心 が ぴょんぴょん する んじゃ。 [仁王2] のんびり妖斬 [乙πど素人]

あ~心がぴょんぴょんするんじゃ~ という言葉というかネタ?

心 が ぴょんぴょん する んじゃ

「IS動かしちゃった…と、うわっ、一瞬で既読159とか…きっしょあいつら…」 トークアプリの学年のグループトークでIS動かしたってこと言ったらこれや。 >剣ちゃんマジかよ! >剣ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!! >…なんで時守が来るのよ… >剣ちゃんが彼女作れないと思う人とりま挙手 >ノ >ノ >ノ >ノ >ノ 「…彼女?作らねーよ、ハーレムだハーレム、っと…」 >じゃあそのうち1人俺に >あ、俺も >俺剣ちゃんでいいで! >俺も剣ちゃん! >なんでホモが湧いとんねん!剣ちゃんは俺のもんや! 「悔しかったら学園来いや…と、」 >別にええわ。 >それより今年の阪〇やろ。 >補強失敗やろ?…幸先不安すぎる。 >今年助っ人無しやろ?…大砲誰? >剣ちゃんがハーレム作るの成功するか〇神優勝するかどっちが確率高いと思う? >阪〇やろ。 >剣ちゃんハーレムとか言って誰好きになってええか分からんと結局崩壊しそう。 「崩壊してもしきれない程おると思う…と、」 >人間のクズめ。 >剣ちゃんビビってるわ。 これ内心マジで彼女できるか不安になってるやつやで。 >最終的に剣ちゃんやったら皆仲良くさせそう。 >剣ちゃんの料理は胃袋掴むからなぁ。 「胃袋掴むとか怖すぎやろ…」 >え、ちょ…俺ら剣ちゃんに内臓掴まれてたん? >やめてや!怖いって剣ちゃん! >そのうち心臓とかも…? >アイエエエエエ!?ナンデ!?ケンチャンナンデ!? 「とりあえず楽しんで来るわ、と…」 >ん、二度と戻ってくんなや。 >JKの水着撮ってきたら家入れたるわ。 >彼女連れてきたら指輪買ったる。 >ハーレム作ったら商店街でパレードやな。 >んじゃ代表候補生になったらハワイ旅行な。 >代表なったら世界旅行。 >世界最強なったら商店街の全部の店半額にしたげる様におかんに頼んどくわ。 「マジか!?商店街半額とかマジか!コロッケ30円やのに15円やで!?」 >こーゆーとこ流石剣ちゃんやんな。 >うん。 ほんまアホやな剣ちゃん。 >でもそんなんやから皆に好かれんねんなぁ… 「…なんて繋げよ。 スタンプでいいか。 」 >スタンプを送信しました。 >スタンプを送信しました。 >スタンプを送信しました。 >スタンプを送信しました。 ・ ・ ・ アプリを閉じる。 え?俺が今何してるか? 「…時守、お前よくこんな状況でそんな事できるな。 」 「え?ダメなんすか?」 千冬さんが乗るISに抱きかかえられてんねん。 めっちゃ速いで。 新幹線普通に抜いてるもん。 「別にダメでは無いが…」 「あー、じゃあゲームしてるんで着いたら言って下さい。 」 …無言で睨まれた。 何でや? 「着いたぞ。 」 千冬さんの胸が揺れること数十分、一瞬で東京着きました。 …なんて言うか… 「空気汚ったな。 」 「開口一番それか…」 え、だってめっちゃ汚いですやん。 おばあちゃん家の周りくっそ綺麗やったし、ド田舎やから。 「お土産何買おかな。 」 「お前は今からどこに行く気だ…」 「へ?…あー、そっすね。 じゃあパンツとか買いに行きます?」 「…一人で行け。 」 「道分かりません。 」 「…着替えは後で親御さんに送ってもらえ。 事情は説明しただろ?」 「まあしましたけど…」 千冬さんと家を出る前、丁度おとんとおかんが帰って来たので事情を説明した。 カクカクシカジカ… 「へー、じゃあ剣が有名なったらこの店も有名なるやん!」 「…あ、あの…すいませんが国家重要人物保護プログラムという物が…」 「ん?つまりはそのなんちゃらプログラムで店もできひんし私も働けへんゆーこと?」 「そうなります。 援助は国や国連、IS委員会の方から出ますが…」 「母ちゃん!聞いたか今の!?」 「えぇ!!チケット買い放題や!どこ行く?まず韓国行きたい!アイドルに会いたい!」 「じゃあその次甲子園な!」 「あ、あの…目立った外出も…」 「なんやできひんの?…じゃあブルーレイでえっか」 「せやな。 剣も楽しんどいでや。 」 と言ったマイペースぶりを発揮。 それを見た千冬さんは『関西に越したい』と呟いてた。 …そんなに関東って冷たいんかな。 「…時守、お前には今日から…」 千冬さんが何か言おうとした時何かが降ってきた。 「ちーーーーーーーちゃーーーーーん!!」 「…っち!」 そしてすぐさま千冬さんに抱きついた。 …なんやこいつ。 …うさ耳…うさぎ!? 「全然ぴょんぴょんしてへんやないか!!?どないなっとんねん!!」 「え、えぇ…ちょ、ちーちゃん何この子。 」 「2人目の操縦者だ。 」 「ほほう、君が…」 そう言ってこっちに駆けてくるぴょんぴょんしないうさぎ。 …いや、一箇所。 ちゃうな。 二箇所だけぴょんぴょんしてる、いや、ぶるんぶるんしてる。 「…誰やうさぎがぴょんぴょんするとかゆーた奴。 ぶるんぶるんしとるやんけ…」 「んー?どうしたの?」 「いや、何もないっす。 …あの、千冬さん、このうさぎさんは?」 「篠ノ之束、ISの開発者だ。 」 「にょほほほまたね?」 「どう聞き間違えたらそうなるのかな?」 え、だって…聞こえなくない? 「篠ノ之束だ。 」 「篠ノ之束…あぁ、ISの開発者…」 「さっきちーちゃんがそう言ったよね!?」 「言ってくれはったんですか?千冬さん。 」 「あぁ、言ったぞ?」 すんません、聞いてなかったっす。 「うん、にょほほほまたねとか言われたの初めてだよ。 」 「え、そうなんすか?結構間違われやすそうな…」 「無いよ!?」 「え、マジすか…流石東京…」 「東京関係ないからね!?」 嘘だぁ。 珍しい名前の人ならちょっとボケるって当たり前やん。 「…で、さっき千冬さん何か言おうとしてませんでした?」 「無視!?」 「む、あぁ。 …お前には今日から寮生活してもらう。 それだけだ。 」 え、いきなり? 「すいません、やっぱパンツだけ買ってきていいすか?」 「…分かった、また特別使用許可を貰って教師に荷物を取りに行かせる。 」 「分かりました。 …で、何でうさぎさんはこんなとこに?」 うん、俺にはぴょんぴょんせぇへんうさぎなんか要らん。 「え、何でって…何でだっけ?」 「まさかお前が忘れるとはな。 」 「この子のテンションでおかしくなっちゃったんだよ!?…あ、そうだ。 ねーねー君さ、名前なんて言うの?」 「にょほほほまたねです。 」 「ふざけてるのかな!?」 はい。 「?そうですが。 」 「…急に冷静になったよ、何なのこの子。 」 「時守剣です。 」 「普通に答えるの!?」 ちゃうわー、そこは『普通に答えんのかい!!?ボケるんやったらもっとボケろや!』ってもっと強く言わな。 「で、なんすか。 ぶるんぶるんうさぎさん。 」 「…何となく分かったよ。 君のこと。 …では、けんくん!」 「剣ちゃんでお願いします。 友だちにはそう言われてるので。 」 「え、えぇ?まあいっか。 では剣ちゃん!君に専用機を作ってあげよう!君のことを気に入った!」 「…へぇ。 」 「反応薄っ!?」 やったね、専用機。 どうせモルモット用だろうけどね。 やったぜ。 「ま、まあ…剣ちゃんの要望とか無いの?」 「あ、じゃあ遠距離武装?とか要らないっすわ。 自分で殴ったり蹴ったりするほうが好きなんで。 」 「結構どぎついこと言うね。 」 え、ISって相手ボコボコにしたりされたりするんちゃうん? 「…まあ近接の方がお前は良いだろうな。 腕力はかなりあるし。 」 「え、何でちーちゃんそんなこと知ってるの?」 「バッティングセンターだ。 」 「…ねぇ、どうしたの?ちーちゃん。 剣ちゃんと関わっておかしくなったの?」 酷い言われようやな。 …全く! 「で!なんすか!ぶるんぶるん!!」 「最早うさぎさんとも呼ばないんだね…分かったよ、じゃあ近接武器メインで作ってあげるよ。 …じゃーねー!」 そう言ってやはりぴょんぴょんじゃなくぶるんぶるんさせて空へと消えていった。 …あぁ、いい奴だったよ。 「勝手に殺してやるな。 」 「え、あそこまで飛んでったら普通死にません?」 「あいつは死なん、そう言う奴だ。 さ、入るぞ。 …と、その前に。 」 IS学園の門に入る直前、千冬さんがこちらにくるりと向き直った。 「ようこそ、IS学園へ。 」 うん、やっぱそういうのやりたいよな。 俺もやってみたいもん。 「…部屋どこなんすか?」 「…それなんだが…もう一人の男子とは別部屋でな。 」 なん…だと…つまり、つまり! 「女子と一緒すか!?」 「あぁ、と言ってもただの女子ではないがな。 」 ただの女子ちゃうやと…!そんなもん… 「期待してええんですよね…織斑先生。 」 「何ににか知らんがやりすぎるなよ。 …しかしどういうことだ?向こうを出る前と今とで顔が随分いいものになってるぞ。 」 「あぁ、そりゃあね。 …俺にも色々あるんですよ。 」 そりゃそやろ。 …なんせあの後皆から送られて来たメッセージ…あんなん読んだら気合い入らん訳ない。 「まあいい、心持ちが変わったのはいい事だ。 1027、ここがお前の部屋だ。 それと…ほら、ここの鍵だ。 」 俺の部屋の前まで連れて来られ、ポケットから出された鍵を渡された。 …胸の谷間からとか期待した俺がアホやったんか。 「ありがとうございます!ちっふー先生!」 「…織斑先生だ。 」 「?別にええや無いっすか。 ほら、こんな感じであだ名付けられる先生って生徒に好かれてるって証拠になりますし。 」 「…はぁ、まあいい。 お前には何を言っても無駄みたいだな。 …皆がいる前では織斑先生と呼べよ?」 はいー、フリ貰いましたァ!! 「分かりました!じゃ、3年間よろしくです!ちっふー先生!」 「う、うむ…ではな。 」 ハッハッハ!楽しみだぜい!IS学園!笑いが止まらんわ!.

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【MMD艦これ】ご注文は艦これですか? OP再現 ニココメ

心 が ぴょんぴょん する んじゃ

九話 彼は再び魔王と邂逅する 陽乃side 私は、ある人を求めていた。 私のこの仮面に気づいてくれる人を。 でも、現実はそう甘くはなかった。 けど、私はようやく見つけた。 私が彼に最初に出会った時は雪乃ちゃんの男に相応しいな、とだけ思った。 真っ直ぐな雪乃ちゃんと、捻くれている比企谷くん。 この二人は案外相性が良かった。 でも、もうタイムオーバーだよ雪乃ちゃん。 悪いけど、比企谷くんは私が貰う。 だって、あんな言い方されて…興味を持たない訳が無いでしょ? 八幡side 何とか依頼に沿ったイベントが終わり、また平穏な毎日が戻ってきた…筈だった。 「…また依頼?」 「文句あんの?ヒキオ」 「いや、無いです…」 一難去ってまた一難。 奉仕部ってこんなに忙しかったっけ? それに…とにかく居心地が悪い。 一色と三浦が睨み合ってるんですけど。 …早く、帰ってくんないかなぁ。 「それで今日はどんな用かしら?」 「…その、なんていーか」 「ほら、優美子。 さっさと言っちゃった方が気が楽になるよ?」 「うっ…だから、あの…手作りチョコ、作りたくて…それで、作り方を教えて欲しい…」 …純粋だなぁ。 やっぱり、三浦はちゃんと女の子してるな。 「手作りね。 それなら教えるだけで良いのだけど…」 雪ノ下は何か問題があるのか、その続きを言おうか迷っていた。 …なにかあんのか? 「どうした?」 「いえ、それを誰に渡すかで言おうか迷っているのだけど」 「…隼人に」 「…そう、それなら難しいわね。 過去に女子達が葉山くんにチョコを渡そうとして、睨み合って、誰一人として成功した者は居なかったわ」 「…あっ、確かにそうかも!」 由比ヶ浜は記憶にあったのか、共感する。 「…あー、確かに起こりそうです…」 「それじゃあ、作る意味は無いんだ…」 「…取り敢えず何か策は無いか、考えてみるわ」 「…お願い」 「どうしましょうかねー」 「うん、何でお前そんな自然に溶け込んでるの?」 「…え?それはほら、私だって生徒会長ですし、この学校の生徒の悩みとあらば、相談に乗りますよー」 「いや、要らないから」 「酷いっ!わたしいらない子だ!」 おい、そのセリフは違うだろ。 確かにお前とは声が似てるが、それは心ぴょんぴょんするアニメのセリフだぞ。 「一色!」 ドン!と扉が勢いよく開かれた。 誰も何も、言わなくても分かるだろう。 平塚先生である。 「せ、先生…」 「はぁ…平塚先生、だからノックを」 「ああ、悪い。 急いでたもんでな」 トコトコと、いや威圧を込めながら平塚先生が一色に近づいていく。 尚、当の本人は俺の後ろに隠れている。 だから平塚先生が俺に向かって来てるみたいで本当に怖いんですが、ねぇ? 「一色。 送辞はどうした」 「え?掃除ですか?掃除ならやりまし」 一色が誤魔化そうとしたが、平塚先生はそれを遮り、怒る。 「な訳あるか!」 「ひぃっ!すいません!やります、やらして頂きます!命だけはっ!」 「…君は私の事をなんだとおもってるんだ…これでも傷つくのだが…」 こら、一色! 平塚先生はこういうのに弱いんだぞ! 「ほら、一色、君に決めた!」 「ちょ、私をポケモンみたいに出さないでくださいよ!」 「…はぁ、比企谷。 君も手伝ってやれ」 「え?嫌ですよ。 送辞っていうのは生徒会長が考える物でしょ?俺はただの生徒会役員なんで関わっちゃいけないですよ」 「比企谷くん」 死神が俺の名前を呼ぶ。 振り返りたくはない。 だが、その時にはもう俺は振り返っていた。 こ、こいつの霊圧が…俺を動かした!? 「比企谷くん、一色さんを手伝いなさい。 これは部長命令よ」 貴方達、一色に甘過ぎでは? 「はぁ…めんどい」 「面倒臭いのは私ですよー」 「それに付き合っている俺の方が面倒臭い」 「むぅ…ほらほら、先輩も考えてくださいよ」 「いいか?一色」 「はい」 「こういうのってネットでころがっている物を適当に繋いでいけばいいんだよ」 「…なるほど。 一理ありますね!」 「いや、駄目だろ」 誰だ、俺の意見に反抗する奴は!! と、隣を見てみるといつの間にか居たのか、副会長の本牧が居た。 「お、おう」 「それと、会長」 「はい?なんです?」 「そこの漢字間違っているぞ」 「あ、本当でした」 そういえば… 「お前の彼女さんはどこに行ったんだ?」 「え?えぇぇ!!バレてたのかよ!」 「そりゃあんだけイチャイチャしてたらわかるだろ…」 「…うぐ、そ、そうか」 だって、お前ら先週の土曜日に一緒に居ただろ。 俺は知ってんだからな! 取り敢えずリア充、爆発しろ! 「そういえば先輩って付き合った事あるんですかー?」 「ない、あざとい」 「別にあざとくないですよーだ」 「俺が付き合えていたら全人類付き合えているだろ」 「…それは自分の事を卑下しすぎです」 「俺もそう思うぞ。 比企谷は優しい奴だし」 お、おい。 なんだよお前ら。 べ、別に照れてねぇし! 嬉しくないんだからねっ! 「…それはそれとして、手を動かせ、手を」 「あ、照れてますね」 「照れてるな」 「うるせっ」 何だかんだこの生徒会も居心地良い。 「私、思ったんですけど生徒会って地味ですよねー」 「そりゃあ、実際に地味な作業しかしてないだろ」 「そうなんですよねー、あ、でも最近イベントやったのでこの調子でやって行ったらどうですかね?」 「えぇ…俺はもうイベントは懲り懲りだ」 「そんな事言わずにやりましょうよ!それでこの代の生徒会が一番だって証明してやるんですよ!」 一色は高らかに宣言する。 それは、推薦した奴らへの報復、見せしめだろうか。 まぁ、こいつなら純粋に知名度を上げたいだけだろうが。 「暇になったらな、暇に」 「今暇ですよ?」 「とにかくお前は送辞を書け!」 「…はい」 キレ気味の副会長に気圧されたのか、反省して無言で書いていく。 「その調子で一色を支えて行ってくれな」 「いや、比企谷も生徒会だからな?」 「そうだった…辞めていい?」 「駄目です!」 「駄目だ!」 …はぁ、働きたくねぇな……。 「よし、書けました!」 「んじゃ、戻るか…っと由比ヶ浜からメールだな」 えっと、なになに。 『もう時間だし、生徒会が終わったらそのまま帰っていいって!』 …なるほど、了解、と。 「一色、帰るな」 「え?一緒に帰りましょうよー」 「あざといな」 「…帰ってくれませんか?」 …くっ、こいつ卑怯な。 何が卑怯かって、俺が年下の上目遣いに弱い事を知っていながら使って来やがる! 「…分かったよ」 「よし、それなら帰りましょっか」 「じゃあな、牧本」 「さようならー」 「…あれで付き合ってないのかよ…」 一人、呆れる副会長だった。 「もう真冬ですね」 「そうだな、こんな寒いと冬眠したくなる」 「先輩ならそのままずっと寝てそうですね」 「出来るならそうしたいな」 「でも、そしたらこの可愛い後輩ちゃんと会話出来ないので駄目ですね」 「…ま、そうだな」 「あ、可愛いって認めましたね?ね?」 うぜぇ…。 しかも、可愛いのは否定出来ないから余計にうざい。 「私も、随分変わりましたよね」 「そうか?未だにあざといからそんなに変わってないから安心していいぞ」 「そういうのじゃないですよ!周りの話です、周りの!」 「あー、そゆこと。 何か変わったのか?」 「何かですね、友達が出来ました」 「…本当にそれ友達か?」 一方的に友達だと思っている人も居るからな。 あれ?それ何谷くん? 「はい、多分、恐らく、確証は無いですけど」 「大丈夫かよ…」 「まぁまぁ、私の相談とかにも乗ってくれますし!」 「ほーん、お前にも悩みがあるんだな」 「な、ありますよ!私だって乙女ですよ?悩みくらいいっぱいあります!」 「それもそうか」 「そういう先輩こそ悩みなんて無さそうですけど…実はあったり?」 「んー、どうだろうな。 無いといえば無い」 「先輩って悩まなそうですもん」 「それって褒めてるのか?貶しているのか?」 「え?そりゃ勿論褒めてない方ですけど」 「褒めてねぇのかよ…」 「…先輩!」 俺が振り向くと、一色は笑顔だった。 そんな一色の笑顔は、夕日に照らされていた その光景は、まるで一枚の絵のように、とても美しく感じた。 「私、今の生活が楽しいです。 先輩と話したり、生徒会でお仕事したり、奉仕部の皆さんとも遊んだり、青春みたいな、そんな感じです」 俺は言われてから気づく。 確かにこれは青春なのかもしれない。 俺が忌み嫌っていた、あの青春かもしれない。 「だから、私は先輩に感謝します。 生徒会長にしてくれてありがとうございます」 「…俺は、お前を利用したんぞ?」 「それでも良いです。 そのお陰で今の私があるんですから。 もし、あのまま私が生徒会長をやっていなかったらつまんなかったです。 好きでもない男子と遊んで、先輩に愛想を振りまいて、先生に媚びを売って、そんな、つまらない人生でした。 だからありがとうございます」 「…そうか」 「はいっ!だから、先輩には私の人生を変えた責任があります!」 「おいおい…楽しい人生なんだろ?」 「そうですよ、楽しい人生です。 なので、私も先輩の人生を変えてあげます!楽しい人生に!」 「…そりゃ楽しみだな」 「ふふ、ですよね!こんな生活がずっと、ずーっと続けば良いのになー!」 俺もそう思う。 けれど、嬉しい事が起きると、次は悲しい事が起きる。 これは生きている限り、必ず起きる事だ。 だから、今だけは。 今、この時間だけは楽しませてくれ。 俺はそう、居るはずもない神様に願った。 いろはside 皆さん、おはようございます! 生徒会長でもあり、乙女の擬人化でもある、一色いろはちゃんです! …あれ、私誰に喋ってるんだろう……。 と、そんな事は置いときます! 「いろは?おーい、聞いてる?」 「はいはい、どうしたの?」 「…しっかり聞いてた?」 「勿論、ココアかコーヒーか、どっちが好きかっていう話題だよね?私はココア一択だよ!」 「うん、聞いてないね」 あれ?どうやら選択肢を間違えたそうです。 …今のシーン、先輩だったらあざといで返してくるんだろうなぁ…。 「それで、いろは。 例の先輩はどうなったの?」 「せ、先輩?それって葉山先輩だよね?」 「違うよ、いろはがいつも話してくれる先輩だよ。 目は腐ってるけど優しいっていう…」 「あ、あー。 そっちですか」 「ぶっちゃけどこまで行ったの?」 「ぶっちゃけも何も…まだ、付き合ってもないですし」 「えー、まだ告白してないの?そんなんじゃ例の先輩二人に取られちゃうよ?」 「…そうなんですよねー」 「……いろはって、最近元気良いよね。 何かいい事でもあったのかい?」 「え、そう?」 「うん、何か、生き生きとしてると言うか…前までだったら私達と一定の距離で保ってたけど…今ではこうして話してくれてるし」 「…そう、なのかな」 私自身、周りの環境が変わった事には気づいていた。 けれど、それと同時に私が変わっていたんだ。 案外自分の事って気づかないもんなんですね。 「私は、いろはがこうやって素直に話してくれる事が嬉しい。 前のいろはって男に受けようとしてたじゃん?だから、ちょっと近寄りがたかったんだよね」 しょ、衝撃の事実! まぁ、知ってましたけど。 私は女子に嫌われている。 そんなのは当たり前のように感じてきた。 だから、そんな女子とは私は距離を置いてきた。 けれど、この子は違った。 『あのさ、そういうのやめない?』 『え?何がー?』 『その態度、明らかに私と距離撮ってるでしょ。 バレバレだよ』 『…そんな事ないよー!』 『私は、正直ないろはと話したい。 だから、そういう煩わしいの、やめて』 『…分かった』 それからですかね。 私が素直に話せたのは。 私は、周りからの印象を、強く意識してた。 どうやったら可愛く見せれるか。 どうやったら愛されるか。 ただ、それだけを考えていた。 …これも、先輩のせいなんですからね。 責任、取って貰わないと割に合わないです! そう思ったら先輩に会いたくなってきました! 「いろは、今先輩に会いたいって思ってるでしょ」 「ふぇっ?ば、バレてた?」 「うん、だって顔がニヤけてるよ?」 こ、これはやばいです! 私のテリトリーに先輩が入ってきて…。 ちょ、これどうしたらいいんですかね! あーもう!先輩のせいだー! 八幡side 「…何か、悪口言われた気が…」 いや、待てよ。 そもそも俺は毎日悪口を言われてる。 今更だったな、うん。 「……せんぱーい!」 …今、あざとい後輩の声が聞こえただろう? そう、実は幻聴なのだ。 普段聞き慣れ過ぎて脳が錯覚を起こし、聞こえる筈のない一色の声が聞こえるだけだ。 …俺って一色の事意識しすぎじゃね? 「ほら、可愛い私が会いに来ました!」 「あざとい、何で俺の場所しってんの?」 「先輩が居る場所何て私にはすぐ分かりますから!」 「あざとい、それでなんの用事?」 「だから、先輩に会いに来ました!」 「あざとい、それじゃあ俺は戻るわ」 「はい!って何帰ろうとしてるんですか!」 「…え?だってお前の行動全てがあざといんだもん」 「いや、それで帰ろうとしない下さいよ。 ちゃんと用を持ってきたんですから」 いや、そもそも用が要らないんですが…。 是非お引き取り願いたい。 「…はぁ、それで何だよ?」 「…先輩って前に比べて素直になりましたよね」 「そうか?そんなことは無いと思うが」 「そうですよー。 自分の事って案外分からないもんですよ!」 「ほーん、ソースは?」 「…ソース?何にかけるソースですか?」 「…そっちのじゃねぇよ。 その体験を誰がしたかっていう奴だよ」 「あー、そゆことですね。 私ですよ?」 「へー、そうか」 「反応薄いですね!?」 「…興味無いね」 「若干似てるのが腹立ちます」 「…お前、知ってんのかよ」 「やったことは無いですけどねー」 男子はそうゆうネタを知ってるとテンション上がるからな。 因みにソースは俺。 「…それで、相談なんですけどね」 「…因みに言っとくが、恋愛関係は力になれないぞ」 「それはまた今度です」 「…また今度すんのかよ…」 「今回はですね。 先輩に手伝って欲しいんです」 「手伝う?何をだ?」 「もうすぐバレンタインじゃないですかー?だから、それに向けて練習したいので…先輩にその味見をして欲しいんです」 「ほーん…え?それ俺じゃなくても良くね?」 「私にそんな事頼める人がいると思いますか?」 「…居ないの?」 「居ますよ?」 「居るのかよ…ならそいつに頼めよ」 「でも、女子と男子じゃ全然価値観が違うじゃないですか?だから、先輩にして欲しいんですよ」 「……分かったよ。 でもそれどこで作るんだ?」 「……そうでした」 「馬鹿だな」 「うぐっ…反論出来ないです…」 …どうするか。 一色の家に行くのは俺が嫌だ。 俺の身が持たないからな。 だったら…俺の家しかないか。 「…はぁ、俺の家で良いか?」 「…それは、迷惑になります」 「迷惑ならもうかけてるだろ。 それに、妹にも教えてやって欲しい」 「…妹さん、居たんですね」 「まぁな、だから…俺は別に良いぞ」 「…ありがとうございます。 お言葉に甘えて、先輩の家で作らせて頂きます!」 …何か、もう緊張してきた。 俺の家に女子が来るとか、何億年ぶり? いや、そもそも来た事ねぇわ。 小町に説明しないとな…。 「えぇ!お兄ちゃんが家に女連れ込む!?」 「人聞きが悪い、うるさい、勘違い乙」 「遂に、お兄ちゃんもやる事はやってたか…うん、小町感動したよ…」 「お前、話を聞け」 「それでそれで?雪乃さん?結衣さん?どっちなのー!」 「…いや、その、一色っていう後輩だ」 「…え?お、お兄ちゃん?」 「…何だよ?」 「浮気は駄目だからね!」 「違ぇよ、何かバレンタインデーにチョコを渡したいらしいから俺に味見をして欲しい、と言われたんだよ」 「…へー、そうなんだ」 「ああ、だからついでに小町も教えて貰え」 「…なるほど、あいあいさー!」 …小町、総武高校受けるって言ってたけど。 本当に大丈夫かよ…。 あ、でも由比ヶ浜が行けたって事は小町も行けるな、うん。 よーし、そう思ったら大丈夫な気が…いや、しないな。 今からもう心配で夜しか寝れねぇ…。 [newpage] 「…今日はよろしくお願いしますね!」 「おう…ってまぁ俺は何もしないけどな」 「味見でも充分ですよ」 「そんじゃ、行くか」 「はいっ!」 その後は電車に揺られながら俺の家に来た。 …緊張するわー。 っべー、マジ緊張するわ。 っべー。 あ、戸部は帰ってくれて構いません。 「…お、お邪魔しまーす」 「おう、邪魔するなら帰ってくれてもいいぞ」 「酷いですね!」 「お、貴方が一色いろはさんですか…ふむふむ、可愛い…ですが、何か小町と通ずるものがありますね…これじゃあ、妹としての立場を取られちゃいます…」 むむー、と小町は何やら唸っていた。 こいつは…まぁ、ほっとけばいいか。 「一色、取り敢えず座っててくれ」 「はい、先輩の妹さん。 可愛いですね」 「だろう?俺が小町を好きな理由が分かっただろ?」 「…まぁ、先輩のはシスコンが過ぎますけどね」 「うるせ」 「ココアでいいか?」 「はい、お願いします」 「はいよ」 俺はココアをコップに入れてお湯を沸かす。 「そういや、材料は持ってきたか?」 「勿論です!今日は気合いを入れて作りますから!」 「お、おう。 頑張ってくれ」 「それじゃあ、早速作っちゃいますね」 時刻はもう二時を回る頃だ。 おやつとしてなら丁度いい時間なのではないだろうか。 まぁ、甘い物なら何時でも幾らでも食べれるけどな! 「まずはチョコを溶かさないと…うーん、どれくらい作ろっかな…まぁ、取り敢えず二人分作ればいっか」 …ちゃんと作ってんだなぁ。 渡す相手は…やっぱり葉山か? ……ま、俺にはどうでもいいが。 「小町ちゃん、手伝ってくれる?」 「はい、任せてください!」 俺に妹が二人いたらこんな感じだったのだろうか。 いや、それは勘弁だな。 あざといコンビは最強すぎる。 下方修正はよ。 「よし、試作品第一号の完成です、せーんぱーい!出来ましたよー!」 「そんな大声で呼ばんくても聞こえてるっつの」 感想は普通に美味しかった。 俺が中学生の時に渡されていたら勘違いするレベルには美味しかったな。 というか、俺は義理すら貰った事がないので、何とも言えないが…。 「先輩どうでしたかー?」 「ん?普通に美味しかったぞ」 「それなら良かったです、じゃあ次はホワイトチョコレートでやってみましょうかね」 一色って案外器用なんだよな。 仕事とかも素早く終わらせてるし、こいつ、中々有能だな。 …なんか眠くなってきた。 だが、今は一色が家に居る。 俺は、寝るわけにはいかないっ! いろはside 「……」 「せーんぱい…って寝ちゃってる」 先輩の寝顔かーわい。 写真撮りたいけど…小町ちゃん居るしね。 それにしても、警戒心薄いなぁ…。 これって私だから、ですかね…? 「どうしました…あー、うちの愚兄が、すいません」 「ううん、別にいいよ。 そもそもリビングを使わせて貰ってるんだし、謝るのは私だよ」 「…それで…いろはさん。 うちの兄はどうです?」 「ど、どうって?」 「もー、言わなくても分かりますよねっ。 兄の事が好きなのでは、という事ですよ!」 「す、好き?私が?先輩を?そそそ、そんな事ないよー?」 「…慌て過ぎですよ。 いろはさん」 「それに…先輩にはあの二人が居ますし…私には先輩を好きになる資格なんて、無いんです」 そう、私はあの場所には入れない。 あの空間は三人だけの物。 私は…無理矢理先輩の隣に居るだけ…。 「そんな事ないです!」 「…こ、小町ちゃん?」 「そうやって自分の気持ちに嘘をつかないでください!いろはさんはもっと自分に素直になっていいんです、誰にでも人を好きになる資格はあります!」 「…ありがと、小町ちゃん」 先輩が小町ちゃんを好きになる理由が分かりますね。 こんなに素敵な妹さん、私も欲しかったです! あ、でもでも…私が先輩のお嫁さんになったら実質小町ちゃんは妹…なんて。 な、なんか自分で考えてなんだけど恥ずかしいっ! 「…ん、あれ、俺寝てたのか…?」 「あ、先輩」 「…なんで一色がここに?」 寝惚けてる…? もう、可愛いですねっ! ちょっと…からかってみましょう。 にひひ。 「何でって…おかしいこと言いますね。 それに…一色じゃないです」 「…?」 困惑してる、良いぞ良いぞ。 普段弄られてるから今日は私が先輩を弄る番です! 「私は比企谷いろは、ですよ?」 「…そうか、いろは」 「…ふぇっ?せ、先輩?」 「いろは、いつもありがとうな」 「ちょ、ちょっと…やばいです、やばすぎです…こんなの反則です!」 うぅ…先輩を弄るつもりだったんですが…くそ、やっぱり先輩は手強いですね…! 「んあ、一色?何してんだ?」 「あ、先輩」 「ん?悪いな、寝ちゃってたみたいだ」 や、やばい。 さっきの事を忘れられません。 先輩の顔をまともに見れないっ。 「べ、別にいいですよ?それよりも!チョコが出来たので食べましょう!」 「お、おう」 はぁ…もう一回だけいろはって言ってくれないかなぁ…。 付き合ったら言ってくれるかな…? …ってやばい!これじゃ完全に先輩にぞっこんじゃないですか! うぅ…先輩のせいですからね…。 八幡side 「今日はここら辺で終わりましょう!先輩、味見役と家をお借りさせて頂いてありがとうございました!」 「別にいい、小町にも教えてくれたし、チョコも美味しかったしな」 「いろはさん、また来てくださいね!」 「そ、それは…考えておきます…」 「一色、送っていくか?」 「いえ、大丈夫ですよ。 まだ五時ですから」 「そうか、気をつけて帰れよ」 「はいっ、ではまた明日です!」 「おう、じゃあな」 今日はなんだかんだ楽しかったな。 こんな日も、偶には悪くないな。 「料理イベント?」 「ええ、実は川崎さんからも依頼が来たの。 その内容は小さい子でも作れるお菓子を教えて欲しい、と。 だからどうせなら全部纏めてやってしまった方が良いと思って」 「なるほど、それで一色には?」 「あら、この企画は一色さんが考えたのよ?」 「…あいつがか。 ちゃんと生徒会長やってんな」 「そうね。 心配は杞憂だったみたいね」 あいつも成長してんだなぁ…。 何か、親の心境みたいだな。 「よし、じゃあ私も教える側に!」 「由比ヶ浜さん、それは無理があるわ」 「酷いっ!でも、クッキーは作れるようになったじゃん!」 「まだ完全には出来てないだろ」 「うっ…うぅー」 「大丈夫よ。 私がしっかりと教えてあげるから」 「ゆきのーん!」 由比ヶ浜が雪ノ下に抱き着く。 雪ノ下は恥ずかしそうに断っているが由比ヶ浜を解けなさそうだ。 うん、平和って良いね。 君達ずっとそうしてた方が良いと思う。 [newpage] バレンタインデー当日 はい、やって来ました男子高校生を苦しめる厄日。 この日になると男子高校生は妙にそわそわし始めるのだ。 理由は至って簡単。 …チョコを貰えるか、期待しているのだ。 もしかしたら…。 ワンチャン…。 そういった思いが重なり合い、周囲の目を気にしてしまうのだ。 俺も、かつてはそうだった。 だが、今は違う。 新生八幡は一味違うのだ。 初めから俺にはチョコを貰えない。 そう思っていけば、実際に貰えなくても落ち込む事は無い。 さあ、行くとしよう。 ……今日休みだったわ。 と、こんな茶番は置いといて、今日は料理イベント開催の日だ。 面倒臭いが行かなければ後々もっと面倒臭い事になることを俺は知っている。 「遅いわよ」 「えぇ…ちゃんと五分前に来たじゃん…」 「社会に出たら十分前行動が当たり前よ、と言っても比企谷くんの場合は一人行動しかしないだろうから安心ね」 「さりげなくぼっちにしないでくれる?」 「でも確かにヒッキーって一人で仕事こなしそう」 「まぁな。 一人でやった方が効率が良いし集中しやすい」 「それは私も同じね。 周りで無駄にうろちょろされても迷惑だわ」 ちら、と俺を見る雪ノ下。 …え?俺? 別に俺じゃ無いよね?ね? 「それじゃあ、集まった事ですし早速準備に取り掛かりましょう!」 お料理イベントには奉仕部の他に葉山グループに、川、川、川井?や、玉縄何かも居た。 あれ?何か混じってない? 「な、なぁ一色。 何であいつら呼んじゃったの?」 「え?多い方が経費が浮くじゃないですか」 そんな当たり前みたいに言われても…。 いや、そなんだけどさ? 俺が知らない間に一色が何か悪い方向に成長してる気がする。 「それに、多い方が楽しいです!」 「…そうかもな」 昔の俺ならば、集団よりも個人の方が楽しい、と言っていただろう。 実際にその考えは変わっていない。 けれど、集団も悪くない、かもしれない。 …うるさいのは勘弁だが。 「よし、それじゃあお料理イベント開催ですっ!」 そういえばふと思った。 …俺、何すればいいの……? 「君も来たのか」 声をかけられ後ろを振り向いてみると、みんな憎き葉山隼人が居た。 こいつは男子高校生の敵だからな。 「居ちゃ悪いか?」 「いや、意外だな、って思っただけだよ」 「俺は奉仕部だからな。 依頼された以上は責任持ってやる」 「…奉仕部、だからか」 「…なんか文句あんのか」 「君の意見はどうなんだ?奉仕部としてではなく、一人の比企谷八幡として」 「…その時でも変わんねぇよ。 頼まれたらやるだろ」 「そうか、やっぱり君は変わったな」 「だから変わってねぇよ。 俺が変わったって言うのなら世界が変わってんだよ」 「相変わらず捻くれているな」 「うるせ、ほっとけ」 「もし、君がピンチに陥ったら相談してくれ。 何か力になれるかもしれない」 「何でそんなに協力的なんだ?お前は俺の事嫌いなんだろ?」 「ああ、嫌いだよ。 けれど、そんな君に助けられた。 だから、俺も恩を返す」 「…ま、その時はその時だ。 今はイベント中だろ?」 「…そうだな。 確か君は甘い物が好きだったか」 え?何でこいつ俺が甘党なの知ってるの? もしかして…俺の事が…? 「人生は苦いからな。 甘い物食べなきゃやっていけない」 「君らしいな」 「俺は俺だからな」 「せんぱーい!」 遠くから一色が俺に手を振ってくる。 ほんと、あざといなぁ…。 「ほら、後輩が呼んでるぞ」 「分かってるよ」 「…いろはの事、頼む」 「…分かってる」 一色を守るなんてのは当たり前だ。 それが、俺の責任の取り方だ。 「どうですか?前のより少し甘くしてみたんですが」 「ああ、俺はこれくらいが丁度いいな」 「本当ですか!それじゃあ完成ですね」 「…ん?何で俺基準なんだ?」 「…はぁ」 「え?何で俺溜息つかれてるの?」 何か悪いことしたっけ…。 俺が自分の行いに悪い点があったか探していると。 「今までの感謝ですよ。 先輩っ」 「…あざとい」 「顔赤いですよ?にひひ」 「うるせ」 本当にあざといから困る。 今日の一色はあざとさMAXだ。 「…苦労してんな」 「ええ、本当にね」 三浦、由比ヶ浜と両方見てるからなこいつ。 てかこいつ料理も出来るとか、もう最強じゃん。 こいつに勝てる人なんて居るの? …あ、居たわ。 こいつの姉、魔王だったわ。 「由比ヶ浜さん、余計な物を入れないで」 「えー、コーヒー豆入れてみようよー」 「…そんな物を入れたら駄目になってしまうわ」 大変だな、こいつも。 さて、由比ヶ浜から逃げるか。 その後は俺が逃げ切れずに由比ヶ浜のチョコレートを味見させられたり。 一色に振られたり。 何やかんやでイベントは上手く行っていた。 「よし、これにてお料理イベントは終わりです!ご参加してくれた方々ありがとうございましたー!」 あちらこちらから拍手が聞こえてきた。 こうやって生徒会長の知名度を上げてくんですね。 「あれ?終わちゃった感じかな?」 その声の正体はおっとり天然、可愛さMAXこと、城廻めぐり先輩だった。 だがもうイベントは終わってしまった。 くそっ…城廻先輩からチョコ貰いたかったな…。 「…すいません、もう終わっちゃったんです…」 「ううん、気にしてないよ」 「うっ…これが本物の可愛さなんですか…」 一色が本物の可愛さに浄化されていた。 そこで俺は重大な事に気づいてしまう。 …待て、待てよ、城廻先輩が居るって事は。 俺の予感が的中したのか、さらに扉の奥からヒールの足音が聞こえてくる。 やばい、とにかくやばい。 ここから逃げなくては…。 あの人から逃げなければ、ゲームオーバーになってしまう。 俺がそう考えている間に、もう詰んでいた。 悪魔が、いや、魔王が扉から出てくる。 続く [newpage] 〜あとがき〜 皆さん、おはようございます! このシリーズはあと三話で終わる予定です 引き続き応援の方をよろしくお願いします! 今回は特に話す事は無いのでここら辺にします それでは、またね!.

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「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の「心が」はどう翻訳すべきか?

心 が ぴょんぴょん する んじゃ

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