し【つりだし】 相手の体を完全に持ち上げて土俵外に運ぶ。 主に胸を使って相手を運ぶ。 吊ったらば差し手側に歩くのが定石とされ、上手側に歩こうとすると外掛けでぐらつき倒れる。 吊りの名力士は多く、大正の横綱大錦、昭和になってからは関脇肥州山、関脇明武谷、横綱玉の海、小結若浪、大関大麒麟、大関霧島と続いたが、最近は力士の重量化のために減少傾向を辿る。 吊りながら投げを打って決めた場合、上手投げか下手投げかによって「 上手吊り投げ【うわてつりなげ】」「 下手吊り投げ【したてつりなげ】」を採る。 ただ、「古今相撲大全」の「手扱八十二」にあることはあるが、ここでの扱いと一致するかどうかは不明である。 送り吊り出し【おくりつりだし】 平成12年末追加。 相手の後ろに廻って、後ろから抱きついて抱え上げ、土俵外に運び出す。 吊り落とし【つりおとし】 昭和30年にできた新名称で、当時は、相手の後ろに廻って吊り上げてから土俵に叩きつける荒技としたが、 実際は後ろでも前でも「吊り落とし」が採られ、平成12年末の「送り吊り落とし」新設により、こちらは前から吊り上げて落とした時のみの技となった。 もともとは「 胴突き【どうづき】」といい、「角觝画談」に「吊りあげて引据える」とあるが、平成12年末に決まり手が整備されたことから、採らないこととした。 送り吊り落とし【おくりつりおとし】 平成12年末追加。 相手の後ろについて相手を吊り上げてから叩きつけるか引き据える荒技。 送り出し【おくりだし】 相手の後ろに廻って押し出すのをいう。 相手の動きに対処できないために後ろに廻られて敗れる。 稽古が不足するとこの手で敗れることが多くなる。 送り倒し【おくりたおし】 相手の後ろにつき、土俵内外で相手を倒した際の名称。 昭和戦後にできた新名称である。 平成12年末の「送り」技大量追加 細分化 により、相手の後ろについて足を掛けずに真っ直ぐ前方に倒した場合にのみ適用されることになった。 協会の定義では土俵内において相手が倒れた場合にのみ適用することとなっているが、円の外に相手が倒れても送り倒しとされているのが実態である。 平成24年11月追記 送り投げ【おくりなげ】 平成12年末追加。 相手の後ろに廻って抱きつき、左右いずれかに投げ倒す。 送り掛け【おくりがけ】 平成12年末追加。 相手の後ろから足を掛けて相手を倒す。 掛けの形態は問われない。 送り引き落とし【おくりひきおとし】 平成12年末追加。 機をみて相手の後ろに廻って抱きつき、相手が送り出されまいとして堪えるところ、後ろ下へ引いて相手に尻餅をつかせる。 割り出し【わりだし】 一方に相手の差し手を抱え、もう一方の手は相手の喉、二の腕、胸に当てるか筈に宛がい、抱えた方へ捏ねながら、相手が差し手側ではない方に体を寄せてくるのを、割るようにしてグイと土俵外に出すことをいう。 抱えている側は下手でもよい。 横綱男女ノ川の十八番、関脇玉ノ富士も得意とした。 打っ棄り【うっちゃり】 土俵際で腰を落とし、自体を弓なりに反らせて相手を左右いずれかに振り捨てる。 体が割れるかどうかが決め手となり、体が割れないと寄り倒しの負けとなる。 昔の大阪 大坂 相撲では、打っ棄りは未練がましい技であるとして禁技とされていた。 打っ棄りは前頭吉野山、横綱双葉山が得意とし、後には横綱佐田の山、大関北葉山、小結若浪あたりがよく見せた。 極め出し【きめだし】 相手の差し手を外側から抱えて締め上げ、関節を動かせなくして土俵外に出すことである。 横綱吉葉山、関脇高見山、横綱隆の里、関脇水戸泉らがよくやった。 関節の自由を奪うのを「極める」といい、左右の差し手を外側から締めるのを「閂」、一方の差し手を外側から抱えて締めるのを「片閂」といい、一方の差し手を外側から締めながら片腕で喉を押し上げるのを「鉈」という。 相手の片手を両手で握るようにして動けなくすることを「撓める」といい、「泉川」ともいう。 この形から相手を土俵の外に出せば「 撓め出し【ためだし】」で、明和時代の大関出水川の十八番として技の名にまでなり、 のちに横綱初代西ノ海が大得意とし「出水川関」と呼ばれた。 以後、大関鳳凰、横綱常陸山、大関豊國、横綱鏡里も得意にした。 極め倒し【きめたおし】 相手の差し手を外側から抱えて関節を動かせなくし、相手を倒した時の名称である。 泉川の形で相手を倒した場合は「 撓め倒し【ためたおし】」。 後ろ靠れ【うしろもたれ】 相手が後ろに喰いついたとき、いちかばちかで後ろに靠れ込んで重ね餅に倒れるか、土俵から出す。 相手が抱え出そうとして後ろに倒れるというような場面でない限りあり得ないと思われるが、 平成10年からの僅か 3年の間に関取の相撲で 2つも出たこともあり、平成12年末に正式に決まり手として採用された。 呼び戻し【よびもどし】 四つに組んで差し手を返し、一方は上手から呼び込むようにし、相手はこれを堪えようとするところに差し手を突きつけると、反動で大きく浮き上がって墜落する。 横綱初代若乃花の得意手で、「揺り戻し」ともいい、横綱太刀山のは派手な決まり方から「仏壇返し」とも称された。 上手側は抱えていてもいいし、差し手の方は筈でもよい。 相手を呼び込む際に外掛けが飛ぶと呆気なく倒される可能性がある。 非技 勇み足【いさみあし】 勝負結果として記録される、すなわち非技。 攻め込んでおいて相手が土俵内に残っているにもかかわらず思わず足を踏み出してしまうものである。 バタ足気味だと確率が上がる。 戦時中に一旦廃止されたこともあった。 腰砕け【こしくだけ】 勝負結果として記録される、非技である。 相手の重量がかかっておらず、自分の不注意から腰を入れすぎたりして、勝手に腰から崩れ落ちる場合をいう。 何もされていないのに尻から倒れるのはおかしい、という理由から、協会は戦時中のみ一時廃止し、読売新聞も同様な理由から採らないようにしていた。 着き手【つきて】 相手が何もしていないのに 引いていることもあるが 、自分の体勢が下がりすぎて土俵に手を着いてしまうこと。 平成12年末復活。 着き膝【つきひざ】 寄り身にしろ押しにしろ自らの不注意から、あるいは稽古の不足から膝をがっくりと土俵に着いてしまうこと。 平成12年末復活。 踏み出し【ふみだし】 相手の力が加わらないまま自ら土俵を割るか、攻められて体勢を立て直さんとしたところで足を出したときの名称。 平成12年末追加。 足先が俵に掛かっている状態で踵が蛇の目に触れた場合を「 踏み切り【ふみきり】」というが、実際には足全体が俵の上から滑り出てしまうことも多く、区別ができないので、俵に足が掛かっているいないを問わず踏み切りに統一する。

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